ちょっと変な質問ですが、あなたは自分の歯の色に自信がありますか?ニコッと笑った瞬間に見せる白い歯は、とても印象的ですよね。逆に歯が黄ばんでいたりすると、せっかくの笑顔が台無しになってしまいます。
誰しも「芸能人みたいな真っ白い歯」に憧れがあると思います。
では、「歯が黄ばんでしまう」ことは、どうすれば予防できるのでしょうか?そこで今回は、歯の黄ばみの原因とその改善法をご紹介したいと思います。

赤ちゃんや子供の歯はほとんどが白く、黄ばんでいるのをあまり見かけたことはありませんよね。歯の黄ばみの原因としては主に、大人になるまで続けてきた生活習慣や加齢によるものが大きいのです。


●間違った歯のお手入れ法

歯の表面は半透明で硬い「エナメル質」という物質で覆われております。その内側には歯の主体となる「象牙質」が存在しています。この「象牙質」は文字通り黄色みがかった色をしており、その色が半透明の「エナメル質」を通して、歯全体の色を構成しているのです。
元々歯が白かった人でも、年齢を重ねるごとに少しずつ白さを失い、黄ばんでくることがあります。しかし、この黄ばみの原因は主に「エナメル質」の分解によることが大きいのです。歯を白くしたいあまり、力いっぱい歯を磨いていませんか?

実はこれは逆効果なんです。力を入れて磨けば磨くほど、歯の表面の「エナメル質」が削られて薄くなり、内側の「象牙質」の黄色みを目立たせてしまう結果となるのです。「硬め」の歯ブラシを使うことも良くありません。硬い歯ブラシは歯や歯ぐきにダメージを与えてしまう場合があります。

・正しい歯みがき法
歯ブラシは「普通」か「やわらかめ」のものを選ぶようにしましょう。
グリップは握りやすい形状のもので、奥の歯までよく届くようヘッドの小さいものを選ぶようにしてください。毛先が広がった歯ブラシではきれいに磨けないので、1ヶ月を目安に交換するようにしましょう。「歯みがき粉」も目的に応じて選ぶことも大切です。清掃剤や発泡剤などの基本成分だけで作られているものではなく、黄ばみやくすみ対策となる「薬用成分」を配合した「薬用歯みがき粉」を選ぶとより効果的です。


●食事やおやつ(甘い物)の摂り方

食事やおやつの摂り方によって、歯の成分が溶け出し、本来の歯の白さを失うことがあります。口の中ではいつも「脱灰」と「再石灰化」を繰り返すことにより健康を保っています。「脱灰」とは、食事やおやつに含まれる糖が原因で酸を作り出し、歯のエナメル質にあたるミネラル成分を溶かしてしまうことを言います。逆に「再石灰化」とは、食べた後の時間の経過と共に、溶け出したミネラル成分が唾液の作用によって元に戻ることを言います。
従って、糖分の多いものを時間をかけてだらだら食べると「脱灰」が起きている時間が長くなり、「再石灰化」とのバランスが崩れ「脱灰」が進んでしまいます。歯からミネラル成分が溶け出したままになり、歯のツヤや輝きがなくなり結果的に黄ばみを際立たせてしまうことになります。

・よく噛んで食べること
歯の黄ばみを予防するためには、先にお話した歯の「再石灰化」を促進することが大切になります。
それには、唾液の分泌量を増やすことが効果的なのです。唾液には歯の表面についた食べ物を洗い流す働きや、酸性化した食後の口の中の環境を中性に戻して、歯の成分が溶け出すのを防ぐ役割があります。唾液は噛むことが刺激となって分泌が増えるため、物を食べる際はよく噛んで食べることを心がけてください。
食材に硬いものを取り入れて、自然に噛む回数を増やすことや食事と食事の間にガムを噛むことも唾液の分泌促進につながります。
レモンなどの柑橘類や梅干しなどの唾液の分泌量を多くする食べ物を摂ることもオススメです。ぜひ参考にしてみてください。


●コーヒーやタバコなどの嗜好品

食後や休憩時間にコーヒーを飲んだり、タバコを吸ったりする習慣の人は多いと思います。
実際、食後や休憩時の一杯あるいは一服には気持ちをほっとさせてくれたり、落ち着かせてくれたりする感じがありますよね。実はこのコーヒーに含まれる茶色い色素の「タンニン」やタバコのヤニに含まれる「タール」などが、長い年月を重ねて歯に付着することで、歯をきばませる原因となっているのです。これはステイン(着色汚れ)と呼ばれまているものです。

・至福の一杯や一服後の歯のお手入れ
歯が汚れてしまうからといって、嗜好品を完全にやめてしまうことは難しいですよね。ですから、ステイン(着色汚れ)の原因となるものを摂取した後は、必ず歯の汚れを落とすことを習慣づけてください。歯みがきで汚れを落とすことが一番の方法ですが歯みがきができない場合は、うがいだけでもじゅうぶんな効果があります。
水分補給の際はコーヒーばかりではなく、たまには水に替えてみたり、アイスコーヒーなら歯につけないようにストローを使ってみるのもひとつの方法です。タバコを吸う人は、健康のためにも本数を減らすなどの「減煙」や、思い切って「禁煙」することを考えてみてはいかがですか?


●さいごに

このように、「歯のきばみ」にはさまざまな原因があることがわかりました。歯は突然黄ばむのではなく、すべて長い時間をかけて起きていることが原因なのです。上記の改善法を参考にして、これまでの習慣を少しでも見直し、いつまでも素敵な「白い歯」でいられるようにしたいですね。




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