きれいになりたい。
そんな気持ちを持つことは、年頃の女の子にとってごくごく普通のことなのではないでしょうか?近年、スラッとしたスタイルが人気のようで多くの女性たちがダイエットに励んでいます。

でも、過ぎたるは及ばざるがごとし。何事もほどほどにしておかないと、逆に美しさを損なう結果にもなりかねません。
現在の日本においてダイエットをやり過ぎ女子が増えてきているようで、筆者はどこかで警鐘を鳴らさないと世の女性たちの身が危ないのではないかと危惧しています。

十分に痩せている女性でも、「自分は太っている」「まだまだ痩せなきゃ」と思い込み、まるで修行僧のようなダイエットを続ける女性たちも多く、そういう人たちは自分で気づかなければ永遠にダイエットを続けることでしょう。

今、ダイエットをしている女性たち、そのダイエット、本当に必要ですか?

鏡の中の自分と向き合い、ダイエットが本当に必要なのかどうかを今一度確認してみましょう。

◆身長×身長×22=適正体重

女性の適正体重は身長×身長×22です。筆者の身長は152センチですので、1.52×1.52×22=50.8288。なので、50~51キロなら特に太っているとは言えない体重ということですね。

ただ、ちょっと美容に気を使いたい、スリムに見せたいというのであれば1.52×1.52×20で計算し、46キロ程度に抑えると良いでしょう。
筆者が結婚前に、特別なダイエットをせずこの体重を維持していたので無理のない数字ではないでしょうか?

ここで注意したいのは筋肉の問題。同じ身長であっても、骨格が良かったり、運動をしていて筋肉があるという人はどうしても重くなりがちです。
ですので、ここで出した体重はあくまでも目安、個人差が出るということを覚えておきましょう。

◆痩せすぎると将来不妊の原因に!

痩せるということは、単純に見た目が細くなるということではありません。
それまでたまっていた脂肪が落ちるという現象は、自然界では【体型の維持ができない】とみなされる、つまり、生存できなくなる可能性が出てくると判断されるわけです。
私たち人間の体も、痩せることによって「摂取カロリーを増やさないといけない」と本能的に悟り、いろいろな対策を取るようになります。

さてここで問題です。生きるためにカラダが真っ先に不要と判断するのはどういう機能でしょうか?
答えは「生殖機能」。そう、食べ物もなく、カラダを維持できない状況で子供を産んでも育てられないので、排卵にかかるエネルギーをストップさせます。

3か月以内に5キロ以上痩せたりしたらもう、危険信号。ホルモンバランスが崩れ、この状況に陥ることでしょう。
けれど、たった一瞬のことであれば、すぐにカラダも元に戻るのでそこまで大きな悪影響を及ぼすことはないでしょう。

けれど、飢餓状態がずっと続いたとき…。
脳の視床下部から出るホルモンのバランスは完全に崩れ去り、子宮や卵巣は使われないため、異常が出やすくなってしまうのです。もし異常が出てしまったら…将来、子供ができにくくなってしまい、最悪不妊という可能性も。
適正体重を無視してはいけない、というのはそういう意味を含んでいるんですね。

◆栄養不足は肌や髪にも影響が

健康的に痩せている人の肌はぷりんとしていて、髪もつややかです。それは必要な栄養素をしっかり摂っているため、肌や髪にもきちんと栄養を送ることができるからです。

けれど、痩せすぎている人は往々にして栄養素が足りていません。肌や髪に回す余裕がなくなるため、どうしても影響が出てしまうんです。
ひどいときには抜け毛が増えたり白髪ができたり、肌にしわやくすみが出てきたりと、老け込んでしまうことにもつながってしまいますし、内臓関係にもダメージがあることも。

「まだまだ足りない」「もっと痩せなきゃ」と言っている裏で、カラダの中は悲鳴を上げているのです。カラダの不調サインを絶対に見逃さないようにしましょう。

◆拒食症のような症状が出ればカウンセリングも視野に入れて

中には「危険なのがわかったから食べなきゃ」「少しは肉をつけなきゃ」と思っても食べることができない。
あるいは、食べることそのものへの興味を失ってしまっている、恐怖を感じるなど、食べるという行為に困難が生じるケースがあります。

必要な食事を食べることができない、これは立派な拒食症です。よくテレビなどでは、食べたものを吐くという行為が拒食症として紹介されていますが、そもそも食べない人だって多いのです。

ほんの少しでも食べてるから大丈夫。吐いてないからOK。なんていうのは大間違い。必要最低摂取カロリーすらも摂れないようなら病院に行きましょう。
拒食症は立派な病気。一人の力で立ち向かうことは難しいので医師の助けを得るほうが建設的です。

また、本人自身が拒食症であるということを認識していない場合もあります。そういう時は、周囲がその異変に気付き、病院に行こうと声をかけてあげることも大切です。
拒食症は命にかかわります。一刻も早く、正常な状態に戻すように働きかけましょう。

美への探求心は素晴らしいものです。しかし、美しさを追い求めた結果、抱えきれない代償を背負うのはあまりにも大きなペナルティではないでしょうか?
何事もやりすぎはいけません。ほどほどという言葉が一番だという言葉を贈りたいと思います。



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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)