新年を迎え、新年会に成人式など、お祝いの席での飲み会が増える時期だと思います。今回はアルコールに酔う仕組みと、二日酔いを軽くするオススメの食べ物をご紹介いたしましょう。

◆二日酔いになりやすいお酒、なりにくいお酒

「焼酎は二日酔いになりにくい」「日本酒や赤ワインは翌日まで残る」……こんな話をきいたことはありませんか?

二日酔いといっても症状は人それぞれ。体質によって合うお酒、合わないお酒がありますし、お酒をいただくときの気分と体調も大きく影響します。悪酔いの原因を、はっきり「絶対にコレ!!」とは言えませんが、どうも二日酔いによる「頭痛」の原因には、そのお酒に含まれる不純物「コンジナー」の量が関係してくるようです。

コンジナーというのは具体的にはタンニンやフーゼル油、アセトンなどの醸造過程での副産物や熟成過程で添加されるお酒の中の水とエチルアルコール以外の成分をさす言葉です。色の濃いお酒にコンジナーが多いといわれます。

そして、ワインや日本酒、ビールなどの醸造酒よりも、ジンやウォッカなどアルコールの純度の高い蒸留酒のほうがコンジナーは少ないと考えられ、焼酎は蒸留酒でありコンジナーが少ないので「翌日に残らない」と言われるのです。

また、お値段も関係します。例えばスーパーの500円くらいのテーブルワインと専門店の1万円のワインの違いはなんでしょうか。安いワインはコスト削減のため栽培や収穫、醸造がおおざっぱなのに対して、高いお酒は手間暇をかけている分、不必要な不純物が少ないですし、製造工程でもコンジナーを取り除くような工程を経ている場合が多いのだそうです。そのため、どうしても安いお酒のほうが分解するときの体への負担が大きくなります。

それでは赤ワインと白ワインではどうでしょうか。赤ワインは葡萄の皮や種も一緒に醸すので、果汁だけを醸造する白ワインよりもコンジナーが多めです。「赤ワインのほうが翌日まで残る」という体験談を耳にするのは、こういった理由があるのです。

【二日酔いしやすいお酒】
・ワイン
・日本酒
・ウイスキー
・ブランデー

【二日酔いしにくいお酒】
・焼酎
・ウォッカ
・ジン
・泡盛
・白ワイン

◆ちゃんぽんは酔いやすい?

炭酸飲料は胃を刺激し、アルコールの吸収を促進させます。アルコール度数が比較的低いビールを飲み続けるならともかく、ビールで食欲やアルコールの吸収を促したところへアルコール度数の高いウイスキーや日本酒を飲むことで、より吸収しやすくなります。

また甘いカクテルなどは複数のお酒を混ぜて作られているため何をどれだけ飲んだのかわかりにくくなってしまいますし、たくさんの糖分が入っていて甘いケーキをいただくのとかわらないカロリーのカクテルもなかにはあるので注意してください。

アルコールのカロリーは最も優先的に消費に回されるので、一緒に食べたお料理のカロリー消費が後回しになってしまいます。また、醸造酒である日本酒やビールは比較的カロリーが高く、ジンや焼酎などの蒸留酒のカロリーは低めです。

醸造酒の中では白ワインのカロリーは比較的低いので、太りたくない時期でしたら、ヘルシーなお野菜のおつまみと一緒に白ワインや辛口のスパークリングワインはいかがでしょうか。

◆二日酔いを予防するには

二日酔い「頭痛」の予防には昔から「空腹でお酒を飲まない」「何かつまみを食べながら飲む」と言いますよね。

飲む前にコップ1杯のお水も効果的です。というのも、肝臓や腎臓がアルコールを分解する際に大量のお水を必要とします血液中にそのお水が十分あればいいのですが、足りない場合は、体は脳からも水分をかき集めてアルコールの分解にかかるため。これが頭痛を引き起こす要因にもなるようです。

また、お酒を飲む際に高脂肪のチーズをいただくとアルコールの吸収を抑えることができます。果物などで果糖をとると、アルコールの分解を助けてくれるということです。

◆それでも二日酔いになった場合

二日酔いの朝に皆さんは何を食べたくなりますか? ここで二日酔いに効くといわれる食べ物を少しご紹介いたします。

・トマト
アルコールの分解によって失われたビタミンを効果的に補給できるそうです。確かに外国映画で二日酔いの朝ブラッディメアリーを飲むシーンを見たことはありませんか?

・バナナ&蜂蜜
蜂蜜には果糖が多く含まれていますので肝臓の代謝機能を高めますし、バナナにはトマト同様ビタミンが豊富に含まれます。

・しじみの味噌汁
しじみのアミノ酸がアルコールを分解する酵素を活性化させますし、また味噌に含まれるレシチンはアルコールが脂肪として蓄積されるのを防ぐそうです。

他にも梅干やごま、アボガドが良いという意見もあります。映画007でジェームズボンドはウォッカを飲むときに黒胡椒を一つまみしてから飲んでいます。スパイスは古代から薬として重宝されており、胡椒は解毒の効果があるのだそうです。

ちなみに江戸時代にはお酒の席には途中甘いお菓子や梨を食べていたそうです。飲酒の際の果糖や水分補給は今も昔も変わらず大切ですので、一石二鳥ですね。

大切な行事や、彼とのデート直前の飲み会ではなるべくヘルシーに美しく酔いたいもの。お酒との上手なお付き合いの方法を身に着けたいものですね。



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