女性でも暑がりの人っていませんか。しっかり汗が出て健康的な印象もありますが、それは決してそうとも限らないのです。そんな方は、すごく元気活発な人が多いのですが、実は自分では疲れを感じないほど無理をしている可能性があるのです。その体質が陽熱という体質です。東洋医学の最後の体質、陽熱の特徴と養生法をお伝えします。


■陽熱とは

ストレスや飲酒、脂肪分の多い食事などで熱がこもりやすくなり、不調になっている体質です。ストレスにより肝臓がダメージを受けて、この状態が続くと胃腸の機能も弱くなり、放置しておくと胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞などの循環器系の病気に陥る危険性もあります。

〈体質診断〉

・顔が赤い
・イライラして、怒りっぽい
・目が充血する
・のどが渇く、冷水を好む
・血圧が高い
・尿、痰、おりものなどの分泌物の色が濃い


■養生法

まずは、脂っこい食べ物や肉類を多く摂ると、熱が体にたまりさらに悪化させてしまいます。味の濃い料理もあまり食べ過ぎないように、薄味にしましょう。アルコール類や辛い刺激にも同じ作用があります。唐辛子、にんにく、芥子、こしょう、山椒など、食べると汗をかくようなスパイス類や、しょうが、ねぎ、シナモンなどはできるだけ控えましょう。体を冷やしてくれるトマト、きゅうり、なす、すいか、とうがんなどの夏の旬のものや、あさり、わかめ、豆腐などの熱を発散してくれる食べ物がおすすめです。

前回紹介した陰虚と違い、陽熱は、熱を発散させるためにもジョギングやテニスなどの運動も積極的にしましょう。毎日の習慣にしていくことが大切です。ただ熱が上にのぼるので興奮しやすく、疲れていない、元気だと思いがちになりますので、あまりがんばりすぎないよう、意識して休憩を取るようにしていきましょう。入浴時も熱いお風呂に入ると、のぼせたり、肌が赤くなってかゆみが起こることが多いため、お風呂の温度は低めに設定しましょう。

8回に分けて東洋医学の体質についてお伝えいたしました。この体質は1つだけとは限りません。1つの体質が原因で別の体質へ移行している可能性も高いです。すベての体質をチェックしていただいて2つ多くチェックがついたものに注意して生活改善をしてみるようにしてください。不調をなくして、将来大きな病気になるのを防ぐことが今後大切な時代へと移り変わっていきます。予防医学を今のうちに東洋医学のから取り入れてみましょう。



medical-563427_960_720

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)