疲れているのになかなか寝付けない、夜中に何度も起きてしまう、眠りが浅いなど不眠タイプは様々。質の良い睡眠を取らないと、体力、気力共に低下してしまいますね。眠れないと焦って余計眠れなくなる、日中眠くなってしまうなど悩みの種です。中医学の古典にも不眠に関する記述があり、昔から不眠の悩みがあり、不眠対処法も考えられていた様です。

不眠とは何故起こるのでしょうか?よく言われる不眠の原因として、自律神経の乱れがあげられます。日中は交感神経が優位となり、仕事、勉強、運動など活動することが出来ます。睡眠時は副交感神経が優位となり安眠できるのですが、ここで何らかの理由でバランスを崩してしまうと睡眠障害が起こると言われています。
忙しすぎる、興奮状態、イライラ状態では交感神経から副交感神経に切り替わることができず不眠の原因となるのですね。カフェインの入っている飲み物、睡眠直前まで見ているスマホも不眠を引き起こすと言われています。
今はメールだけでなく、ラインやFacebookなどのSNSを利用している方が多く、またスマホや携帯はコンパクトでベッドの中でも見ることができるため、就寝ギリギリまで見入ってしまいますね。その状態では交感神経が優位に働きなかなか寝付けない、、、ということに繋がります。
SNSのチェック、メールのチェックは是非日中に。どうしても、、、という方は朝にいかがでしょう?
夜はできるだけ電源をオフに。刺激を与えず、寝る準備に入りましょう!

ここで中医学で見る不眠についても考えて見たいと思います。

まず、お忙しい方、頑張り屋さんに多い、ストレス緊張タイプ。
イライラ、手足のほてり、喉が渇く、などの熱感を感じる症状も。この様なタイプは精神を落ち着かせる効能のある食材(小麦や貝類)ストレスには香りの良いハーブティーなどもおすすめです。
特にカモミールティーはノンカフェインで身体を温める、疲労回復などの効能が期待できます。バスタイムの前に飲むと疲労回復効果もあるとか。ぬるめのお風呂は副交感神経を優位に、リラックス効果もあり相乗効果が期待できそうですね。ゆっくり温まってください。また、リラックスできる空間創りにアロマオイルで芳香浴などもいいですね。香りはご自身のお好きな香りを。リラックスできると感じるものをお選びになってくださいね。

そして、虚弱体質、疲労、慢性疾患の方に見られるタイプの方。
なかなか寝付けない、顔色が冴えない、食欲がないなどの症状も。この場合は、体に不足しているものが多く、補ってあげることが大切。薬膳師としては、山芋、ジャガイモ、カボチャ、椎茸、、、などの元気をつけてくれる食材をお勧めしますが、これらの食材は、胃がもたれることもあります。無理して食べることは避け、食べられる時に消化に良い調理方法(スープやお粥など)で取り入れてみてください。

また、大量に汗をかくとすっきりするどころかますます疲れてぐったり・・・というのもこのタイプです。
運動もハードすぎるものは逆効果。疲れ過ぎて寝付けないという、ますます不眠状態に陥る事も。
このタイプの方は汗をかくか書かないか程度のゆったりした運動、例えばウォーキング、ストレッチ、ヨガをやりすぎない程度にしましょう。

睡眠前の飲食も不眠に繋がります。特に満腹状態では胃の消化活動に時間がかかり安眠を妨げます。理想は就寝3時間前には食事を済ませることですが、仕事が忙しい方には難しいことがあります。
睡眠前にお腹がすいてどうしても食べたい、その場合はできるだけ消化の良いものを召し上がってください。冷たい飲み物、食べ物、お菓子、ジャンクフード、揚げ物など消化の悪いものはNGです!控えてくださいね。




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