年末年始、この時期はお餅など食べる機会が増えると思います。気をつけなければいけないのが誤って飲み込んでしまう、いわゆる誤嚥です。その誤嚥により肺炎を引 き起こすきっかになります。特にご年配や小さなお子様には気をつけたいですね。では、誤嚥はどのようにして起こるのか、どうすれば予防できるか。


◆そもそも嚥下のことをもっと知ろう!

食 べ物を口に入れた時、液体のもの以外はほとんどの人がまずは咀嚼(そしゃく)をすると思います。食べ物を噛むことにより飲み込みやすくする行動もとても嚥 下に大切な行為の一つです。そのためにはもちろん歯が丈夫であったり、歯でしっかり噛めることが大切になってきます。噛んだのち、味わって、喉の奥にあた る咽頭(咽頭)に食べものが運ばれ、そして食道に運ばれ胃という順番で運ばれます。

上記の嚥下の順番にはそれぞれ名前がつけらえていて、それらメカニズムは主に5つに分類されます。

●先行期
食品を視覚や嗅覚から認識する。
(例)見た目から硬そうかどうか?

●準備期
食品を咀嚼し、飲み込みやすくする。

●口腔期
口腔から咽頭へ食べ物を送る

●咽頭期
咽頭から食道へ食べ物を送る

●食堂期
食道から胃へ食べ物を送る

これらの一連の動作が普段無意識のうちに行われていて、そしてさらに、体の様々な器官が協調して動くことで実現しているのです。毎日のことですがすごいことですよね!


◆誤嚥はどのようにして起こるのか?

で は、誤嚥とはなんなのか?実は、これらの一連の動作がスムースにできなくなるのが摂食・嚥下障害で、それが誤嚥に繋がるのです。代表的なのは、飲み込んだ ものが気管に入ってしまう誤嚥。よく若い時に飲み物を慌ててのむとゴホゴホとなった経験が、誰しもあると思います。気管に空気以外のものを入れようとする と排出しようとする防御反応です。
し かし、これが年をとると排出するときに必要な力が出なくなったり、鈍くなったりします。そして、上記のような防御反応ができなくなってしまい、そのまま細 菌や微生物が肺に入り、誤嚥性肺炎が引き起こされます。日本が長寿国になり、お年寄りがますます増えることと比例して、この誤嚥性肺炎になる確率も増えて いくのは可能性として高いと思います。


◆この誤嚥は防げるのか?

摂食・嚥下障害は加齢やストレスなどが原因で引き起こされます。歳をとると舌の内部の筋肉が萎縮し、咽頭の反射も弱くなり、さらに唾液の分泌量も減る。これらのことから舌が咽頭に、咽頭から食道へと食べ物を運ぶ送る力が低下することが原因と言われています。

では、嚥下機能を保つポイントはどのようなことをすればよいでしょうか。
1 つは、呼吸、首の筋肉、背筋のなどを鍛えることが大切です。まず呼吸は、嚥下と協調して行われてるので、健康な人は息を吸った後、吐いている途中に息をと めて食べ物を飲み込むことが多い。そのため呼吸があさかったり乱れたりする。嚥下との協調が乱れ、誤嚥しやすくなります。次に、食べ物を飲み込むときの咽 頭は筋肉に取り囲まれています。加齢による筋力低下を妨げるために、人と話しをしたり歌を歌ったり、筋肉を動かすが大切です。そして背筋を伸ばすことも大 切です。いわゆる猫背です。ウォーキングをしたり、普段使っているテーブルや椅子の高さを調整し、椅子に座るときは深く座り背筋を伸ばすことを心がける。 すこしずつ猫背を改善していくことが大切です。

最後に口腔ケアは、当然細菌が繁殖しにくい口腔環境にすることで誤嚥による肺炎のリスクを軽減します。それには毎日の歯磨きを心がけることが大切です。

まさか食べ物の誤嚥から肺炎にかかるなんて思ってもいないことかもしれません。しかし、この時期、普段からトレーニングや気を付けていない年配の方がそうならないためにも、まわりのひとや家族が気をくばってあげることもとても大切です。
一人よりたくさんの人にサポートされることで防げる病気もあるということを覚えておいてください。せっかくの年末年始を楽しく過ごすためにも皆で食べるという何気無いことを大切に考えることと、口腔ケアをしっかり行っていくことを忘れないでください。

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