馬肥ゆる秋。味覚の秋到来!美味しい食べ物がたくさん溢れる季節です。最近では輸入食品も様々です。
そんな時に注意が必要なのです!そう、それは食物アレルギー。
昔より食物アレルギーを起こす体質の子供がたいへん増えています。これは、子供の免疫の体質の構造が変化しつつあるからだと言われています。

今日はそんなアレルギーについて少し知ってもらえるお話をしていきます。

【アレルギーの種類ってこんなにあるの!?】

一般なアレルギーで知られているのが、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹などだと思います。主にこれらは、Ⅰ型に分類されます。
アレルギーには、Ⅰ型即時過敏症・Ⅱ型抗体媒介型・Ⅲ型免疫複合型・Ⅳ型T細胞介在型に分けられます。それぞれの特徴を以下に記載してみます。

反応
 Ⅰ型 アナフィラキシー反応
 Ⅱ型 細胞溶解性反応
 Ⅲ型 免疫複合体反応
 Ⅳ型 細胞性免疫反応

主な標的臓器と細胞
 Ⅰ型 皮膚・肺・腸管
 Ⅱ型 皮膚・赤血球・白血球・血小板
 Ⅲ型 皮膚・血管・関節・腎臓・肺
 Ⅳ型 皮膚・肺・甲状腺・中枢神経

主な疾患
 Ⅰ型 花粉症、アナフィラキシーショック、蕁麻疹、気管支喘息
 Ⅱ型 不適合輸血、血小板減少症紫斑病
 Ⅲ型 血清病、全身性エリトマトーデス、糸球体腎炎
 Ⅳ型 アレルギー性接触皮膚炎、関節リウマチ

まだ他にも関係する疾患はたくさんありますが、こんなに種類があったのを知っていましたか?
また、中には関節リウマチなど普段の生活でも聞く病名ですが、これもアレルギーの病気だったのです。
何気なく「アレルギー持ちだから。」という発言も細かく分類すると間違った情報を伝える可能性がありますね。少しだけ注意も必要かもしれません。

【食物アレルギー】

食物アレルギーって何なのでしょう。それは、特定の食物を経口摂取した時、体を守る免疫のシステムが過敏に働き、アレルギー症状が出ることを言います。
では、小さいお子さんをお持ちのご家庭はとてもきになると思いますが、食物アレルギーってどんな食物でなりやすいか、知っておきましょう。

一番多いのは、卵。次に、乳製品、小麦、落花生と続きます。さらに、イクラ、エビ、蕎麦、大豆、キウイ、カニ、クルミ、バナナとなっています。
食物アレルギーを起こす食べ物の特徴として、熱処理や消化酵素に強い特徴があります。

主なアレルギーの症状は以下があります。

皮膚:かゆみ、蕁麻疹、発赤、腫脹
目:結膜充血、かゆみ、まぶたの腫れ
口腔咽頭:違和感、腫脹、声枯れ、イガイガ感
鼻:くしゃみ、鼻汁
気管支:肺、呼吸困難、咳
消化器:腹痛、吐き気、下痢、血便
循環器:頻脈、血圧低下

これらの中では、皮膚症状が最も頻度が高いです。
そして、アレルギーで特に強いのがアナフィラキシーショックで、血圧が低下し意識障害などのショック症状を伴う場合、生命を脅かす危険な状態でもあります。
この症状で毎年3人程度亡くなっています。

新生児や乳児に見られる症状として、アレルギー性胃腸炎があります。
これは、母乳やミルクの中のタンパク質が原因となり、血便や下痢などの消化器症状を起こします。
乳児期は、消化機能や腸管のバリアが未熟で、未消化な食物タンパク質が侵入しやすい上に、免疫学的にもIgE抗体を作りやすく、免疫学的寛容も成立しにくいの対して、成長に伴って克服していくのが対応になります。

検査として、血液検査、prick test、食物経口負荷試験などがあります。
小さい頃に血液検査等で、どの食物に対してアレルギーを持っているか、アナフィラキシーショックを事前に予防しておくためにも確認をしておくのがオススメです。

アレルギーは、本来、体自身の持っている免疫防御反応なのですが、それが何かしらの要因により体に対して過剰な障害を与えてしまうため、対策は難しいものです。
しかし事前に検査や知識と知っておくと、まさかの事態は未然に防げると思います。
家族が安心して暮らすためにもアレルギーという普段使う言葉の持つ本当の意味を理解しておくのも大切ですね!



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