ここ数年のジャイアンツの貧打には目を覆うばかりで、「どうしてこんなことになっちゃったの?」と思っていらっしゃる巨人ファン女子のかたはきっと多いことと思います。ただこの貧打、実は来るべきして来たどうしようもない現象で、これまで中心打者として活躍してきた選手たちの加齢に伴う身体能力の衰えが主な原因であることは明らかでした。
これに加えて原・前監督の長きに渡る采配にちょっとキレの鈍りが見えてきたことによるモチベーションの低下が加わって、2015年の巨人は逃すべくしてセ・リーグ優勝を逃がしたと言えます。でも、ご安心あれ。新生巨人の高橋由伸新監督は、ジャイアンツ女子のみなさんの期待を裏切りません。高橋由伸という人を20年に渡って見つづけてきた不肖の先輩にあたる筆者が、「新監督が組んでくるはずのスターティング・メンバー」をここに予測し、2016年のジャイアンツが劇的に得点能力をアップさせるということに、太鼓判を押したいと思います。


【1番 センター 立岡宗一郎 背番号58】
福岡ソフトバンク・ホークスより2013年のシーズンから移籍し、ジャイアンツに来てから左肘(ひじ)靱帯断裂の怪我をきっかけにして左打ちに転向した、野球センスにとても恵まれ攻守走3拍子揃った“切り込み隊長”です。高橋新監督が最も好むタイプの1番バッターなので、1番センターはこの人で決まりです。プロの1軍公式戦でまだ本塁打を打ったことがありませんが、開幕からスタメンに定着すればいきなり2ケタ本塁打を放つ可能性が極めて高いです。アグレッシブな新生高橋巨人を象徴する存在の25歳です。

【2番 ショート 坂本勇人 背番号6】
ここ数年やや精彩を欠くジャイアンツの看板スターですが、監督がヨシノブ新監督になったので、大丈夫でしょう。日本のプロ野球のショート・ストップの中で最もメジャーリーガーに近いリズミカルな守備力を持っているにもかかわらずその点を正当に評価されていないきらいがある坂本選手は、実はバッティングの調子がどうであろうと内野の要であり、外せません。
高橋監督はそれが分かっているので「最悪でも次につないでくれさえすればいい2番打者」として、少し肩の力を抜いて1年間プレーできる場所を用意するでしょう。まだ27歳になったばかりの坂本選手は、復活します。

【3番 ライト 長野久義 背番号7】
坂本選手同様ここ数年低迷中。ただ、体調万全で臨めそうな新シーズンは大化けの予感がします。そもそも潜在能力のあるスラッガーが30歳を過ぎてから本塁打数を増やす場合に共通する要因は、「本塁打を求められる立場」です。かつての末次利光外野手がそうであったように、ぶれることなくその役割を与えられればこの選手は応えます。31歳。

【4番 ファースト ギャレット・ジョーンズ 背番号5】
左の大砲がいなかったジャイアンツ打線のキーマン。本塁打があまりにも少ない超貧弱打線を修復するには、多少我慢してでもこのバッターを4番で使いつづけるしか選択肢はありません。34歳。

【5番 セカンド ルイス・クルーズ 背番号11】
新生ジャイアンツの一番の目玉はこの人です。守備で魅せることができる選手が少なかった巨人に、久々に「守りだけでもお金を取れる」二塁手が入団してくれました。ジャイアンツ女子のみなさんはクルーズの華麗なグラブ・トスをどうぞ存分に堪能なさってください。バッティングは千葉ロッテ・マリーンズ時代に確実性、勝負強さともに実証済み。超貧弱打線解消の救世主です。32歳。

【6番 レフト 堂上剛裕 背番号51】
潜在的に持っている長打力が同僚の大田泰示選手と同程度であったとしても、高橋新監督はメンタル面で堂上選手をスタメン起用することになるでしょう。シーズンを通してスタメン出場し、打率2割8分。20本塁打。70打点を自らにノルマと課して、今シーズンにかけてほしい未完のスラッガーです。もう若くはない30歳。

【7番 サード 岡本和真 背番号38】
あまり小さくまとまっていないところが魅力のスラッガーの卵。どっちみち超貧弱で1試合の得点能力がせいぜい1点か2点という打線なのですから、この岡本選手のような若手を誰よりも優先して使い、実戦で育てて行かねばなりません。数年後の4番候補はまだ19歳です。

【8番 キャッチャー 阿部慎之助 背番号10】
阿部選手ほどの大捕手には、キャッチャーとして野球人生を終わらせてあげるのが仁義というものです。高橋監督は仁義をよく分かっている人なので、阿部選手は(おそらく)現役最後となるシーズンを通して、捕手として、ボロボロになるまで頑張るでしょう。30本塁打を放って有終の美を飾ってほしいものです。37歳。

【9番 ピッチャー マイルズ・マイコラス 背番号39】
ご存知、ジャイアンツのエースはこの人です。菅野智之投手と違ってメンタル面が強いため、ここ一番のゲームの先発を安心して任せることができます。開幕もこの人でほぼ決まりでしょう。高橋監督はこの投手で15勝を見込んでいるはずです。27歳。投手として最高の頃です。


高橋由伸新監督は、常に弱い立場にある選手を擁護し、自分より権威も権力もある球団経営上の有力者に対して“堂々と物が言える”頼もしい青年監督です。ジャイアンツ女子のみなさん、期待しましょう!

<注:各選手の年齢はセ・リーグ公式戦が開幕する2016年3月現在の満年齢です>




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