突然に関節付近にコブかしこりができた人はいませんか?それは「ガングリオン」と言われる腫瘍かもしれませんよ。


●ガングリオンとは

ガングリオン(Ganglion Cyst、結節腫)とは、手足などの関節にできる腫瘍のことを言います。


●ガングリオンができやすい場所

ガングリオンは、ほとんどが手の関節のまわりに発生すると言われています。

その他には、

・手以外の関節の周囲
・手首の親指側のてのひら側の関節
・包やばね指の生じる指の付け根の掌側の腱鞘のあるところ
・腱けん(筋肉と骨をつなぐすじ)の周り
・膝の半月板や脊椎の椎間板などの軟骨組織のそば
・表皮から数ミリ下の粘液嚢胞

・・・などにも発生します。
驚くことに、骨や筋肉、神経などにもできることがあります。


●ガングリオンができやすい人

ガングリオンは、若い女性の発症率が高いとされており、20〜50歳で発症することが多くなります。ガングリオンができる原因は、まだ解明されていません。


●症状と対処法

ガングリオンは、軟らかいものから硬いものまであり、突然発生することもあれば徐々に進行する場合もあります。数ミリ程度の小さなものから、大きなものではピンポン玉程度にまで大きくなることがありますので心配になりますね。ガングリオンは、痛みがほとんどなく無症状のことが多いのですが、神経のそばにできると神経を圧迫してしびれや痛みなどが起こることがあるでしょう。ガングリオン自体は痛みはありませんが、神経を圧迫すると痛みが出てきます。こういった場合は、消毒した針などで刺して液体を抜くことで楽になるでしょう。


●ガングリオンは何科に行けばいいの?

ガングリオンは皮膚科か整形外科や形成外科で受診をするといいですね。ただ、検査環境が整っているのは、整形外科かもしれません。


●どう対処すればいい?

ほとんどのガングリオンは自然に消滅すると言われていますから、特別な治療はいらないものとなります。つまり、そのまま放置でいいということです。ただし、大きい場合や痛みがある場合は手術する必要がありますので、医師の診断に従うようにしましょう。


●ガングリオンの手術は入院が必要?

ガングリオンの除去手術のうち、5cm程度のものであれば通常は局部麻酔で15分程度で終わります。もちろん日帰り手術です。ただ、骨に沿っていて切開が必要な場合や、10cm以上のものに関しては、入院する必要があります。


●ガングリオンの手術費用について

ガングリオンの大きさが小さく日帰り手術の場合は、健康保険適用後で2万円~3万円程度となります。大きい場合は入院が必要になる場合がありますので、その場合は健康保険適用後で6万円程度となるでしょう。なお、入院の場合は3日程度で退院できますので安心してくださいね。


いきなりコブだのしこりだのが体にできたらものすごく心配になりますよね。しかもどんどん大きくなってくるのであれば、なおさら不安になるでしょう。そのしこりが悪性腫瘍のせいでできているのか、そうじゃないのかなんて検査してみないとわかりません。ですから、「あ~、これがガングリオンってやつか」なんて素人判断するようなことはしないようにしてください。もし、自分じゃなく誰かにしこりやこぶができていても、安易なアドバイスはしないようにしましょうね。




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