足がかゆい・・・というと、すぐに思いつくのは「水虫」です。水虫は、外回りが多い職種についている男性がなりやすい・・・という考えが多かったのですが、最近では女性にも水虫で悩まされている「水虫女子」が20代女性の中で急増中とのこと。そもそも、水虫という名前だけはメジャーになっていますが、その水虫自体、どんな病気なのかをはっきり知っている人はいないものです。今回は水虫についてのお話をさせていただきたいと思います。

水虫とは?
水虫とは白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)が皮膚(角質層(角層))に感染し、痒みやただれ、皮膚のはがれや小さな水疱(水ぶくれ)ができる症状のことを言います。水虫になっているかどうかというのは、症状が進行すると素人でも一目でわかるでしょう。

水虫の種類
水虫にはいろいろな種類がありますから、覚えておくといいでしょう。

【足水虫(足白癬)】
一般的に「水虫」と呼ばれているものは、この足水虫のことです。白癬菌が足に感染します。

【爪水虫(爪白癬)】
白癬菌が爪に感染する水虫で、日本では10人に1人の割合で感染しています。

【趾間型水虫】
趾間型水虫は、指(特に足の指)の間にできる、最も患者数が多いといわれている典型的な水虫のことです。強いかゆみやただれ、腫れなどの症状がでます。

【小水疱型水虫】
小水疱型水虫は、透明でやや粘り気のある液体を含む小さな水疱が現れ、強いかゆみを伴います。

【角質増殖型水虫】
角質増殖型水虫は、足の裏(特にかかと付近の角質)にできる水虫で、ざらざら・ガサガサしたひび割れが起こります。

【シラクモ(頭部白癬)】
シラクモとは、白癬菌が頭部に感染した水虫のことを言います。

【ゼニタムシ(体部白癬)】
ゼニタムシ(タムシ)は、体部白癬と呼ばれている白癬菌が体部に感染した水虫のことを言います。

【手水虫(手白癬)】
手水虫とは、手白癬と呼ばれている、白癬菌が手に感染した水虫のことです。

【インキンタムシ(股部白癬)】
インキンタムシは股部白癬と呼ばれている、白癬菌が股部や陰嚢(いんのう)、お尻などに感染した水虫のことを言います。インキンタムシも「水虫」だったんですね。

水虫になってしまったらどうすればいい?
【足の洗い方】
足の指の間をゴシゴシ洗ってしまうと皮膚が傷ついてしまいますので、お風呂で足を洗うときは、石鹸をつけた手で優しく洗うようにしましょう。こうやって洗うだけで、菌は落ちて皮膚も傷つけることはありません。ちなみに、足をよく洗う人の方が水虫になりやすいという実験結果が出ていますので、「洗いすぎはよくない」ということを知っておいて下さいね。

【洗濯】
水虫に感染している人の衣類と一緒に洗濯すると水虫が移る・・・なんていわれることがありますが、実はそういうことはないそうです。というのも、菌は洗濯によって洗い流すことができるからです。また、洗い流された金が再び衣類につくこともありません。床に落ちた菌や掃除機をかけることによって除去することができます。

【家の中で靴下は履かない】
予防のために、家の中で靴下を履く人がいますが、靴下をはいたからと言って予防することができるわけではありません。菌は繊維よりも小さいので、隙間から足に付着してしまいます。家の中で靴下を履いて足を蒸らすほうがよっぽど水虫になってしまいますので、靴下ははかないようにしましょう。

【治療薬の塗り方】
一か所でも水虫がある人は、おそらく広範囲によって菌が広がっている可能性が出てきます。ですから、水虫の治療薬を塗るときは、患部にだけ塗るのではなく足裏全体に塗るようにしたほうが効果的でしょう。薬を塗ると、症状は落ち着きます。
しかし、症状がなくなったからといって、すぐに塗るのをやめてしまうのはいけません。最低でも、最低1ヶ月は治療薬を塗り続けるようにしましょう。水虫はきちんと治療すれば、完治できる病ですから、しっかりと治してください。

水虫の予防はどうやってやる?
水虫は根気強く治療を続けても、再発してしまう病気でもあります。ですから、日ごろから水虫を予防するようにしましょう。

【石鹸で洗って乾燥】
足を洗いすぎるのはよくありませんが、不潔なのもよくありません。石鹸で足を洗って、きちんと乾かすようにしてください。

【バスマット】
バスマットはこまめに洗濯し、水虫を発症している人とのスリッパの共有は避けましょう。

【靴】
靴を脱いだら、その靴を風通しのいいところで乾燥させるようにしてください。

【受診】
少しでも気になることがあったら、皮膚科で受診したほうがいいですね。水虫がカンジタに発展することがありますので特に女性は注意してください。


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