家を出て仕事に行かなければいけないのに、朝どうしても起き上がることができない。皆が当たり前にできることを上手にこなすことができない。昨日までできていたことが急にできなくなってしまった。パフォーマンスが追いつかないから、会社で役に立たないような気がする……。

日常生活の中で以上のような違和感を持ったことはないでしょうか。なんとなく精神的な甘えの気がして、自分を責めてしまう方も多いかもしれません。しかし、実はこれらの症状は「適応障害」の可能性もあるのです。

◆働く現代人なら誰でも可能性のある「適応障害」とは

適応障害とは、ある特定の状況や出来事が耐え難いものに感じられ、気持ちや行動に症状が現れるものです。憂鬱な気持ちになったり、不安が強くなったり、神経が過剰に反応してしまいます。また、無断欠席やケンカ、物を破壊するなど行動に症状が現れることもあります。

ストレスとなる状況や出来事が明確な場合、原因から離れることで症状は次第に改善されていきます。しかし、ストレスから離れられない場合は、症状が慢性化してしまうこともありますが、カウンセリングなどを通してストレスに適応する力をつけていくことも有効な治療法だと言われています。

◆適応障害など精神を病むことは甘えなのか?

それでも、どこか私たちの中で精神的な病気にかかるのは甘えのような気がしてしまいます。皆ができていることができないのは不安に感じるものですし、できないからこそ自分を責めてしまい、社会から阻害されていく感じがしてしまいます。ストレスが原因でありながら、どんどん自分を追い詰めてしまう患者が多いのだそうです。

更には、適応障害はストレスから離れると症状が出ず、精神的にも元気で明るく振る舞えることから、周りから甘えているように思われることもあります。アラサーであれば、「これだからゆとりは」なんて揶揄されてしまうこともありますよね。

◆ストレスから離れることで症状は改善される

先述の通り、ストレスから離れることで症状は改善することができます。つまり、適応障害になることで社会からドロップアウトしてしまうような気持ちになったとしても、今の会社が原因である場合は治療後に他の会社で働くことで治る病気なのです。

会社をやめてしまうことや仕事を休んでしまうことは、かえって精神的にも辛いものですよね。しかし、1度羽を休めてみることで状況が良くなることもありえます。自分の気持ちの甘えだと思ってしまわずに、違和感のある場合にはカウンセリングを受けてみることが大切なのではないでしょうか。




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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)