あなたは朝起きた時から疲れていますか?
しっかり寝たはずなのに、目覚めた時から疲れている、寝ても疲れが取れない方が多いですね。
働く女性のお悩みをお聞きしますと、上位にかならず『疲れやすい』『休んでも疲れが取れない』『だるい』というご意見を伺います。

この、疲れと自律神経、とっても関係があります。
自律神経には全く反対の働きをする、『交感神経』と『副交感神経』があります。交感神経が日中優位となって活動することができますし、夜は副交感神経が優位となって休息することができます。
しかし、極度のストレス、興奮、過労などにより、交感神経から副交感神経へのスイッチの切り替えがうまくいかず、不眠や眠りが浅いという睡眠障害が起こることで、目覚めがスッキリしない、疲れが取れない、、、などの症状が出てしまいます。


疲れを取るにはやはり質の良い睡眠です。

夏は38度くらい、冬は40度くらいのぬるめの入浴で、副交感神経を刺激させ、身体をポカポカに、リラックスして寝る準備を整えましょう。就寝3時間前が理想ですが、遅くても2時間前には食事を済ませましょう。寝る直前の食事は消化機能を活発にするため眠りが浅くなってしまいますから。
また、PC、スマホの電源は切り、刺激の少ない本を読んだり、音楽を聴いたり、アロマを炊いたり。リラックスして過ごしてみましょう。疲れが取れない時は意識して、この様に過ごしてみてくださいね。


次に中医学で見る過労についてです。
疲労には2種類。『肉体疲労』と『精神疲労』です。
肉体疲労は運動のし過ぎ、長時間の労働などがありますが、中医学の古典に興味深いものがあったので、少しご紹介します。

目を使いすぎると血を損ないます。
睡眠を取りすぎると気を損ないます。
長く座りすぎると筋肉を損ないます。
長く歩きすぎると筋を損ないます。

少し難しい表現ですが、使いすぎるとそれぞれの部位が疲労すると言うことです。
確かに、目を使いすぎると充血したり、脚がつりやすくなったり、まぶたが痙攣したりすることはありませんか?それらは血の不足が原因です。また、睡眠を取りすぎると元気がつくどころか逆に疲れることもありますね。長く座り続けるデスクワーク中心の方はできるだけ休息を取り歩くように心がけましょう。

長時間歩いた後はアキレス腱を伸ばしたり、脚のマッサージなどをし、疲れが残らない様にしましょう。


次に精神的疲労はストレスです。
学校、職場、家族間などの人間関係、病気、失恋などなど、私たちの周りにはストレスが溢れています。
ストレスが感じやすい人、あまり感じない人と、置かれている立場が同じでも感じ方は人それぞれ。
ストレスを溜め込むと消化機能を傷つけてしまいます。ストレスから胃腸炎、胃潰瘍、、、になってしまっては大変です。気持ちをうまく切り替えて、ご自身なりの上手なストレス発散方法を見つけてくださいね。

慢性的な疲労を予防するポイントは、

・質の良い睡眠を。
・疲れて食欲がないときは無理に食べない事。

時々、疲れている時こそお肉を食べて元気をつける!と聞きますが、消化できないほど疲れた内臓に、ハードで消化に時間がかかるお肉を入れてしまうとますます疲れてしまいます。どうしても疲れた時、食欲がないときはスープやお粥、おじやなどお腹に優しい食事を。特に夜は軽めに済ませ、その分睡眠時間をたっぷり取る事に時間を費やしてくださいね。

疲れたからといって休日にゴロゴロ過すのも逆効果になる事があります。呼吸を意識したヨガは『気』(エネルギー)を巡らせてくれリラックス。自身の内面を見つめる事もでき、一石二鳥です。
また、ウォーキングも『気』(エネルギー)を巡らせてくれますよ。疲れている時こそ少し意識して身体を動かしてみてくださいね。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)