貧血は、女性に多い不調の1つです。原因は人によって様々ですが、どれも皆さんの生活に障害をもたらすものばかりです。今一度貧血についてしっかりと学んでみましょう。


■貧血になる理由

貧血とは赤血球あるいはヘモグロビンの量が正常より少なくなった状態で、その原因によっていくつかの種類に分けられます。その中でも女性に多く一般的に言われている貧血の正式名称は「鉄欠乏性貧血」と呼びます。体は、酸素と栄養素をエネルギー源として生命を維持しています。酸素の運搬が十分に行われなくなると、あらゆる組織が酸素不足になり十分な活動ができなくなります。

男性よりも女性になりやすいイメージがある理由の1つは、男性ホルモンの量の違いが関係してきます。男性ホルモンは、女性ホルモンに比べて、血液を増やす働きを活発化させるため、男性ホルモンが多いと、貧血になりにくくなります。女性の場合、男性ホルモンが少ないだけでなく、毎月の生理や妊娠、出産など、女性特有の生理現象で血液を失うことが多いため、貧血になりがちです。成人女性の5人に1人は、貧血予備軍だと言われており、体に必要な鉄分が不足することによって起こる鉄欠乏性貧血は、圧倒的に女性に多い不調です。成人女性の5~10%がこの病気に悩まされており、さらに貧血予備軍は、成人女性の20~25%もいると言われています。


■鉄欠乏性貧血の対策

酸素を運ぶ赤血球は、ビタミンB12と葉酸で赤血球の形を作り、タンパク質と鉄分でヘモグロビンを作る必要があります。そのため、無理なダイエットをすると栄養バランスが悪くなって生じますので、しっかりした食事をいただくことが大切になります。また、鉄分にも2種類存在し、動物性食品に多く含まれるヘム鉄と植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄は、そのまま吸収されやすいのですが、非ヘム鉄は1度、酸を用いて体内で化学反応させてヘム鉄に変えなければなりません。そのため、胃の全摘出をされていたりすると胃酸の分泌ができなくなるため、非ヘム鉄の吸収がしにくくなります。

そんな時は、ビタミンCで非ヘム鉄がヘム鉄へ変換されます。非ヘム鉄の食品を摂取する際は、柑橘類に含まれるビタミンCも共に摂取すると胃酸が無くても吸収効率が上がります。しかし、注意が必要なのが、お茶に含まれるカテキンなどのタンニンは、鉄の吸収を阻害するため食事中にお茶やコーヒー、紅茶を飲むのを控えた方が望ましいです。


いかがでしたか。貧血は脳の思考を遅らせたり、疲れやすくなったりしやすくなります。それだけでも皆さんの物事に対する効率を悪化させます。あまり無理をせず、食事を正すことから始めてみてくださいね。




387c8ef531311f3a0e779191a7b24ba9_s

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)