4月から始まる「食品機能性表示制度」。これまで機能性を表示できる食品は限られていて、何がどう体や肌にいいのか、皆さんもわかりにくかったのではないでしょうか。しかし、食品の新たな機能性表示制度が始まれば、それが一変するかもしれません。食べてキレイになるには、内側からのケアが大切。でも、一体何を食べたらいいの?食品機能性表示制度は、その答えのひとつになります。



【機能性表示食品とは?】
そもそも、これまで食品に機能性の表示が許されていたのは「栄養機能食品」と、「特定保健用食品(トクホ)」。栄養機能食品は、ビタミンC、亜鉛、カルシウムなど17種類(4月から20種類)のビタミンやミネラルについて、その含有量と成分の機能が定型の文言で示されるものです。またトクホは、「体脂肪がつきにくくなる」、「お腹の調子を整える」など、特定の用途が示されますが、製品を使った臨床試験と消費者庁の審査や許可が必要なため、数があまり多くありませんでした。


一方、新たに登場する「機能性表示食品」は、消費者庁の審査や許可が必要なく、企業や生産者の責任で表示できます。安全性や機能性についても、食品や含有成分の研究論文での分析結果が、一定条件を満たせば、表示できるのが大きな特徴です。加えて、数値で測定できる項目の機能しか認められなかったトクホと異なり、主観をスコア化するテストやアンケートによる効果も分析論文の対象となります。
このため、今まで表示できなかった「疲れ」や「ストレス」「睡眠」などをうたう食品が、お店に並ぶことも予想されます。「皮膚」「目」「関節」など、体のどの部位に対する機能があるのかわかることも、機能性表示食品のよさと言えます。



【機能性表示食品の効果とは?】
では、どのような食べ物が機能性表示食品になるのでしょうか?対象は、お菓子やパンのような加工食品や、飲み物、野菜、魚など、ほとんどの食品。ただし、アルコール飲料や、脂質や糖、塩分などが多く含まれるものは除外されます。下記の食品などが候補ですので、参考にしてください。



◆タマネギ
ケルセチンは、タマネギの黄色い色素成分で、抗酸化力の強いポリフェノールの一種。血管を拡張することで、血流を改善したり、骨の形成を促すたんぱく質を増やして骨密度の減少を抑える作用があるとされる。


◆トマト
トマトの赤い色素成分リコピンには、強力な抗酸化作用があり、皮膚に多く蓄積して紫外線による肌ダメージを抑える。また運動による疲労を軽減する。脂肪の蓄積を抑える。血糖値の上昇を緩やかにする。などの研究報告がある。


◆魚
サバやサンマなどの青魚には、EPA(エイコサペンタアエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)など、n-3系脂肪酸が豊富。爪を丈夫にしたり、髪を太くするなどの報告がある、コラーゲンをエサに混ぜた鯛も登場。もしかすると機能性表示食品になるかも?


◆緑茶
緑茶の渋み成分ポリフェノールの一種であるカテキンには、様々な種類と機能性がある。べにふうき緑茶に多いメチル化カテキンは、花粉症の症状やアレルギー性鼻炎の症状を緩和することがわかっている。


◆お菓子
機能性成分を添加できるお菓子の場合、糖や塩分の過剰摂取につながらないようになっていれば、機能性表示食品になる可能性も。皮膚の保湿効果が認められているヒアルロン酸、心機能改善作用が評価されるコエンザイムQ10、睡眠促進作用が期待できるテアニンなどを添加したお菓子なども登場しそうだ。



機能性表示食品なら、「体のどこに何が効く」かがわかり、目的に応じて食べ物を選びやすくなります。せっかく食べるなら、キレイも期待できる食品を選びたいのが女心。機能性表示食品をかしこく選んで、あなたの゛なりたい゛をかなえましょう!

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