日々ストレスを溜め込む社会人にとって、一日の始まりとなる朝、体をリラックスさせ、その日の自分のベストな状態を知ることは、パフォーマンス向上のカギになります。すでにウォーキングやジョギングを習慣化している人なら問題ありませんが、そうでない人が朝運動を取り入れるのは、なかなか大変なものです。でもわずか15分の運動でもいいのです。短時間でできる簡単なストレッチやヨガなどで、無理なく続けられることから始めてみませんか?



【朝運動のメリットとは?】
就寝時は睡眠ホルモンのメラトニンが出て副交感神経が優位になり、朝はセロトニンが分泌されて覚醒が促され、交感神経が働きます。きちんとセロトニンが出れば、14時間後にメラトニンが出てよく眠れ、翌日のパフォーマンスも上がるのですが、歳をとるにつれて、その分泌のメリハリがなくなってきます。サイクルが乱れて、不眠や疲れ、不調につながりやすくなります。朝運動するメリットは、午前中にスムーズに交感神経を働かせ、眠りを深くすることにあるのです。



【朝運動は脂肪が燃焼しやすく集中できる!】
朝起きて、スイッチオンしてもすぐ体が動くものではありません。寝ている間は、代謝もゆっくりお休みモードに入ってしまい、活発ではありません。そこで、朝起きてから運動することで、身体を起こしてくれるのと同時に代謝も起こす効果が期待できるのです。徐々にエンジンをかけていくことで、効果的に1日中脂肪を燃やしてくれる体になるのです。

そのためには、起床後に自分と向き合う時間をつくること。朝運動は、余計なことを考えていてはできません。朝は周りからの邪魔が入りにくい時です。朝起きてただ15分座っていたら、スマホが気になったり、その日1日やることを考えたり、たちまち意識が散漫になります。体にフォーカスすれば、集中力もアップします。人は夜寝るときに情報処理をするため、朝起きた時が、一番頭がすっきりと整頓された状態なのです。そのため、仕事にせよ、運動にせよ、朝が一番集中しやすいのです。



【朝運動のストレッチのポイント】
寝ている時は体が丸く縮こまっているので、起床後は、体をニュートラルな状態に戻し、肺を開いて深呼吸することから始めます。セロトニンを出すには、呼吸に合わせて、繰り返し行うリズム運動が効果的です。これらの運動は、テレビを観ながら行ったりしては意味がありません。呼吸を意識して、本来のニュートラルな体を感じてみましょう。集中力や思考力もアップし、その日の自分がポジティブに感じられるはずです。日常的に手足はよく動かしても、胴体部を伸ばす事は少ないのではないでしょうか?体が硬い人は、胴体が固まり、呼吸も浅くなりがちです。体の重みを感じながら、ストレッチを行い、体にリラックス空間をつくるのがストレッチのポイントです。



◆上下の基本的なストレッチ
ストレッチの基本はコントラスト(引っ張り合い)。組んだ手を真上に、お尻はしっかり床方向に重みを載せる感覚で、天地で引っ張り合うように胴体を伸ばしていきます。肩は上げずに降ろした状態で、胴体のみを伸ばすよう意識します。この状態をつくってから、ツイスト運動を行えば、腰椎も潰れません。



朝運動をするとエンドルフィンという快感ホルモンが分泌されるので、気分が上がり、エネルギーがわいてきます。気分がよくなり、健康的な心身で一日をスタートできるため、体も心も自然に健康志向になるということなのです。心身ともに健康な気分で一日をスタートできる朝運動を行い、自分の体を軸に、調整する力を身につけましょう!

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