4月から新しい職場や生活など環境が変わり、6月も半ばに差し掛かり少し疲れが出てきたころではないでしょうか。

ストレス解消する方法は色々ありますが、たまにはゆっくりと読書して新しい世界をのぞいてみるのも気分が変わってよいものです。そんな時におすすめな小説家を7人ご紹介しましょう。


「小川 洋子

読売文学賞、本屋大賞を受賞した作品「博士の愛した数式」です。
とにかくほっとするお話です。全体の流れがゆったりとしているのがとてもいいのです。私と記憶が80分しか持たない博士、私の息子の3人で話は進んでいくのですが、博士は数学者であるので数学のこともよく出てくるのですが、数学嫌いの人ももう1度数学を学びたくなる不思議なお話。ハッピーエンドではないにもかかわらず、読み終わったあとに安堵感を感じることが出来ます。


「池波 正太郎

「鬼平犯科帳」。OLが選んだ上司にしたい人に選ばれたこともある鬼平こと長谷川平蔵の心意気に思わず、うんうんと頷いてしまうお話です。シリーズで23まであるので制覇してみるのも良いでしょう。とにかくスカッとするのでおすすめです。鬼平の部下に対する温かい心にもほろっとしてしまいます。
江戸時代の市民生活が書かれているのも、意外に興味深く読むことが出来ます。時代小説は読んだことがない方にも入門編としておススメです。気分をすっきりしたいときに読みましょう。


「平岩 弓枝

「御宿かわせみ」。こちらも時代小説のシリーズです。昭和38年に始まり、今でも続いているのは人気の高さの表れでしょう。江戸時代から始まりお話は「新 御宿かわせみ」になっています。主人公るいの周りで起こる市井の事件を解決していく物語なのですが、そのなかで女心の機微が細かに書かれていて思わず自分を当てはめてしまう場面が多くあります。
女性作家ならではの視線で書かれた女心は涙してしまう場面もあります。恋に疲れたときに読みたい1冊です。1話完結なのでどこから入っても大丈夫ですが、1話から始めてみるのも良いでしょう。


「星 新一」

ショートショートの神様と呼ばれる小説家です。ショートショートという言葉の通り、本当に短い小説なので普段本を読まれない方にもさらっと読むことが出来ます。最後にドキッとさせられる話が多いのですが、単純に楽しめます。
古い小説ながら現代のことを予言していたのではなんてことも所々に見られ、短いながらに読みごたえがあります。何も考えず、読書に熱中することが出来るので気分転換にぴったりだと思います。


「茨木 のり子」

有名な詩集です。確か金八先生の中でも使われたことがあったと思いますが、心に染み入る詩をたくさん書かれています。自分の心を見つめなおす良い機会を与えてくれます。何時の時代も人の心の底にあるものは変わらないのだなと考え、心が静まります。


「水野 敬也」

仕事で疲れたときに「夢を叶えるゾウ」をお勧めします。
かなり売れた小説で文庫化もされています。テレビドラマにもなりましたね。ふざけた調子で始まるお話ですが、落ち込んでいるときには勇気づけてくれます。
自己啓発本としては、当たり前のことが書かれているのかもしれませんが、ストーリー仕立てなので特に古臭さなどは感じません。疲れた時にはこのくらいの軽い感じが、心地よいのではと思います。まだ読んでいないという方におススメします。


「松本 清張」

女性を主人公にした「黒革の手帖」、「けものみち」などは昭和のかおり漂う小説なのですが、今でも面白く読み進めることが出来ると思います。主人公である女性の悪女となっていくさまも巧みに書かれていて、さすが昭和の文豪と唸ってしまいます。昭和の政界の裏側も書かれていて、そこも興味深いところとなっています。
自分にはあり得ない世界にしばし身を置き、悪女気分に浸ってみるのも気分転換になるかもしれません。


普段、あまり本は手に取らないという方も、たまにはゆっくりカフェで活字を追ってみると新しい世界が広がります。本を持って、新しい世界に飛び込んでみましょう。


CON_uehon15084810-thumb-1000xauto-13061

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)