普段から「睡眠の質」ということを考えて生活をしているでしょうか。「最近、長い時間眠ってもあまり疲れが取れない」という場合には睡眠の質を気にするかもしれません。それでも「仕事が忙しいから」「起きてやりたいことがたくさんあるから」「見たいテレビがあるから」など、様々な理由で睡眠をおろそかにしてしまってはいないでしょうか。睡眠がしっかりとれていないと、健康に良くないだけでなく、実は睡眠がしっかりとれている人よりも肥満体型になっていってしまいます。どうして睡眠の質がダイエットや体型に影響してしまうのか、見てみましょう。


◆寝るだけでカロリーを消費する!?

人間は何もしていなくても、生きているだけでカロリーを消費しています。つまり、寝ているだけでもカロリーは消費しているのです。個人差はあるものの、1日の睡眠で消費できるカロリーが300カロリーだとすると、1か月強で1キロ痩せられる計算になりますから、うまく利用すればダイエットの強い味方になってくれます。ですが、この消費カロリーは、個人差以外にも「睡眠の質」に大きく左右されるのです。


◆正しく眠らないと成長ホルモンの働きは30%程度

寝ている間に消費するカロリーは、体重や年齢、性別などによって個人差はあるものの、300キロカロリー前後のカロリーを消費するといわれています。これは、成長ホルモンの働きによるものですが、成長ホルモンの働きは睡眠の質によって30%程度にまでさがってしまいます。すると、正しく睡眠をとっていれば300キロカロリー消費するはずが、90カロリーしか消費しなくなってしまいます。正しく眠っていた状態より、210キロカロリーを消費できずにため込んでしまうのです。これを1か月間続けると、6300キロカロリーもため込んでしまいます。体脂肪1キロは7200キロカロリーに換算できますから、およそ1か月強で1キロ体重が増えてしまうことになります。


◆正しく眠れば疲れもとれてアンチエイジングにもなる

成長ホルモンには、疲れた体をリセットする、アンチエイジングの効果もあります。よく眠ったあとには、肌の調子も良いという体験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。これは、成長ホルモンにより、肌のターンオーバーを行うスイッチが入るため、朝、新しい肌に生まれ変わっているためです。熟睡できないとこのターンオーバーがなかなか行われず、ダメージを受けた古い肌がいつまでも表面に残ってしまいます。アンチエイジングには「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれる、夜の10時~2時に眠りについていると良いといわれていますので、ダイエットだけでなく美肌効果も得たいという方は、この時間に就寝していると良いでしょう。


睡眠は、必ずとらなければならないものです。「寝ている時間は何もできないからもったいない」と考える方もいるかもしれませんが、その考え方は逆です。睡眠は飛行機が飛び立つ滑走路のようなものです。つまり、睡眠をしっかりとらなくては飛び立てないのです。日中に良く行動したい、疲れを意識することなく活動したいと思ったら、そのための準備としてしっかりと眠らなくてはならないのです。

もちろん、疲れも取れないのにだらだらと眠ってもあまり効果はありません。大切なのは量より質です。質を高めて眠れば日中のパフォーマンスが上がるだけでなく、アンチエイジングになり痩せられるのです。必ず取らなくてはならない睡眠で痩せられるなら、それに越したことはありませんよね。「最近眠っても疲れが取れない」という方は、現在正しく眠れていないのかもしれません。それを改善するだけで、ダイエットにも効果があるかもしれませんから、ぜひ睡眠の質改善するように心がけてみてください。



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