毎日耳にする可哀想なペットの話。ペットを捨ててしまう無責任な人は後を絶たないようです。私たちにできることは何でしょう。

◆「犬の十戒」

皆さんは犬の十戒をご存知ですか。誰が作ったのかはわかりませんが、世界に伝わっている英文の詩です。実際には原文がありノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡していた「犬からご主人への11のお願い」が元になっているそうです。

【犬の十戒】

私の生涯は大体10年から15年です。あなたと別れるのは何よりもつらいこと。私と暮らす際は、どうか別れのことを念頭においてください。
あなたが私に求めていることを理解するまでには時間がかかります。
どうか私を信頼してください。信頼されることが、私の幸せなのです。
私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには他に友達もいるし、気晴らしがあるかもしれない。でも、私にとってはあなたが全てなのです。
私に話しかけて下さい。言葉はわかりませんが、あなたの気持ちは理解できるのです。
あなたがどんな風に私に接したか、私はそれをすべて覚えていることを忘れないでください。
私が言うことを聞かないと言って怒る前に、何か原因があるのではないかと考えてみて下さい。良くない食事、長時間太陽に照らされる環境、あるいは体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
私が歳を取ったら、どうか世話をしてください。歳を取れば、あなたもまた同じようになるのです。
「もう見てはいられない」、「私はここにいたくない」と言わず、私が旅立つその時まで、どうか一緒にいて下さい。あなたに寄り添っていると、私はうんと安らかでいられるのです。あなたを愛しているのですから。

これを読んだら誰しも責任を再度感じることと思います……。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい」、こちらも「犬の十戒」と一緒に有名な諺ですね。こちらも書いておきます。

子どもが生まれたら犬を飼いなさい。
子どもが赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子どもが幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子どもが少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして、子供が青年になったとき、自らの死を持って子供に命の尊さを教えるでしょう。

こんなに胸を打つ諺があるでしょうか。

◆「保護犬」について

日本では毎年8万頭もの犬が「保護犬」になり、そのうち5万頭以上の犬が刹処分されています。刹処分される犬をなくすために、犬を家族に迎え入れるときに「保護犬」が当たり前の選択肢になるように活動している団体がたくさんあります。普通にペットショップで犬を飼う場合に比べて様々な条件をクリアしなければなりませんが、それだけ覚悟を持って飼うことが出来るでしょう。

◆犬を飼う心構え

10年以上前になりますが、チワワのCMが可愛いと評判になりとても人気の犬種となりました。今でも小型サイズで可愛いチワワは人気ですが、たくさんの心ないブリーダーによって可愛そうな子たちも誕生してしまったのです。人気があるからといって無理な繁殖をし、劣悪な環境の中に置くという事が今でもどこかで行われています。

また、可愛いという理由だけでペットショップでまるでぬいぐるみを買うかのごとく買い、しつけもせずにいう事を聞かないからといって安易に捨ててしまう人も後を絶ちません。まずはしっかりとした心構えが必要です。衝動買いは危険。子犬はとても母性本能をくすぐられる存在です。でも大きくなるのです。そのことを忘れてはいけません。成犬になっても同じように愛情を抱けるかどうかシミュレーションをしてみましょう。

人のまねをしない。芸能人が飼っている可愛い犬と同じ犬が欲しいといった理由で飼うのは危険です。流行っているから見栄や体裁で犬を飼おうと思うのなら控えた方が賢明かもしれません。初めて犬を飼うときは自分が犬に何を求めているのか、自分の尺度で考えてみましょう。

子供にせがまれて飼う。動物はおもちゃと同じではありません。ペットをしつけるのは飼い主の仕事です。犬と生活するのに何が必要なのかをきちんと理解してからにしましょう。

犬との生活はとても心豊かになるものです。群れで生活する犬は大切なパートナーとなってくれることも間違いありません。でも、その前に飼い主として必要なことがたくさんあり、それをしたからこそ出来る信頼関係なのです。そこにはたくさんの苦労もあることを理解して犬との生活を楽しんでもらいたいものです。

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