自立した女性が増えた現代、アラフィフの女性たちはますます美しく聡明に進化しています。しかし、アラフィフからの美しさを長く保つには外見的なものだけでなく体の中からケアしていく必要があります。女性の体は、アラフィフからが激的に変わるといっても過言ではないと思います。その鍵となるのが女性ホルモンの変化です。女性ホルモンの変化が体に及ぼす影響を知り、的確に対処することで上手に年を重ねることができます。

今回のコラムからアラフィフが美しく年を重ねるために知っておくべき体の知識を何度かに渡ってお伝えします。アラフィフの読者の皆様、一緒に楽しく年を重ねてまいりましょう!一回目は、コレステロールと女性ホルモンです。


◆コレステロールとは

コレステロールとは脂質の一つです。三大栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質ですのでコレステールも体には必要なものです。正常値でのコレステロールは、細胞膜、胆汁酸、ホルモン、ビタミンD前駆体の原料となり体を健やかにと保つような働きをしています。

しかし、コレステロールには、「LDL:悪玉コレステロール」と「HDL:善玉コレステロール」がありLDLが血液中に増えると血管内に溜まって動脈硬化を引き起こす危険性があります。これに対し、HDLは、余分なLDLを回収し肝臓に運こびます。LDLは肝臓で代謝を受け排泄されます。


◆女性ホルモンがコレステロールに及ぼす影響

多くの女性が50歳前後、アラフィフと言われる頃から不定愁訴がではじめます。一般的に更年期と呼ばれる時期です。これは、エストロゲンという女性ホルモンが減少することが原因です。エストロゲンは、不定愁訴が出始める頃から減少し始め、さらに閉経後は著しく減少します。このエストロゲンの減少に伴いLDLは、増え始める傾向にあります。普段、エストロゲンは、肝臓にLDLが取り込まれる量を増やす働きがありその結果、LDLコレステロールは、効率良く代謝されています。そのため、エストロゲンが減少するとLDLが増えてしまうのです。


◆痩せている=コレステロールは大丈夫とは言えません

一般的に外見が痩せているとコレステロールの心配など無縁と考えがちですが、それは間違っています。明らかなやせ型の人でもLDLが高いというケースは、決して珍しくありません。中には遺伝的なケースもありますが、前述したようにエストロゲンが減少したことが原因でLDLが高くなるケースも考えられます。痩せているからといって大丈夫と思わずに定期的な検査をすることが大切です


◆女性ホルモン量の検査の有用性

アラフィフとなり不定愁訴などがあれば、「そろそろ更年期?」と誰もが考えることでしょう。しかし、多くの女性が「更年期だから」でやり過ごしているように思われます。読者の皆様は、婦人科で検査することで女性ホルモンの量を知ることができることをご存知でしょうか?あくまで筆者の個人的意見ですが、アラフィフに限らず大人の女性ならかかりつけの婦人科医を持つべきと思います。アラフォー、アラフィフからは、自身の女性ホルモンの量を知り、必要な対策をすることで健康維持が計りましょう。エストロゲンが減少していれば、その影響を補うように食生活や生活習慣を見直すことや薬による治療の必要の有無も医師と相談することができますね。


◆LDLを上げないためには

◎食生活の改善

1.低カロリーで良質のたんぱく質、野菜を多く繊維質を積極的にとる。

2.適度な運動を心がける。大きな筋肉を鍛えるスクワットや早歩きのウォーキングを15分以上など無理なくできる運動を継続。

3.かかりつけの婦人科医を持ち、定期的な血液検査、健康診断で自分の状態を知る。


◆さいごに

自然に任せていると加齢とともに基礎代謝が落ち、コレステロールも高くなる傾向となりますが、自分の状態を知り生活を見直し運動などを取り入れることで正常値を保つことも可能です。健康維持でQOL(生活の質)の維持、向上を目指しましょう。


(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)