同じ薬を長く服用していると、少しずつ、その薬の効き目が弱くなる事があるんです。どうしてそんな事が起きるかというと。。。分かりやすい例があります。皆様、お酒は召し上がりますか?お酒を初めて召し上がった時のことを覚えていますか?きっと、多くの方は、初めてお酒を召し上がった時は、少しのお酒で「酔い」を感じたことでしょう。それから、少しずつお酒を召し上がる機会が増え、だんだんと「酔い」を感じるまでのお酒の量も増えて昔に比べるとお酒に強くなったと実感されている方も多いのではないでしょうか。

なぜそのような現象が起きるかというと、繰り返し飲酒する事により肝臓でアルコールを分解する酵素が少しずつ活性化された結果、多くのアルコールを分解できる様になるためです。このような事が薬にも起こることがあります。つまり、長期間にわたり薬を服用するとその薬への肝臓の活性は、高まり薬が早く代謝される様になり、その結果、「薬の効き目が弱くなった」と感じるのです。いつも服用している薬が効かないと感じたら、自己判断で増量したりせず医師、薬剤師に相談して下さい。


◆抗生物質が効かなくなる?!

風邪や怪我で抗生物質を服用される抗生物資。抗生物質を服用した際、抗生物質の効果を十分実感されましたか?私も細菌感染による風邪、炎症がひどい怪我などで抗生物質を服用すると日毎に症状が改善し抗生物質の効果を実感した経験があります。抗生物質があるおかげで病気の重症化が防げたり、怪我をしても化膿せず回復したりと抗生物質は、医療には欠かせない存在ですね。

もし、抗生物質が効かなくなることがあったら怖いですね。抗生物質が効かなくなるのは「耐性菌」が出現したときです。抗生物質を多く長期間にわたって服用すると菌がその抗生物質に抵抗力を持ち「耐性菌」となってしまうため効かなくなります。耐性菌の出現を避ける方法は、正しく抗生物質を服用することです。抗生物質を処方されたら、自己判断で服用を中止したりせず、副作用などがなければしっかり飲みきってください。


◆風邪に抗生物質は効かない?!

例えば、インフルエンザはウイルスが原因のためウイルスが増えるのを抑える抗ウイルス薬を服用することで改善します。インフルエンザは抗生物質では回復しません。これは、皆様もお分かりですよね。しかし、風邪をひくと抗生物質の処方を希望する人が多いのが事実です。風邪の多くはウイルス感染です。ウイルス感染でおこった風邪は,2週間以上続くような場合もあります。抗生剤はウィルス性の風邪には効果がありません。抗生物質は、細菌感染に効果がある薬です。もし、風邪によって免疫力が落ち、喉や鼻の粘膜に細菌感染が起き悪化した場合などは抗生物質を使用します。風邪の治療は、十分な休養とそれぞれの症状に対しての対症療法が基本です。


◆まとめ

耐性菌の出現などを避けるため、薬の特性をよく理解し不要な薬の服用は避けるようにしましょう。



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