現代人の慢性痛といってもよい「肩こり」「首こり」。病気というのではないけれど、毎日がつらいですね。少しでも楽になれば、よいですよね。普段の生活でも気を付けたら良いポイントがあるはずです。一緒に「肩こり」「首こり」改善していきましょう。

「肩こり」

皆さんも一度は聞いたことがあるかと思いますが、「肩こり」を感じるのは日本人だけなんだそう。
同じ人間なのに、感じないってどういうこと?と思いますよね。そもそも、他の言語には「肩こり」をいう言葉が存在しないのだとか。その為、肩の筋肉周辺が凝っていても特に意識することがないようです。言葉の問題ということなのでしょうか。
日本で「肩こり」という言葉が広まったのは、文豪夏目漱石著の「門」という作品からだと言われています。

――――――「もう少し後ろの方」と御米が訴えるように言った。宗助の手が御米の思う所へ落ちつくまでには、二度も三度もそこここと位置をかえなければならなかった。
指で押してみると、頸と肩の継ぎ目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。御米は男の力いっぱいにそれを抑えてくれと頼んだ。――――――――(引用 夏目漱石 「門」)

昔の人も悩んでいたのですね。

「肩こり体操」

朝は寝ている間に起きた血行不良を解消、夜は疲れのたまった方の筋肉をほぐします。

1..
腕を下ろしたまま、肩を上げ下げする。両肩を持ち上げ、力を抜いてストンと落とす要領で行う。
2.両肩を後ろに引き、続いて前に出す。
3.
肩で円を描くように、肩の前まわしと後ろ回しを行う。
4.両腕を振り上げ、後ろに振り下ろす。出来るだけ真上まで上げ、最後も出来るだけ後ろへ振り下ろすこと
5.
両腕を大きく横に振り上げ、前に振り下ろす。
6.
両腕を前に伸ばした位置から水平に腕を開く。少し突っ張る感じがするまで十分に開くこと。
7.
腕を大きく前と後ろに交互に回す。
(参考:肩こり・腰痛倶楽部)

簡単な体操なので、気づいたときにやってみるとよいですね。

「首こり」

「肩こり」と共に起こりやすいのが「首こり」ですね。「肩こり」は体操をご紹介しましたので「首こり」はツボを刺激してみましょう。
「首こり」は成人で約5kgあると言われる重い頭を支えているため、パソコン作業、スマホを見るなどで下向き姿勢が長時間続くことにより、頸の筋肉や関節に負担がかかり起こります。

「首こりのツボ」

*風池 首筋のやや外側、うなじのくぼみにあります。
*天柱 風池から親指1本分内側寄りのやや下に位置します。
それぞれのツボを両手の親指で押しながら、頭をゆっくり前後に動かします。気持ちいいと感じるまで行ってください。

*合谷 手の甲にある万能ツボ。手の甲側、親指と人差し指の骨の分かれ目のやや人差し指側にあります。首こりだけでなく肩こりや手のしびれなどにも効果があります。
親指を合谷にあて、気持ちいいと感じる強さでやや強めに押しもみます。両手それぞれ約30回程度、押してはもみを繰り返します。

「肩こり」の予防

姿勢・眼精疲労が原因の一つになっていることは誰でも知っていると思います。やはり、そこを改善しない事にはいくら一時的に良くなっても繰り返しになってしまいます。
パソコン作業は、現代人には欠かせないこととなりつつあります。スマホを見ているのも同じことです。その時ほとんどの人が、首を前に突き出す姿勢になっています。そして、両肩を前にすぼめる姿勢にもなっています。
こうした姿勢が、首から肩に緊張性の疲労を生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。

また、パソコンを見つめていると目が常に緊張感を強いられ、瞬きの回数が減るのです。(通常毎分12~20回程度。パソコン作業中 毎分1~2回)。その為ドライアイから眼精疲労を起こし、それも肩こりの原因となります。

予防策としては、同じ姿勢を続けない事。
こまめに首や肩の緊張状態をほぐすこと。上の肩こり体操の1番などをやってみるのも良いでしょう。
眼精疲労の予防には、時々目を休める事。目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて、休ませます。
窓の外など遠くを眺めるだけでも、目の緊張を緩和することが出来ます。

「日常生活」

肩こりの原因の一つとして、運動不足もあります。適度な運動で血流を改善しましょう。運動することで筋肉量の低下を防ぐことも出来。筋肉が柔軟になります。
筋肉は血液を送るポンプのような役目をしているので、運動を続けることで、全身の血流を改善し、日頃から肩こりを起こしにくい体を作ることが大切です。

「肩こり」「首こり」ともにとても不快なことです。なるべくなら、感じない生活を送りたいものですね。日常生活を少し改善するだけで、少しずつでも解消できるものです。今日から取り入れていきましょう。

 

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