お隣りの国韓国では、MERSと呼ばれるウイルスによる病気が猛威をふるっています。また、未だに終息していないエボラ出血熱のウイルス。普段なにげなく生活をしているだけでも様々な菌やウイルスに接触する機会があります。冬になるとオフィスの入り口やトイレなどにアルコール消毒のポンプが設置されていると思います。はたして、これらが、どういう効果があり、どのような菌やウイルスに効果があるか正しく理解をしていますか?子供や恋人と手をつないだ時にお互いの手が正しく消毒されていなかったら。。夏休みの海外旅行シーズンや行楽シーズンで外出する際に消毒の豆知識があるといいですよね。



【菌やウイルスって違うの?】
菌やウイルスは一見同じもののように思っている方も多いと思いますが、微生物としては全く別物に分類されます。風邪をひいて熱がでると、病院で抗生物質と解熱鎮痛薬や抗炎症薬などを処方されると思います。これは原因が細菌感染の場合によります。一方、病院で鼻の粘膜などを綿棒などで採取され、インフルエンザのチェックをされた後、陽性だった場合は抗生物質を処方しても意味がありません。その際は、抗ウイルス薬(タミフルなど)と解熱鎮痛薬が処方されます。それぞれ異なる微生物が原因であるため、それに作用する薬も全く異なるということになります。細菌とウイルスは全く別の微生物になります。 また、細菌では“最強の細菌“が存在します。”芽胞(がほう)“とよばれ、普段煮沸消毒すればだいたい菌は死ぬともっている知識において、これは、121℃で15分間以上で2気圧の状態でないと死なないという細菌です。特定の環境下における土壌などに存在しています。




【消毒と殺菌って違うの?】
消毒と殺菌も意味がことなります。消毒は、細菌の毒を消すわけではなく細菌の活動を抑えることが目的です。一方、殺菌はある特定の細菌を殺す効果があります。薬用石鹸やアルコールなどよく見てみると“消毒“や”殺菌“と区分けして表記されていると思います。また、先に記載した抗生物質にも”殺菌”と”静菌”と区分けがあり、それらも作用効果などを理解した上で医師や歯科医師が処方せんを書いています。手術において器具などをどうするかと言いますと、“滅菌”します。またあたらしい区分けがでてきましたが、これは読んで字のごとく、細菌を滅ぼす意味で全ての細菌を殺します。怖いように聞こえますが、手術をしている際に器具などから体内に別の細菌が感染したら大変ですよね。治療や手術において、器具は滅菌をしてから使用されます。




【どんな菌に効果あるの?】
「医療用に使われている滅菌器や殺菌液など自宅では用意できないよー!」と思っているかもしれません。実は、とても短なもので代用できる便利なものがあります。それは、“キッチンハイター”。菌やウイルスの中では、先に述べた芽胞に次いでやっかいな微生物がB型感染ウイルスです。これはとても強力なウイルスで様々な消毒薬などは有効ではありませんが、キッチンハイターは芽胞以外の微生物にはほぼ効果を発揮します。歯科治療においても、神経を抜いたあとの歯の内部に同様の成分の薬品を使用しています。ただ注意として、金属を腐食させたり(包丁に錆びが発生します)、人の皮膚や口腔粘膜には使用できません。




【手や喉など消毒するには?】
「では、口腔粘膜には何を使えばいいの?」。実はこれも冬に大活躍する薬品で強力な消毒効果を発揮するものがあります。それは、“イソジン(ポピドンヨード)”です。これは、うがい薬にも使われているので当然口腔粘膜にも利用可能です。そして特徴は、あの芽胞にも効果を発揮します。「手や皮膚はどうすればいいの?」。これは、万能は消毒薬はありません。ドラマの手術前準備のようにブラシでゴシゴシしたり、ポピドンヨード成分のものを利用したりすればよいですが、日常の生活をしていてあんな大変なことをしていたら、逆に手が荒れてしまいます。ですので、石鹸で小まめに洗うこと、さらにはエタノール消毒薬などオフィスにおいてあるものを手が乾いた状態で利用することが望ましいです。




過敏になりすぎては体の免疫防御反応が衰えてしまうかもしれませんのでよくありませんが、食事前や外から帰ったら必ず手洗いうがいをする。デートの際も携帯の用の手拭きや消毒薬などあれば、清潔な女性らしくて好感度がアップし、手も気持ち良く繋げられるかもしれませんね。

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