女性は11~15歳の間に初潮を迎え、平均50歳前後に閉経を迎えると言われています。その間約35年~40年の間、妊娠期間を除き毎月訪れるのが「生理」。生理とは、子宮内膜がはがれて体外に排出されるものです。正常である場合、約28日~30日の周期で出血する期間は3~7日です。

生理はなくては困るものですが、毎月痛みに悩まされている方も少なくありません。本来この生理痛はなくて当たり前のものです。お腹の痛み、腰の痛み、だるさ、貧血、吐き気など症状はそれぞれ。痛みがひどくて寝込んでしまうという方もいらっしゃいますし、怖くて鎮痛剤が手放せない方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方にとって生理痛は恐怖ですよね。

あまりにも酷い生理痛の陰には大きな病が隠れている場合もあり、まずは婦人科での検診をおススメしますが、ご自身で改善できる生理痛もあります。今回は食生活、生活習慣で改善される生理痛についておススメの食材と共にみてみようと思います。

◆タイプ別生理痛が起こる原因

生理痛と一言で言っても原因は様々。いくつか例に挙げて考えてみます。

・血行不良が原因

まず初日~2日目に痛みがひどくなり、下腹部に張るような痛み、刺すような痛み、経血が暗赤色でレバー状の塊がある方。また、ストレスが多く、イライラ、ため息の多い方、生理前の胸が張るような痛みがある方は、「気」(エネルギー)と血行不良が原因です。レバー状の塊が出る事で生理痛が楽になるという方もいらっしゃいます。中医学では「不通則痛」(ふつうそくつう)という言葉があります。これは何らかの理由で流れが滞る事で痛みが生じるという意味です。

何故流れが滞るのか? ストレスによるもの、冷えて巡りが悪くなっているもの、油っぽいもの、肉食が続くことでドロドロ血液によって血行が不良になっている場合など理由は様々です。この場合は『気』と『血』の流れをスムーズにしてあげることです。

オススメ食材の例として「気」の巡りをよくしてくれる食材は、温州みかんの皮を乾燥させた陳皮(ちんぴ)の他、フェンネル、ジャスミン、マイカイカ(ハマナスのつぼみ)などです。また、「血」の巡りをよくしてくれる食材は、黒砂糖、生姜、紅花、お酢、玉葱などです。

・身体の冷えが原因

冷えによる痛み、冷え症、経血が暗赤色、レバー状の塊がある場合は、冷えにより経血の流れがスムーズにいかずに生理痛を引き起こしているものです。この場合はお腹を温めてくれる食材、血行をよくする食材を摂りましょう。カイロでお腹と背中を温めることもおすすめです!

身体を温めてくれる食材は、生姜、にんにく、ネギ、らっきょうなど。血行をよくしてくれる食材は、ニラ、黒砂糖、生姜、黒豆、玉葱、紅花などです。

◆血液不足が原因

生理後半、または生理が終わってからのシクシクした鈍い痛みのある方。さすると楽になる、経血は薄い赤でサラサラしている方は、生理による出血で「気」(エネルギー)と『血』が不足しているタイプです。顔色が悪い、青白い、めまいや貧血などの症状も起こる事があります。この方は失った「気」と「血」を補ってあげる事、睡眠を充分にとり、休息も必要です。

「気」を補ってくれる食材は、米類、南瓜、イモ類(ジャガイモ、サツマイモ、ながいも)、豆類、キノコ類、蜂蜜など。です。また、「血」を補ってくれる食材は、黒い食材である黒豆、黒ゴマ、黒木耳、赤い食材であるなつめ、にんじん、赤味のお肉、まぐろ、カツオ、他ほうれん草、レバーなどです。

生理痛が重い方にとって生理痛は本当に憂鬱。ただ、生理によって子宮はリセットされます。気のめぐりと、血行をよくし、デトックスできるようにしましょう。また、生理痛は本来なくて当たり前のもの。生理の調子を整える事で身体の不調も改善されます。是非この機会にご自身の大切な身体を見直してくださいね。



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