子供の歯、いわゆる乳歯は大人になるとどんなだったかなーと思い出すこともほとんどできないと思います。小さい頃に甘い物をどれだけ食べて虫歯になったこともはるか記憶の彼方だと思います。自分が親になって子供を育てる時、しっておくといいのが乳歯の特徴です。
同じ歯でも大人の歯と異なるため、同じように手入れをしているだけでは足りない可能性もあります。さらには、その乳歯の虫歯がのちに生えてくる永久歯にも影響を及ぼすことも多々有ります。

ですので、今日はまず乳歯の特徴を覚えて、これからのクリスマスケーキや正月の栗きんとんなど甘い物を取る回数が増えるこの時期にしっかり覚えておいて、対策をしていきましょう。


・乳歯と永久歯を比較すると!?

一見、乳歯は見た目は小さくて可愛らしいだけかと思います。ところが、歯が作られる過程の時間や構造など永久歯とかなり異なります。そもそも乳歯は、お母さんのお腹にいる時の胎生期から形成され始めます。この胎生期と出生後に形成された2層からなります。
その層の間の境界部には、石灰化が不十分の層(新産線)が作られます。これは、胎生期からつくられはじめる歯にしかない特徴で、乳歯と唯一永久歯では奥歯に1本(第一大臼歯)がこれに該当します。


・では、エナメル質ではどうでしょう?

体の組織の中で一番硬い、骨よりも硬い組織がこのエナメル質で、歯の表面の組織になります。これが丈夫で厚い構造であったら、その中にある神経まで虫歯が感染しないので痛くなりにくい構造になります。実は乳歯はこのエナメル質が永久歯の半分の厚さしかありません。これは、乳歯が元々虫歯になりやすいこととも言えます。
この厚さのメカニズムには理由があり、胎生期から乳歯が生えるまでの時間、そして生えてから永久歯に生え変わる時期までが短く、石灰化するまでの時間が永久歯ほどないためこのような厚さになっています。エナメル質は唾液に含まれる成分などで再石灰化はしますが、しかし虫歯になると治療が必ず必要になってきます。

大人と同じ回数甘い物をとっていると、相対的に倍速で虫歯になる確率が高くなるということにつながる可能性があります。


・次に、象牙質はどうでしょう?

象牙質とは、神経がある部分とエナメル質の中間にあたる層で、この層が虫歯に感染すると歯髄といわれる神経部分に虫歯が到達してしまうため、痛みを感じるようになります。この層は出生前後で形成に差が見られ、エナメル質と同様に新産線のようなものが存在します。

実は、この神経を守るような役目の象牙質でさえも厚さが永久歯の半分しかありません。永久歯と比較すると、1/2の層が2箇所も存在することになります。それだけ薄く虫歯に抵抗性がないことになります。この象牙質はエナメル質と同様に再石灰化はします。
そして、修復する象牙質の速度は速く、その箇所の修復され象牙質の量も多くなるため、こういった部分では虫歯に頑張って抵抗しているとも言えます。


・虫歯は当分を摂取する回数に比例している!?


虫歯は、砂糖に含まれるスクロースという糖を原料として歯を溶かす働きをする力に変えています。大人でもいつも何時でも飴をなめている人がいたら仕方ないですが、一旦口腔内のpH値が酸性に下がると唾液の力で元のpHまで戻るのに時間がかかります。
子供の場合は、哺乳類でミルクを飲む回数も3時間毎であったりと砂糖を摂取する回数が大人より多い上に、歯の構造が大人より乏しいため、虫歯にかかりやすいのも理解できたと思います。


・では、どうすればよいか?

ジュースはなるべくお茶にしたり、お菓子なども代用甘味料や砂糖がはいっていないお菓子や食べ物にする。そして、当たり前ですが歯しっかりと磨く習慣を身につけること。子供が嫌がっても必ず磨いてください。乳歯が虫歯になると永久歯にも影響があることも覚えておいてください。
あとは、歯医者さんでフッ化物の歯面塗布、もしくはブクブクうがいができるようになったらフッ化物入りの歯磨き粉や洗口液でうがいをするように習慣化してください。歯が健康であることは、こどもの成長にも大きく影響しますので、大人と同じような手入れよりは、構造上、もうワンステップ丁寧な手入れが必要ということを覚えておいてください。

そして、笑顔が似合う綺麗な歯で健康的な生活をおくりましょう。

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