拒食症…ここ数年でよく聞くようになった名前ですよね?
ある有名モデルが、この病気で亡くなったのをきっかけに世界中で注目され始めました。拒食症とは食事を拒むこと、つまり食事そのものをしなくなることを指します。
皆さんがよく知っている「食べるけど吐く」という症状は厳密にいうと過食症に当たります。

拒食症や過食症は摂食障害の一例で、れっきとした病気です。
つまり、自分の意志だけでどうこうしようと思ってもなかなか治せるものではなく、完治には専門医の助けが必要になってくるものです。

どちらも身体に悪影響をもたらし、最悪の場合死に至らしめる怖い病気ですので「もしかして私も?」「友人はもしかしたらそうかもしれない」と思ったらまずは病院に相談に行くことをお勧めします。


☆摂食障害の原因は様々

摂食障害の要因としては、遺伝、家族、強迫観念、周囲環境などがあります。
遺伝に関してははっきり「そういう遺伝子があるんだ」と言う研究毛化が出ているわけではないのですが「同じ家族から複数者出ている傾向がある」や「二卵性の双子よりも一卵性の双子がセットで罹患している」など、今までの患者傾向からそうなのではないか?と推測されています。が、単に家庭環境によるストレスとする見方もあるようで、判断が難しいところですね。

家庭環境を起因とする原因で考えられるのは、機能不全家族であった場合です。
過干渉、あるいはネグレクト気味な家庭で育った結果、心に余裕のない成長を遂げ、食事に影響が出るのではないかと考えられています。
実は食事は精神と密接に関係しており、嫌なことがあったとき「ドカ食いしてストレス発散!」や「なんにも食べたくない」など健康な人でも影響があることがあります。ですので、家庭環境という、生活に密接した中でのストレスは計り知れない影響を与えるのは当然でしょう。その結果、摂食障害を引き起こしていくのです。

周囲環境で多く見られるのは間違ったダイエット法を信じて実行してしまうことと、周囲の女性たちが痩せすぎているということです。
スリムな女性が美しいとされる現代ではさまざまなダイエット法があり、ダイエットをしなければいけないような環境に追い込まれています。しかも、そのダイエット法が自分に合っていればいいのですが、そうでなかった場合に摂食障害を引き起こしてしまうのです。

強迫観念が強い場合も摂食障害の起因となることがあります。痩せなきゃ!とか、まだまだ私は太い!と思い込み、さらには「食事は摂ってはいけない」「運動しなきゃ」などと、どんどん自分を追い込んでいく人、つまり完璧主義者はこの病気になる可能性が高いです。何事もほどほど、ができないために病的なまでに痩せようとするんですね。


☆摂食障害は自分で食べる量をコントロールできない症状

摂食障害は、必要な食事を必要な量摂取するということができない病気。なので、たくさん食べて吐くもそうですし、全く食べないのもそう。利尿剤や下剤まで使い始めたら絶対におかしいと考えましょう。

初期症状としては、食べ始めるのに時間がかかる、食事を細切れにする(拒食症)、短時間にドカ食いをする、隠れて食べる、食後にうつ状態になる(過食症)などがあります。
初期のころは自分では気づきにくいので、もし家族や友人にこの症状が出ていたら、少し注意深く様子を見てあげてください。


☆終わりに

摂食障害の人の多くは心に闇を持っています。それはありのままの自分を認められないというものです。彼女たちは【そのままでも十分素敵】と言う、その言葉を待っているのかもしれません。
重度になる前に誰かが気づき、彼女たちの安らぎになってあげられれば、最悪のケースを迎える前に方向修正をすることができるでしょう。

もし、自分が摂食障害かも…と思うのであれば、まずは自分を愛することから始めましょう。
医療機関にかかることも大切です。初めの一歩は勇気が必要ですが、大切な自分の身体ですから、自分で守らないといけませんよ。




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