寒さのせいなのか。なんだかやる気が起きない…気持ちが落ち込んでしまって、いつもよりもパフォーマンスが出せない…実はそれ、「冬季うつ」が原因かもしれません。

気分の落ち込みが特徴的なうつ病は、症状の出方も様々。うつ病の中でも最も季節と深く関わっているものが「冬季うつ」ですが、その特徴と症状についてまとめてみました。

◆「冬季うつ」とは?

「冬季うつ」とは、季節の変化に起因する「季節性うつ病」の1つです。
主に10~12月の日照時間が短くなる頃からうつ症状が現れ、春先の暖かくなる3月頃には回復します。
夏は元気なのに、日が短くなる冬の間だけ気分が落ち込んだり、心身の調子に変化が現れる場合、ひょっとすると「冬季うつ」の可能性があります。
更には、「冬季うつ」のうつ状態は比較的軽く、春には回復することから、自分がうつであることに気づかなかったり、我慢している人も多いようです。

◆「冬季うつ」の症状

「冬季うつ」の症状は、一般的なうつ病の症状とよく似ています。以下に代表的な症状をまとめます。

・気分の落ち込み、むなしく自己否定的になる
・無気力感、活動量が低下する
・睡眠時間が長くなる、寝ても寝ても眠い
・疲れやすい、疲れが取れない
・食欲が止まらなく、特に炭水化物や甘いものが食べたくなる

うつ病とはよく似ていても、過眠、過食、炭水化物が欲しくなるのが「冬季うつ」の特徴。
この季節、「冬季うつ」とまではいかない方でも、いつもより眠たくなったり、食べたくなったりします。これは、体がエネルギーを蓄えようとする冬独特の自然な活動だと考えられています。

◆「冬季うつ」を改善するためには?

「冬季うつ」の原因は、日射量不足だとはっきりとわかっています。
冬になると日が短く日射時間が減ることで、脳内神経伝達物質であるセロトニンの分泌が減り、うつ症状を促すのだそうです。そのため「冬季うつ」は、日光に当たることが症状の緩和に繋がります。

・天気の良い日は外出を心がける

日光に当たる時間を長く作ることで、症状が軽くなります。そのため、寒いからとお部屋に引きこもるのではなく、天気の良い日は進んでお出かけをすることをオススメします。

・なるべく早起きをする

朝日を浴びることで、人間の体内時計はリセットされると言われています。そのため、「冬季うつ」の症状でもある眠気をなんとか我慢して、早起きを心がけて朝日を浴びるようにしましょう。

・食事を工夫する

「冬季うつ」の原因であるセロトニン不足は、食事でも補うことができます。実は、「冬季うつ」の症状で炭水化物が欲しくなるのは、自然な流れ。炭水化物中心の食事をすることで、分泌を促してくれるのです。

「冬季うつ」はいわば人間の冬眠のようなもの。そのため、冬の時期に誰でも起こりうる症状の1つなのです。
動物たちが冬ごもりの準備をするように、人間も冬になり次第動きが鈍くなり、春になる頃には元気に動き回ることができます。
まだまだ春はだいぶ先のように感じますが、四季を感じる日本にいるからこそには秋冬も楽しみたいものですよね。



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