まぶたがピクピクと不快な痙攣を体感したことはありませんか? 調べたところ、この症状に悩んでいる方はとても多く、日本人の数十万人以上の方が悩んでいるそうです。このピクピク、本当に不快で一刻も早く治したいもの。私は睡眠不足や、仕事が忙しく目を酷使した時に特に感じます。逆に、たっぷり睡眠を取った翌日は改善されているようです。原因は諸説ありますが、今回は中医学(中国の伝統医学)の視点から見てみましょう。

◆まぶたの痙攣は「肝」の異常

中医学で、まぶたのピクピクは「肝」の異常と言われています。中医学での『肝』のはたらきとは、いわゆる肝臓の働きだけでなく、血液の貯蔵、精神の安定、目や筋(すじ)や爪とも関係すると言われています。

人間の身体は血液によって全身に栄養を送ります。この「肝」のはたらきが不調になると血液による栄養の供給が不足してしまうので、足がつる、爪がに割れやすいなどの目や筋、爪の不調が出てしまうのです。目のショボショボやピクピクした痙攣も「肝」の不調によるものなのです。

◆「肝」のはらたきが不調になる理由

では、どのような時に「肝」のはたらきが不調になるのか? まずは「肝」のはたらきに血液の貯蔵とありますが、充分に「肝」を働かせるためにも充分な血液が必要です。「肝」は充分な血液がないと働いてくれないので、血液の不足は『肝』の不調を招いてしまいます。

血を補ってくれる食材は、レバーやほうれん草の以外にも、赤味のお肉、マグロ、ドライフルーツ、トマト、にんじんなどの赤い食材、黒豆、黒米、黒ゴマ、黒木耳などの黒い食材がおすすめです。

◆「肝」はストレスやイライラに影響を受けやすい

また、「肝」のはたらきの一つに「精神の安定」とありますが、「肝」はストレスやイライラに影響を受けやすい臓腑なのです。不調によりイライラやストレスを引き起こしますし、逆にイライラやストレスにより不調を引き起こします。

ストレスは私たちが生活している上では上手に付き合っていかなくてはいけません。とはいっても、人間関係、仕事や家庭などでもストレスを感じたり、イライラしたりすることもあります。リラックスを心がけたり、身体の気を巡らせてくれる食材を摂ったりしましょう。

香りの強い食材、ハーブ、柑橘類、例えば韮、セロリ、紫蘇、グレープフルーツ、菊花茶、ジャスミン茶などがオススメです。カフェインの入った飲み物は不眠に繋がるため夜に飲むことはオススメできませんが、カモミールティーのようなノンカフェインのハーブティーを温かくして飲むことはリラックス効果もあるのでおススメです。

まぶたのピクピク、不調対策として、「肝」に充分な血液を補ってあげる、ストレスをためこまない様にすることを考えましょう。

◆規則正しい食生活を心がける

また、これらの食材が栄養になるためにも、消化機能がうまく働いている事が重要です。胃腸のはたらきを助けてくれる食材として、山芋、ハト麦、キャベツ、豆類を摂りましょう。これらは消化吸収の良い調理法、よく火が通っているもの、スープやお粥などにして摂りましょう。逆に冷たいものや、生もの、揚げ物は消化が悪く胃腸にも負担がかかります。気をつけましょう。

これらの食材を取り入れる事も大切ですが、最も大切なことは質の良い睡眠です。睡眠時、血液の一部は「肝」に集まり、翌日に備えてリセットされます。ここで「肝」に充分な血液がないと不眠の原因になり、ますます「肝」のはたらきが悪くなるという悪循環になってしまいます。

特に女性は月経、妊娠、出産などで血を消耗しやすいと言われます。目のピクピクはもちろんですが、足のつり、目のショボショボ、イライラ、不眠などの身体からのサインは見落とさず、そんな時は血を補う食材とたっぷり睡眠を取るよう心がけてください。こういうときは目の酷使も気をつけましょう。夜中までスマホを見たり、PCを見たりするのは控えましょうね。




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