1966年の6月30日から7月2日にかけてザ・ビートルズが武道館で日本公演を行ってから今年で50周年になります。当時のセットリストを見ると演奏された曲は1公演でわずか10曲あまりであり警備上の事情等があったとはいえ日本のファンが十分にビートルズの音楽を堪能できたとはとてもではありませんが言えないことでしょう。また、演奏された10曲あまりがその時点のビートルズにとってのベストな選曲であったとも言い切れません。そこで今回は、50年前の武道館公演のときには存在しなかった楽曲も全部ひっくるめた「その後も含めた正真正銘のビートルズベスト10曲」を、筆者の独断で、特に女子だけのために紹介したいと思います。


【HEY JUDE】

1968年リリースのポール・マッカートニー作品。ビートルズが1966年の日本公演時と比べても飛躍的にその音楽性を高めて行ったことを見せつける20世紀ロック音楽の最高傑作と言っても過言ではない楽曲。JUDEがジョン・レノンの息子のジュリアン・レノンのことだとか、ジョン・レノンのことだとかポール自身のことだとか、数々の逸話を持つ。ただし「DA DA DA」とも「LA LA LA」とも聴こえるリフレインの歌詞にかんしてはポール自身が歌詞原稿に直筆で「NA NA NA」と記していることから決着がついている。1971年公開のイギリス映画『小さな恋のメロディ』の中でジャック・ワイルド演じるトム・オーンショーが『退屈なクラシックなんか流すなよ。いかした曲にしてくれ。ヘイ・ジュードみたいなさ』と言ってるのはあまりにも有名。

https://www.youtube.com/watch?v=A_MjCqQoLLA


【LET IT BE】

1969年録音、1970年リリースのポール・マッカートニー作品。讃美歌ですね。

http://www.dailymotion.com/video/x5ik6u_let-it-be-paul-mccartney_music


【HEY BULLDOG】

1968年録音、1969年リリースのジョン・レノン作品。ジョン・レノンの本質があくまでもシンプルなロックンローラーであることを再認識させてくれる名曲。ハードロックの醍醐味がどういうものか、とりあえず触れてみたい女子はまずこの曲を聴いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=VeDOSHzK4jk


【GOLDEN SLUMBERS】

1969年リリースのビートルズ最後のアルバム『ABBEY ROAD』のエンディング・メドレーの出だしを飾るポール・マッカートニーの楽曲。筆者も生で聴くことができた2015年のポール・マッカートニー東京ドーム公演では3度めのアンコールで『これで本当に終わりだからね』とファンに納得してもらうために歌ってくれました。こんな贅沢な子守歌はありません。

https://www.youtube.com/watch?v=3xJlkrI3DLA


【I WANT TO HOLD YOUR HAND】

1963年リリースのレノン=マッカートニー作品。ビートルズ初期の代表作であり、天才児というのは労働者階級から生まれるのだなということを本当の意味で実感させてくれる曲。いいとこの坊っちゃん、嬢ちゃん。引っ込んでなよ。きみたちが逆立ちしたってビートルズにかなうわけはないんだからさ。

https://www.youtube.com/watch?v=i-Enaeia5c4


【WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS】

1968年リリースのジョージ・ハリスン作品。エリック・クラプトンが演奏しているギター・ソロが文字通り泣いていますね。

http://www.dailymotion.com/video/xqhhm8_beatles-while-my-guitar-gently-weeps_music


【THE LONG AND WINDING ROAD】

1969年録音、1970年リリースのポール・マッカートニー作品。男子はいつの日か、「友人」と別れる時がきます。女子のようには上手に友情を保ちつづけることができません。ポール自身がジョン・レノンとの別れ、ビートルズとの決別を心の中で予感しながら作った「悲しい曲」です。筆者は21歳のとき、当時在学中であった慶大書生会発行の『書生』第6号という雑誌(1980年、東洋館、定価180円)にこの曲をモチーフにした『遠い家路』という詩を発表したのを最後に慶応の友人たちと決別し、1年後に『朝日ジャーナル』という週刊誌でエッセイストとしてメジャー・デビューしました。『何度も笑った 何度も泣いた 何度も許した 何度も怒った』という詩でした。

http://www.dailymotion.com/video/x3j8gqu


【PLEASE PLEASE ME】

1962年録音、1963年リリースのジョン・レノン作品。『HEY BULLDOG』のところでも申し上げましたが、ジョン・レノンという人はどこまで行ってもシンプルな一(いち)ロックンローラーなのですね。

https://www.youtube.com/watch?v=oOiTYB4DezY


【MY LOVE】

禁じ手ですが、ビートルズ解散後のポール・マッカートニー&ウイングス作品。1972年録音、1973年リリースで作詞・作曲はポール&リンダ・マッカートニー夫妻です。寂しがりやのポールに可愛い子どもたちをのこしてくれた今はなき愛妻・リンダへの愛を歌ったラブ・バラードです。あらゆるロック、ポップスの楽曲の中で女子に一押しの曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=vx5QxoWCG-I


【HAPPY XMAS (WAR IS OVER)】

これも禁じ手。ビートルズ解散後の1971年にリリースされたジョン・レノン&オノ・ヨーコ夫妻の作詞・作曲による「永遠に残る、意味のあるクリスマス・ソング」である『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)』です。もともとはベトナム戦争を嘆き「争いを止めよう」とジョンとヨーコが“絶対的平和主義”の考え方を歌ったものですがリリースから45年が経った今でも世界のどこかでテロや紛争が起こるたびに「憎しみの連鎖を招くだけの報復は止めよう」と、ジョンとヨーコの意思を継いだ人たちによって世界中で歌い継がれています。

https://www.youtube.com/watch?v=yN4Uu0OlmTg




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