夏になると素肌の露出が増すため、ちょっとしたワンポイントにアクセサリー類を付ける女性も少なくないと思います。しかし、このアクセサリー類の金属で首がかぶれたり、水膨れたり、湿疹が出る女性も少なくありません。今回は、この夏の季節に特に注意してほしい金属アレルギーについてお伝えします。

◆金属アレルギーとは

金属アレルギーは金属と汗などが反応して発症します。金属は汗などの体液に触れると溶け出す性質があり、それがイオン化して身体のタンパク質と結びつくとアレルギー源となり、かゆみやかぶれなどの症状が起こります。特に夏は、日差しが強く、気温も高くなるため、汗をかきやすくなります。汗に含まれるミネラル分が、金属と接触する率も高まりますので、1番注意してほしい季節になります。

女性のおしゃれでアクセサリーを使用されることによる、金属アレルギーの原因として約8割を占めています。特にピアスを初めて着用する時は非常に危険です。ピアスは直接血液や体液に触れるので、金属アレルギーの症状が生じやすいです。また安いピアス、アクセサリー類には、金属成分が溶けやすく、イオン化しやすい金属が使われているケースが多いので発症の確率が高くなります。

◆金属アレルギーの種類

金属アレルギーの症状には2種類の症状があります。金属接触アレルギーと全身型金属アレルギーです。

金属接触アレルギーは、主にかぶれの症状が起こりやすいです。金属が直接皮膚や体液に触れると溶け出してイオン化します。そして体内に侵入し、再度同じ場所に金属が触れるとかゆみや発疹、水泡などのかぶれの症状を起こします。慢性化すると非常に治療が困難になります。

全身型金属アレルギーは、虫歯に使われる歯科金属や金属を成分に含んだ内服薬、食品に含まれる金属が体内に侵入することで発症します。口の粘膜や腸から吸収された後、汗として皮膚から分泌すると症状が現れます。金属接触アレルギーとは違い、全身から汗と共に出てくるので手の平や足底に多くみられる症状です。

◆金属アレルギーを避けるには

金属アレルギーは1度なってしまうと、一生付き合うことになってしまうアレルギーです。金属アレルギーになる前に予防することが大切です。まずは、肌に優しい材質のアクセサリー類を選ぶことから始めましょう。金や銀、プラチナやチタンのような安全性の高い金属で作られたものを選びましょう。ものによっては「アレルギーフリー」と表記されているものもございますので、そちらを選択してみるのもいいでしょう。

汗を多くかく場合は、極力アクセサリーを外すように心掛けることも大切です。夏は特に多くの汗をかきますので、金属にできるだけ触れないようにしましょう。更には歯科治療の金属をつけている場合は、口内で溶け出して不調を招いているケースも少なくありません。近年では、金属でない詰め物もございますので、歯科医師に相談してみてください。

いかがでしたか。重症化すると、お金の硬貨でもかぶれるような症状が出てしまう方がいるくらい、注意してほしい金属アレルギーです。是非、今1度皆さんのアクセサリー類がどんな金属でできているのか、またアクセサリー類のお手入れもしっかりするようにしましょう。



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