東京から新幹線で1時間半、名古屋からは特急「しなの」号で2時間半、長野駅へ。
長野駅から長野電鉄「ゆけむり号」・「スノーモンキー号」に乗って約1時間。

今回ご紹介するのは長野県「湯田中渋温泉郷」です。標高およそ600mの山の中にある温泉で、なんと1350年前からある温泉とのこと。別名「養遐齢(ようかれい)※」とも呼ばれています。そんな湯田中渋温泉郷やそこまでの沿線の魅力を色々ご紹介したいとおもいます!※遐齢とは長命長寿のこと。

①国の登録有形文化財に指定された、歴史ある駅がお出迎え!
長野電鉄に乗ること1時間。山の中に佇む立派でかつレトロな駅舎がお出迎え。昭和2年に作られた駅舎は温泉旅館の看板や暖簾があり、まさに温泉街の玄関口。
「温泉街にきた!」って気分をさらに盛り上げてくれます。駅前広場には足湯もあり、更には駅ナカ施設には日帰り温泉「楓の湯」もあるので旅行の疲れをひとまずリフレッシュできます。

②気持ちの良い山の空気!四季折々の顔がある山の景色が超魅力!

駅を降りた瞬間からもう絶景です。
山の景色、そして夜間瀬川沿いは温泉街の雰囲気!街のいたるところから温泉の湯気が出ているのもまた素晴らしいです。そして、信州の四季は夏涼しく、冬は雪深く。春は夜間瀬川沿いに咲く桜がとても綺麗で、秋は山が赤く色づき・・・四季折々で雰囲気がとても変わる山の景色もおすすめの一つ。

③レトロ「調」ではない。これこそが正真正銘の「レトロ」!
湯田中渋温泉郷の「他の温泉とは違う点」と言えば、行く方々が口にするのが「すごくレトロ」ということ。最近の温泉郷にありがちな「古い建物をイメージして・・・」という建物ではなく、実際に「築50~100年以上」の温泉宿が今でも現役で営業しています。

建物内も「ハイカラ」な場所が多く、これこそが昭和ロマンなのかなって思ってしまうほど。建物が古いからといってボロいわけではなく、どの旅館も綺麗で、本当にそんなに築年数が経っているのかなと驚いてしまうほどです。これこそ日本の宮大工さんの技術力なのでしょうね!
温泉も、もちろん歴史を感じる木造の作りで、入り口だけみたら神社のようです。温泉郷のメインストリートを歩けば古い町並みと雰囲気の良いおみやげ屋さん、外湯という無料温泉など、歩いているだけでレトロでホッとする素敵な場所ですよ。

最近では、その「昭和感」を活かし、昔あそびのイベントなども行われているそうです。ベーゴマやメンコなど。ちょっとノスタルジックに浸りたくなりますね!また、射的場や卓球など、昔の温泉街によくあった遊び場も多数あるので、温泉・食・レトロ以外でも楽しめるのがまたおすすめの一つです。

④あの映画のイメージになった旅館がある!
皆様は「千と千尋の神隠し」という映画は観たことありますか?あの映画の作中に出てきた、八百万の神様達が日頃の疲れを癒しに全国各地から訪れる「油屋」とっても素敵な作りをしていると自分は思います。その「油屋」が描かれる際、参考・舞台になった旅館が実は湯田中渋温泉郷にあるのです。

その旅館名は「歴史の宿金具屋」渋温泉街の中で一番有名な旅館で、200年以上の歴史のある老舗の旅館です。金具屋には4つの建物がありますが、昭和11年に完成した木造4階建ての「斉月楼」が「千と千尋の神隠し」をイメージさせてくれる建物です。
宮大工によって、当時のお金で10万円の建築費用をかけて造られた「斉月楼」は、「大広間」とともに2003年には国の有形登録文化財にも認定された建物で、夜はライトアップされており、記念撮影スポットとしても有名です。

温泉も浪漫風呂や鎌倉風呂など、様々な温泉があり、建物内も昔ながらの電話や、60年台を感じるポップな照明やチェア、湯婆婆が描かれた花札など。一度は泊まりたい!と思える旅館です。

⑤9つの外湯を巡って厄除けをしよう!
湯田中渋温泉郷には「外湯」という、湯田中渋温泉郷に宿泊した人限定、無料で入れる共同浴場があります。通常は地元の人たちだけが利用できるこの外湯ですが、渋温泉の宿泊客なら誰でも無料で利用することができます。宿泊した旅館で木札のついた合鍵を借りるだけでOK。

温泉街の中心にあって建物の真下から自噴する源泉をそのまま注いだ効能高い温泉がこんこんと湧く大湯を始め、眼病に効くと評判の目洗の湯、変色した木製の浴槽が情緒ある初湯など全部で9ヶ所あります。それだけでも魅力たっぷりですが、それだけで終わらないのが湯田中渋温泉郷。別料金300円で購入できる「巡浴祈願手ぬぐい」に各外湯に設置されたスタンプを押しながら歩く「厄除け巡浴外湯めぐり」という一風変わった湯めぐり。

1番の初湯から始めて9番の九番大湯まで順に入り、苦(=九)を洗い流して厄を取り除くという、語呂合わせではありますが面白い湯めぐりです。温泉を全部巡った後、78段の石段を上がり、渋薬師庵にお参りしてスタンプをもらい、満願成就となります。是非挑戦したいですね!
筆者が行った時は海外の方が浴衣姿で楽しそうに湯めぐりをしていたのが印象的でした。湯田中渋温泉郷は基本的に熱めなので湯冷めすることも少なそうなので挑戦もしやすいと思いますよ!

⑥あのゲームとコラボで盛り上がる!
こんなにレトロな雰囲気の温泉郷にも関わらず、最近「モンスターハンター」とのコラボを街ぐるみでやっています。街の自販機や、湯けむり号、商店などいたるところに「アイルー」の姿が。レウスがお湯を吐く温泉や、飛竜の巣や、オトモアイルーの像など、モンハン好きには行くしかないイベントがいっぱいあるそうです。モンハン合宿を湯田中渋温泉郷でするのも楽しそうですね!

くれぐれもやりこみすぎて観光そっちのけにならないように!モンハンとのコラボおみやげもいっぱいあるので、持っていたらちょっとした自慢にもなるかも?また、モンハンイベント期間中、長野電鉄もモンハンラッピングの電車や、長野駅の発車メロディーが「クエスト開始」時の音に変わったり、長野についた時点でモンハン熱が上がりそうですね。

⑦猿が温泉に入る!?
湯田中渋温泉郷から少し山方面へ向かうと、「地獄谷野猿公苑」という場所につきます。なんと、「雪の中にある温泉で暖かそうにグダグダするニホンザルを観ることが出来る公園」なのです。

温泉の中やヘリで暖かそうにするニホンザル達を間近で観ることが出来ます。また、ニホンザル自体が至近距離にいるのでちょっとしたスリルを味わうことが出来ます。動物園ではまず見ることができない、まったりとしたニホンザルたちも行ったついででもいいので見に行かれてはどうでしょうか!


箱根や日光や伊香保、下呂や高山など、メジャーな温泉に比べたらあまり知られていない湯田中渋温泉郷。
昭和レトロ感満載で歩いているだけでも楽しい温泉郷ですので、この、歴史ある温泉郷に是非足を運んでみては如何でしょうか!

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)