食中毒は、暑い時期だけ注意しておけばよいと思っていませんか?

最近は冬でもノロウィルスなど、食中毒のニュースを耳にすることが増えました。梅雨や夏の時期だけ気をつければいいのかというと、1年中油断できないんです。まめに手を洗ったり、生ものを控え、熱をしっかり通すなど、食中毒対策の基本をしっかりと行うことは大切です。特に毎年12月~3月に流行のピークを迎えるノロウィルス感染症ですが、感染力が強い食中毒の原因ウィルスとして知られていますが、抗ウィルス薬がなく、感染するとひたすらウィルスが出て行くのを待たなくてはいけない、大変やっかいなものです。しかし、この涼しくなりかけに9月10月からウィルスに感染する人が増えだしピークを迎えていくのです。では、ウィルスには、どのように感染し、その予防はどのように行えばよいのでしょうか。説明していきましょう。


■ノロウィルス感染ルート
ノロウィルスは人の腸にのみ感染するウィルスです。つまり、人から人へ感染するウィルスなのです。インフルエンザなどのような空気感染はほとんどないといわれています。その為、一番多いパターンといわれているのが、人の排泄物・吐瀉物を処理した人の手から、触った食品や物へ、そして食べた人へ感染、という経路です。牡蠣や二枚貝がノロウィルスの原因となるのは、感染した人の排泄物が流れた海水で育ったものがあるためだといわれています。貝は1日何リットルもの海水をろ過して育つため、汚染された海水に含まれるウィルスを蓄積してしまうのです。蓄積すればウィルスの濃度が濃くなるのです。感染のスピードも速まるのです。

■ノロウィルス予防方法

重要なのは手洗!
普通に手を洗っただけでは洗い残しがあるかもしれません。特に、手のすみずみまでを洗うという事が大切です。特に利き手は使う頻度も多いので、注意して洗う事をおすすめします。泡立てた石鹸で指の間、爪の間、手の甲、手首までしっかり洗い、お湯で流しましょう。水よりも効果が高いので、寒い冬はお湯をお薦めします。石鹸でノロウィルスは死滅しませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウィルスを手指から剥がれやすくします。少しでも減らす事が重要なんです。また、洗ったあとの手を拭くタオルが清潔でなければ意味がありません。一回使い切りのペーパータオルや清潔なタオルで水分を拭き取りましょう。

ノロウィルスを死滅させる!
貝などの場合、中心温度85~90度で90秒以上の加熱が推奨されています。ちなみに、冷凍してもノロウィルスは死滅しません。特に、お子様や高齢者は抵抗力が弱く、感染すると命の危険もあります。大切な家族、恋人への感染を防ぐためにもまずは自分がしっかりと予防を。感染しない、ウィルスを持ち込まないためにもまずは手洗いです。いつもの手洗いを見直して、しっかりガードしていきましょう。

注意!
アルコールでは、ノロウィルスは死滅しません。通常のウィルスはエンベロープと呼ばれる膜で覆われており、その膜をアルコールが破壊するとウィルスも死滅しますが、ノロウィルスには膜がないのでアルコール耐性があります。

冷凍でもアルコールでも死滅しないウィルスは通年私たちの周りに存在しています。唯一死滅させられるボイルをきちんと行いましょう。この時期から徐々に右肩上がりになる食中毒数ですが十分ご注意ください。






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