職場で太っている自分に引け目を感じたり、プライベートで一緒に歩く友人に劣等感を持ってしまうことありますよね。引け目や劣等感だけですめばいいのですが・・・繊細な方の場合「私はなんでこんなに太っていて醜くいの?!」と自身を責めて、泣きたくなってしまったりもします。これは自分で自分の心臓に刃を当てているのと同じです。そこで、自分の外見やコンプレックスが原因で、キズついた人の心を回復させるための処方箋を、心編と身体編に分けてご紹介しています。

前回は「心編」で「傷ついた心を癒す2ステップセラピー」をご紹介いたしました。そして今回は「身体編」です。実際に体をスリムにしていくことで、あなたの心の傷を回復させていきましょう。しかし各ダイエットのプロが提供する方法では、心に傷をつけてしまっているあなたには負担が大きい可能性があります。また痩せる事に注目しすぎると心がギスギスと余裕をなくしてしまい、余計に辛くなってしまいます。そこで、筆者が実際に10キロスリムになることができた「3つの心得」をご紹介します。


【心得1:落とす体重は1カ月に1キロだけ】

ダイエットをはじめると、つい1カ月にマイナス3キロ4キロと求めがちです。ときにはマイナス10キロを目指す方もいらっしゃいます。それはその方の事情があるので悪いとはいいません。でも繊細なあなたの心には負担が大きいので、今回は1カ月にマイナス1キロを目指しましょう。

物足りないでしょうか?

・もっと早く醜い自分から抜け出したいのに!
・1カ月に1キロずつなんて意味あるの?

という声をよく聞きます。しかし一緒に考え方を変えてみましょう。1年後、あなたは死んでしまいますか?1カ月に1キロずつ落としていけば、1年後にはマイナス12キロですよ。「チリも積もれば」はバカにならないのです。あと10年以上ある人生で、いえ20年以上30年以上ある方が大半でしょう。これから2桁以上ある人生の中のたった! たった1年後にはスリムで美しいあなたが待っているのです。焦って今すぐにスリムになる必要性があるでしょうか?

人生は結構長いものです。ギスギスした心で1カ月後のマイナス3キロ5キロに着目するよりも、ゆっくりと確実に1年後のマイナス12キロを目指してみませんか?目先を延ばすことで心穏やかにスリムを目指せます。心の穏やかさは見た目にも反映されますから、スリムになると同時に余裕のある美しさを出すことができます。


【心得2:摂取カロリーの計算はアバウトに】

ダイエットに良い摂取カロリーは、女性の場合1200kcalといわれています。摂取カロリーをおさえる方法は成果を出せる人が多いです。しかし毎日カロリー計算をするのは大変ですよね。正直、面倒くさいです!さらに「えっと、これ何キロカロリー?! もう分からない!」と頭がパニックを起こしかねません。これでは、せっかく「心得1」で考え方を変えても、心穏やかにはいられません。

そこで! 1日の摂取カロリーは1200kcal~1500Kcalとします。そしてカロリー計算もアバウトにしましょう。細かく丁寧に計算すると続かなくなるものだからです。例えば、外食ならインターネットで調べるとカロリーが出てくる場合があります。そのカロリーは細かく書き留めるのではなく、1桁部分を四捨五入してしまいましょう。カロリーが調べられない場合は、似たような料理で調べればOKです。

例えば「エビクリームスパゲティ」のカロリーが分からなかったら「たらこクリームスパゲティ」で調べる。実際カロリーは違いますが気にしなくて大丈夫です。なぜなら、100Kcalや200Kcal違ったところで、1キロ2キロすぐに脂肪になるわけではないからです。自炊の場合は、ザッと材料と油のカロリーを調べて足すだけにします。100g何キロカロリーなんて、材料を計って計算する必要はありません。

もちろん調理法によってカロリーが変わるなども気にしないようにしましょう。よく使う野菜、「たまねぎ」や「じゃがいも」などは、大・中・小でだいたいどれくらいずつのカロリーか時間があるときに調べて手帳の端にでも書いておけば楽チンです。「1桁部分は四捨五入で」もお忘れなく。「そんないいかげんな計算でやせるの?」と思うかもしれませんが大丈夫です!なんと言っても1カ月マイナス1キロなのですから、これくらいアバウトで充分効果が期待できます。

ただ1つだけ意識することをお願いします。その意識とは「昨日1500Kcal超えてしまったら、今日は1200Kcalに抑える」ことです。その代わり、普段は1200超えても気にしなくて良いのです。なぜなら最初から「1日の摂取カロリーは1200kcal~1500Kcal」としてあるからです。

いかがですか?これくらいアバウトなら頭がパニックを起こすことはありません。細かい単位の計算は必要ありませんから、それほど面倒でもありません。ですから穏やかな心でスリムを目指せます。


【心得3:運動はスキマ時間のストレッチだけ】

これまで目標体重と食事に触れてきました。ダイエットで食事に気を付けると言えば、次に来るのは「運動」ですよね。ここでの運動は「ストレッチ」をおすすめします。「ストレッチ」といっても「1日何分はしましょう」とか「このストレッチを何セットしましょう」などは全くありません。椅子から立つとき・お手洗いから出るとき・布団に入ってからなどなど、ちょっとしたアクションを起こすときや気付いたときに、グーッと背伸びをしたり身体を左右に揺らしたり肩をまわしたりするだけです。なんといっても1カ月マイナス1キロですから、滞っている血液を流してあげるだけで効果ありなのです。そして、人は立っているだけでもカロリーを消費しています。ですから、チマチマとはいえ身体を動かすことによってカロリーも消費しています。チマチマも、1日数回1カ月続ければ、マイナス1キロに貢献します。

ポイントとしては、あらためて時間を取らなくて良いので、こまめにすることをおすすめします。背伸びはとても気持ちの良いものですし、滞る血液が流れだすと身体が楽になります。しかも、時間にも身体の動かし方にも規定がないので、穏やかな心のままスリムを目指せます。


【おまけの心得:湯船につかる】

面倒くさい人は無理をしなくてかまいませんが、スリムを目指すならなるべく湯船に入ることをおすすめします。入浴剤を入れて楽しめるとさらに効果的です。お湯につかると血液の循環がよくなり自律神経が整うと言われています。自律神経が整うと体調がよくなります。また、発汗により体内の老廃物も出てきます。そして代謝も上がります。代謝を上げるのはダイエットに効果的だと、ダイエットのプロも言っています。さらに、湯にはリラックス効果もあるので「私はなんでこんなに太っていて醜くいの?!」と自分を責めて泣きたくなってしまった夜には特におすすめです。


【最後に――】

いかがでしたか?『「デブで醜い」と自分を責めてしまう人への処方箋』として、心と身体の2回に分けてご紹介させていただきました。「心編」と「身体編」の「心編」だけでも、あなたの心の傷が回復する可能性はあります。しかし「身体編」だけでは不十分です。やはり1番は『「心編」で心の傷を癒しながら「身体編」で心穏やかにスリムを目指すこと』になります。『「私はなんでこんなに太っていて醜くいの?!」と自身を責めて泣きたくなってしまう』そんな繊細なあなたは是非試してみてください。あなたの傷ついた心が少しでも早く回復して、もう自分を責めて泣いたりしませんように――。心より祈っております。



young-girl-531252_960_720

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)