女性のかかるがん第一位と言われている「乳がん」。つい先日もタレントの北斗晶さんが乳がんであることを告白し、右乳房を全摘出後も完治に向けて治療を続けています。彼女の告白からも、改めて乳がんが女性にとって身近な病気であることが広く世間に認知されましたよね。

乳がんの早期発見のためには、定期的ながん検診はもちろんですが、日常的に自分の胸を観察したり、触ってみたりすることで異常を見逃さないことが大切です。がんの中でも自分で発見できるのが乳がんであり、セルフチェックによって60%以上が発見されていると言われています。

◆セルフチェックに適した時期

月に1度、だいたいの時期を決めてセルフチェックを行って下さい。
時期の指標となるのが、自分の生理周期。生理前直前の排卵後というと、皆さんの中でも乳房が張る方が多いのではないでしょうか。このように乳腺の状態は、生理周期に伴って変化します。乳腺が張っている排卵後から生理前を避けて、生理から7~10日以内の乳房が柔らかくなる時期が、セルフチェックに適した時期となります。

◆セルフチェックの方法

それぞれ「形、色、高さに違いはないか?」、「乳房にへこみ、ひきつれはないか?」「血混じりの分泌液が乳頭から出ていないか?」を念頭にチェックして下さい。

【鏡の前で行うセルフチェック】

1.鏡の前に両腕を下げた自然な状態で立ち、両方の乳房に違和感がないかを観察します。
2.両腕を高く上げた状態で、正面・側面・斜めから乳房を観察します。

【入浴中に行うセルフチェック】

腕をあげ、乳房の表面にのの字を書くようにして、しこりやこぶがないかを調べます。皮膚の凹凸がわかるように、手に石鹸をつけて滑りやすくして行いましょう。
また、乳がん多くが乳首より上の外側にできますので、この部分は特に念入りに調べましょう。

【寝ながら仰向けで行うセルフチェック】

1.腕を上げて、乳房の内側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
2.腕を下げて、乳房の外側半分を同じ要領で調べます。
3.脇の下に手を入れ、しこりがないか指の腹で調べます。

※左右それぞれ行って下さい。

◆早期発見の手がかりとなる自覚症状

以下の様な自覚症状がある場合、検診を待たず早めに専門医を受診して下さい。

・乳房もしくは脇の下にしこりがある
・乳房の皮膚に、くぼみやひきつれがある
・乳頭が陥没したり、へこんでいる
・乳頭から血混じりの分泌液が出る
・乳房に変色が見られる

乳がんとは、セルフチェックにより発見でき、早期発見によって完治させることが可能ながんです。つまり日常から異変を見逃さないことが大切。自分の体であるからこそ、ちょっとの異変でも見逃さないようにしたいものです。気付いてからではもう遅い…病状が進んでからでは取り返しのつかないことにもなります。悲しむのは自分だけではないかもしれませんし、早い段階からの検診が大切になってくるのです。



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