シドニーへ行ってから、最初の1ヶ月だけだった約束のホームステイは、あまりに心地がよく素敵な家族とも離れがたかったので、2週間延期をしてもらって、のんびり部屋探しをしました。最初は期限内にお部屋を見つけようとしていたんだけれど、海外での部屋探しは本当に容易ではなくてね。こりゃもう苦戦しましたよ。

毎日学校帰りに、一体いくつの部屋を見に行ったことやら。30軒以上みたんじゃないかな?日本みたいに、ひとり暮らし向けの部屋なんてモノがそもそも無いからね。少し安いな(1週間の家賃が100~110AU$くらい)、と思うと一部屋に何人も住んでいるような蜂の巣みたいな家だったり。この数も尋常じゃないんですよ、普通、日本なら1家族で住むファミリータイプのマンションに、115人以上の留学生が住んでいたりするのです。ルームシェア、リビングシェアと呼ばれる類のモノで、部屋やリビングまでもカーテンで仕切って集団生活をしている子たちも少なくないのです。わたしは正直、これに参加する勇気はなく、完全に一人でいられる空間部屋を必須で探していました。そうすると、ハウスシェアというのが主流になるのですが。一軒家を、一部屋ずつ分けて使うタイプですね。これで探していました。

できれば街が近いほうが良かったのですが、市街地で探すとほとんどがその蜂の巣のような状態で。諦めて少し郊外の家を探しに行くと、なんだか怖い雰囲気の家や、怪しい同居人が居たりして怯えて帰って来ることもありました。散々だったな。

そんなこんなで、大変なお部屋探し。だんだん家賃を上げて考えていき、少し良い値段(1週間の家賃が180AU$くらい)を出すとまずまずの部屋を見つけられるようになりました。背に腹はかえられまい、とその辺で検討を始めました。


その結果、ついに辿り着いたのはEdgecliff (エッジクリフ)という、少々高級な住宅街の中の一軒家でした。オーストラリア人の男性がハウスオーナーで、彼の他に、日本人の女の子がもう一人住んでいるという環境。私が入って3人暮らし、悪くないです。なにより、その部屋には可愛いテラスが付いていました。それが気に入ってしまったの。

素晴らしいホームステイをさせてもらったジェニーに、Edgecliff (エッジクリフ)に住もうと思う。とい+うと、「そこなら安心だ」と賛成して喜んでくれました。東京で言ったらそうだなあ、代官山とか渋谷の奥の方とか、そんな感じかな港区ではないな。とにかく、うるさい街からは少し離れていて、少しリッチな人たちが静かに暮らしているような場所でした。



オーストラリアでは、自分が部屋を出る時にその部屋を借りていた人が次に入る人を見つけるような習慣もあり、わたしがその部屋を見に行った時もそれまでそこに住んでいて、これから引っ越すのだ。という女の子が私に部屋案内をしてくれました。その子自体の印象はあまりないのですが・・。わたしがこの部屋に決めます。と改めてその子に連絡をして契約をしにいった時、その子が一瞬わたしの眼を覗き込むようにしてボソッと「頑張ってね」と言ったのを覚えています。

駅も近いし環境は文句なしです。引っ越しは、これまた親切すぎるホストファミリーが車で手伝ってくれて、簡単無事に終わりました。

オーストラリア人のオーナー(E)も、サーフィンと自転車とジブリが好きなおもしろい人で、日本のアニメーションをとても褒めていました。

もうひとりの同居人の日本人の女の子は、もと舞台女優さんという綺麗なお姉さん(S)でした。一緒に近所の公園に日焼けをしに行ったり、買い物に行ったり、大阪出身のひとで、たこ焼き器を日本から持ってきていて、私の友達や彼女の友達を呼んでたこ焼きパーティをしてくれたりもしました。そのたこ焼きパーティーの夜、彼女がちょとだけ酔っ払い、ボーイフレンドと部屋で喧嘩している声が聴こえましたが、私も少し酔って眠たかったので、いつの間にか眠っていました。


新しいお部屋は快適で、私のテラスはいつでも心地よく、絵をかいたり本を読んだりするのにとてもよい空間でした。遊びにくる友達もみんな、良い部屋だね、良く見つけたね、と褒めてくれました。私の自慢のお気に入りのテラスでした。

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