昔から月は女性の象徴であると言われています。中医学(中国の伝統医学)では、万物を陰と陽に分けて考える、「陰陽学説」というものがありますが、男性は陽であるのに対し、女性は陰と言われています。陽は太陽や日をあらわすのに対し、陰は月をあらわします。生理を月経と呼ぶことからも、女性が月の象徴であることを物語っています。

月の満ち欠けの周期は29.5日。新月→上弦→満月→下弦へと変化していきます。一方で、女性の生理サイクルは約28日。排卵→高温期→生理→低温期と変化し、妊娠をしていなければこのサイクルが繰り返されます。

◆新月と満月はスペシャルデー


特に新月と満月はスペシャルデーです。それぞれの過ごし方や特徴についてみてみましょう。

・新月の過ごし方

新月の特徴は、放出デトックス。身体に溜まった毒を排出し、上弦に向けてスタート、リセットの時期です。また、この時期は「新月の願い事」としてご自身を内観し、新たな目標をたてる方が多く見られます。曖昧な願い事よりも具体的なものを書くことで、よりご自身の目標が明確になりますね。

・満月の過ごし方

満月の特徴は、吸収力がピークを迎える時。良いものだけでなく、不要なものも吸収しやすい時期ですので、過ごし方も気をつけた方がいい時期。太りやすい時期でもあるので、暴飲暴食、ジャンクフードにも気をつけたいです。

満月の日に頭痛がひどい、浮腫む、などの不調を訴える方もいらっしゃいます。一説によると血管が拡張して頭痛を引き起こすという説もあり、満月症候群と呼ばれるそうです。良くも悪くも月の影響を受ける日と言えます。こんな日は無理をせず、リラックスをし、落ち着いて過ごしたいですね。

また、満月は出産が多いとも言われています。人間の身体は約7割が水分と言われており、月の満ち欠けや潮の満ち引きが私たちの身体に影響を及ぼすと言われています。その月のパワーが羊水に影響することも納得ですね。

◆月と女性のサイクルについて

女性の身体のサイクルに欠かせないのはやはり生理(月経)です。生理は妊娠のために準備された子宮内膜が体内に流され、まさに放出、デトックスです。生理による出血があるので、生理痛が重い方、特に血の滞りがある場合はレバー状の経血の塊が出ることもあり、この塊が出てしまえば生理痛が楽になる事もあります。

生理により貧血やめまいの症状もでますので、この時期は特に鉄分が多い食材、失った血や気を補ってくれるような食材を積極的に摂りましょう。血を補う食材は、レバー、ほうれん草、黒豆、黒米、黒ゴマ、黒木耳等の黒い食材や、プルーン、葡萄、人参、赤味のお肉、マグロなどの赤い食材です。気を補う食材は、米、キノコ類、南瓜、ジャガイモ、サツマイモなどのほくほくした甘味のある食材などがあります。

そして排卵以降、身体は高温期になります。この時期はイライラしたり、胸が張ったり、お腹が張ったりという不調が出やすい時期です。お肌も脂っぽく、吹き出物が出るなどのトラブルを起こしやすい時期です。こんな時はストレスを発散してくれる、身体のエネルギーを巡らせてくれるような香りのよいものを積極的に摂りましょう。この時期おススメの食材は、紫蘇、セロリ、春菊、グレープフルーツ、金柑、柚子などです。激しい運動よりも、ヨガやストレッチでリラックスも心がけたいですね。

必ずしも月の満ち欠けのサイクルとご自身の生理サイクルが一致するとは限りませんが、是非過し方を参考になさって、月の力を味方に、女子力UPにも繋げたいですね。

月は毎年約3センチほど地球から離れているそう。故に古代の私たちは身体にもっと月からの影響を受けていたと思います。昔々は地球からみた月はもっと大きく違ったものに映っていたかもしれませんね。そんなことも考えながら、月光浴も楽しんでみてくださいね。



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