1966(昭和41)年7月17日に初代『ウルトラマン』が放送を開始して今年で50周年を迎えます。筆者は年齢的に『ウルトラマン』や「ウルトラシリーズ」をリアルタイムで楽しんできた世代ですが、カネゴンやケムール人といった怪獣・怪人たちの魅力はあるもののそれと対峙するヒーローがまだ存在しなかった『ウルトラQ』に親しんできた子どもにとって、無敵のヒーロー・ウルトラマンが登場したときの衝撃は、今でも忘れることができません。今回は、特に女子のみなさんに知ってほしいウルトラマンについてお話ししたいと思います。


【ウルトラマンコスモス】

怪獣を敵とみなさず共存可能な存在として、倒さずに「保護」するという、慈愛のウルトラマンです。2010年代の今日に生きるわたしたちにとっては、躊躇なく怪獣たちの首を刎ねていた昔のウルトラマンよりも親近感が持てると思います。主人公の青年・春野ムサシを杉浦太陽さんが演じているのも女子のみなさんにとっては嬉しいドラマといえるのではないでしょうか。2001年―2002年放送。

http://www.dailymotion.com/video/x2ok9b_%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9_music


【ウルトラマンマックス】

圧倒的な強さと純粋さで地球と人間を守る史上最強のウルトラマンである“ウルトラマンマックス”は、実は前番組『ウルトラマンネクサス』があまりにもテーマが重く営業的に不振であったため、その反省の上に立つことによって作られた作品でした。全体的なトーンはあくまでも明るく、人の命の尊さに絶対的な価値を置くと同時に怪獣や宇宙人たちの魅力に再びスポットを当てます。湖の守り神“ナツノメリュウ”やユーモラスな“シャマー星人”などのオリジナル怪獣・宇宙人をはじめ、ダークバルタン、タイニーバルタンといった超人気宇宙人の進化版。ゼットンやエレキング、レッドキング、メトロン星人、キングジョーといった伝説の怪獣・宇宙人が続々と登場してウルトラマン・シリーズの楽しさを満喫させてくれます。DASHのアンドロイド・オペレーターであるエリーの役で、まだ10代だった満島ひかりさんが出演しています。2005年―2006年放送。

https://www.youtube.com/watch?v=1TNuewYD2fw


【ウルトラセブン】

この物語は、ウルトラ警備隊の紅一点である友里アンヌ隊員(菱見百合子)とウルトラセブンであるモロボシ・ダン隊員(森次浩司)との、とても素敵な青春ラブストーリーです。女子のみなさんには是非そういった視点で、純愛ものとしてウルトラセブンを楽しんでいただければと思います。1967年―1968年放送。

https://www.youtube.com/watch?v=vAQ_ixp-gE8


【ウルトラマンタロウ】

「たとえヒーローであるにせよ、必要以上に神秘的な存在であるというのはちょっと……」という、1970年代に沸き起こってきた新しい感性の影響を、ウルトラマン・シリーズも受けました。ウルトラの父とウルトラの母の実子であり、ウルトラセブンの亡くなった実母の妹であるウルトラの母の子ということからウルトラセブンの従弟でもある“ウルトラマンタロウ”の登場です。また、孤児であったウルトラマンA(ウルトラマンエース)はウルトラの父とウルトラの母に引き取られ養子として育てられていますので、血のつながりはないもののタロウはエースの(義)弟でもあります。このように、『ウルトラマンタロウ』はそのコンセプト自体が“親しみやすさ”に置かれているため、ストーリーにも日本の伝統的なおとぎ話や寓話を題材とした作品が多くみられ、ウルトラマンシリーズ初のホームドラマに仕上がっているようなところがあります。1973年―1974年放送。

https://www.youtube.com/watch?v=Cv--Z6Ye1iI


【ウルトラマン】

円谷プロダクション初代社長で“特撮の父”・円谷英二氏の提案で、「人間に味方して怪獣を倒してくれるスーパーマンのような宇宙人」として登場した“初代”『ウルトラマン』。最高視聴率は42.8%に達し、子どもたちだけでなく大人もテレビの前に釘づけになりました。出てくる怪獣や星人たちは恐ろしいけれどどこか愛らしく魅力的で、「共存できるものであれば本当は倒したくないのだけれど」と子どもごころに思わせてしまうところこそが、まさにあらゆるヒーロー物語の頂点に位置する『ウルトラマン』の本質なのだろうと思います。自分の功績をけっしてひけらかすことなく黙って宇宙の彼方へ飛んで行くウルトラマンは“男のなかの男”の象徴として永遠に女子のハートをとりこにしつづけることでしょう。1966年―1967年放送。

https://www.youtube.com/watch?v=Y2l34SWu9AA




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画像引用元:KBS京都

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)