段々と温かい日が続いてきて、食中毒のニュースを見かけるようになりました。食中毒、と聞くとどこか他人事で自分は大丈夫、と思っていませんか。でも、つい最近食中毒が出たのはお肉やおにぎりです。今日食べた、という人もいると思います。ちょっとしたことで起こってしまう食中毒。これからの季節はとても怖いのでもう一度きちんとその対処法について見直してみましょう。


<ポイントその1 新鮮>

食中毒と一言に言っても、いくつも種類があります。今までは冬にしか流行らないといわれていたノロウイルスも今は春、夏問わず発生しています。では、まず何に気を付けたらいいのでしょうか。

まずは新鮮な食材を選ぶということです。もちろん選ぶだけではだめです。新鮮なおいしいお肉を買ったのに、炎天下の中、お友達とついついおしゃべりしていませんか。どんなに新鮮なものを買ってもそれでは意味がありません。新鮮な食材を買ったらすぐに冷蔵庫に入れるか、調理をするかしましょう。また、冷蔵庫もただ入れればいいわけではありません。冷蔵庫が適切に冷える容量はその7割、と言われています。つまり、まだ食べないからとなんでも冷凍庫に入れたり冷蔵庫に入れてはその機能は果たせないということです。

また、O-157の食中毒が流行った際に何度も言われていましたが、新鮮な食材でもその調理法によっては食中毒にかかってしまいます。たとえばハンバーグの中心温度は75度1分以上と言われています。生焼けや生煮えでは食中毒になる可能性があります。調理法にも気を付けましょう。さらに、電子レンジも気を付けるポイントがあります。電子レンジで温めたと思っていても、中の部分は冷たいままというのは意外とよくあります。そのため、電子レンジで温める場合は途中で一度よく混ぜて再度温めるようにしましょう。

次に、賞味期限は確認していますか。食べ物には必ず賞味期限か消費期限が記載されています。冷蔵庫の奥に入っていて気づかなかったと期限を過ぎたものを調理に使わないように気を付けましょう。


<ポイントその2 清潔>

やはり食中毒は清潔なくしては始まりません。調理前に手指をきれいにすることはもちろんですが、机の上はどうでしょうか。きれいに拭いてから食事をしていますか。また、その際に使ったタオルやふきんはきれいですか。洗濯をしても繰り返して使うと段々とくたびれて汚れてきます。定期的に新しいものと交換するか、漂白剤につけて消毒しましょう。スポンジは食器や調理器具を洗うのにとても大切なアイテムです。ところが、ここに雑菌が繁殖することもまた多いのです。そのため、新しいものに取り換えたり、煮沸消毒をすることで常にきれいな状態でいることを心掛けましょう。

また、食べる時だけではなく調理中もこの清潔は心掛けなくてはいけません。お肉を切った包丁でそのまま野菜を切っていませんか。また、まな板は野菜用、肉用、魚用ときちんと使い分けていますか。どれも些細なことのように思えますが、菌を増殖させないためにとても大切なことです。では、清潔にしないといけないから野菜のように卵も洗わないと、そう考えたことはありませんか。実はこれは間違っています。卵の殻にはサルモネラ菌という食中毒菌がついていることがあり、卵をお水で洗ってしまうことによって、殻についたサルモネラ菌が殻を割った際に卵液に入ってしまうことがあるからです。


食中毒菌の原則は「つけない、増やさない、殺す」と言われています。家庭で起こる食中毒は全体の8%程度と決して多くはありません。ところが、0ではないということは上記に書いたどこかができていないために発生したと考えられます。これからは梅雨のジメジメとした季節にもなります。ぜひもう1度家庭の中での衛生面を見直してみましょう。




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