胸が痛い・・・。もしかしたら乳がんかもと心配になります。でも、その痛みはもしかしたら乳腺症の痛みかもしれません。今回は乳腺症と乳がんの違いなどについてお話ししたいと思います。


●乳腺症と乳がんとの違い

乳腺症とは、ホルモンバランスが崩れてエストロゲンが過剰になってしまう事が原因で起こる疾患です。乳房にしこりができた人の約80%がこの乳腺症となりますが、良性腫瘍か悪性腫瘍かというのは医師でなければわかりません。

乳腺症と乳がんの違いは以下のようなものがあります。

【乳腺症のしこり】

・痛みを伴う
・しこりを掴むことは出来るが、指の腹などで触るとしこりを感じない
・好発年齢 30~40代
・しこりの状態や硬さ(ゴムのような硬さ)
・動くことが多い
・境界は分かりにくい
・月経前に増大し月経後に縮小
・月経前に痛くなり月経後に軽快

【乳がんのしこり】

・40代以上
・表面がゴツゴツしている
・しこりが動かない
・しこりとその周囲の皮膚の境界がはっきりしない
・石のように硬く、動きにくい
・境界は分かりにくい
・少しずつ大きくなっていく
・痛みはない

一番わかりやすいのは、しこりの「硬さ」ですね。乳腺症の場合は柔らかく、乳がんの場合はしこりが硬いのです。


●乳腺症の対処法

乳腺症の痛みは、ほとんどが心配することがないものです。乳房の痛みやしこりの大部分は良性なものとなります。「乳腺症」は「慢性乳腺症」と呼ばれ、比較的若い世代から閉経前の女性に見られる一種の乳腺の老化現象とですからね。

【乳腺症の症状】

1.乳房に痛みを感じる。症状が重い場合は胸やワキが痛いような感覚もある。
2.生理前に特に乳房が痛みを生じる。生理が終わると痛みが治まることが多い
3.乳房の表面がなめらかでなくでこぼこに見える、感じる
4.乳首(乳頭)から液体が分泌される。この分泌物は透明やミルク色、黄色っぽく見えるものもある

乳腺症の診断がされたら、基本的には経過観察となります。つまり、治療の必要がないものとなります。もちろん症状としては辛いものがあるかと思いますので、痛みがひどいときは鎮痛剤などが処方されるでしょう。自分で行える対処法としては、以下のようなものがありますので、試してみてください。

【医師が勧める乳腺症の対処法】

1.脂っこい食事を避ける。脂肪の摂取量を減らす
2.海藻類などヨードを心がけて摂取できる食事メニューにする
3.カフェインをなるべく摂らないようにする
4.ストレスをためない、必要以上に心配したり痛みに意識を向けない
5.夜は早めに寝て睡眠と休息をたっぷりとる


●さいごに

基本的には規則正しい生活を送ることが大切ですよ。健康的な生活を送ることは、乳腺症以外にも効果がありますからね。特に、食生活と睡眠には気を配ることで乳腺症の症状が治まります。痛みがある、しこりがある・・・、それだけで乳がんかも!と心配しすぎないようにしてください。確かに警戒することは大切なことですよね。しかし、警戒しすぎたり心配しすぎたりすると、乳がんでもないんでもないのに事が大袈裟になってしまいますからね。まずは、きちんと医師に相談して検査してもらったりしましょう。そこで乳腺症なのか乳がんなのかを診断してもらいます。勝手な自己判断は絶対しないようにしてくださいね。何よりも病院に行って適切な診断と治療をしてもらったほうが安心ですよ。




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