今年8月27日~28日に24時間テレビが行われ、感動に包まれながら無事終了しました。募金金額も2億3369万9751円となり、国民の力が結集した賜物だと言えます。今回のテーマは”愛~これが私の生きる道~”です。師弟愛、親子愛、夫婦愛、さまざまな愛のかたちが描かれていました。


◆ドラマ”盲目のヨシノリ先生”で描かれた”夫婦愛”とNEWS小山の"番組愛"

あらすじ・・・熱血教師に憧れ、中学校の教師となった新井淑則さん。しかし突然の網膜剥離により片目の視力を失い、教師を辞めざるを得ない状況になってしまう。網膜剥離が発症した人はもう片方の視力も失う人が多く、新井さんももう片方の視力を失い全盲になってしまう。絶望に打ちひしがれていた新井さんを救ったのは妻・真弓さんでした。また多くの人の支えによって次第に笑顔が戻り、再び教壇に立つことを心に決めるのであった。

このドラマのは実話を基に作られています。試写会でドラマを見た新井さんご本人は「始まってすぐぐっときてしまって。いろんな気持ちが入り交じって、ずっと泣いてしまった。」と話していました。苦しいことを共に乗り越えた夫婦の愛と、加藤シゲアキさんと沢尻エリカさんの迫真の演技で見た人を感動に包んだようです。

今回ドラマの中で新井さんのリハビリ医師は、先日逮捕された高畑裕太容疑者が演じていたが、急遽代役に24時間テレビメインパーソナリティーでもあるNEWSの小山慶一郎さんを起用したことが明らかになっていました。二日前の撮り直しという厳しい状況の中素晴らしい演技を見せ、感動したという声が多くあったようです。


◆マラソンランナー・林家たい平さんと師匠・林家こん平師匠の”師弟愛”

今回の24時間マラソンランナーを務めたのは長寿テ レビ番組”笑点”に出演している落語家・林家たい平さんでした。走った距離は、笑点の前司会者だった桂歌丸さんの本名・椎名巌(しいないわお)にちなん で、1(い)、0(わ)、0(お)、5(GO!)で100.5km走りました。51歳という年齢で100km走るのはかなりの負担になりますが、そこには 師匠・林家こん平さんとの絆がありました。

2004年にこん平さんが体調不良のために笑点を降板し、その代役に抜擢されたのが弟子のたい 平さん。しかし、こん平さんは”多発性硬化症”という難病を患っていました。この病気でこん平さんは、右手が麻痺していまい、落語家の命である声も上手く 出せない状態になってしまいました。しかし、2014年の24時間テレビで一夜限りの復活を果たし、たい平さんはこの諦めない心に感銘を受けたようです。

マ ラソンのスタートの時、こん平さんに「がんばれたい平 おれもまけない こん平」と、麻痺した右手で書かれたタオルをもらい、涙を流してよろこんだたい平 さん。走っている最中も首に巻き、ゴールした際もこん平さんと抱き合い、「師匠のおかげでゴール出来ました。」と語りました。


◆ガンで顔の半分を失った少年と母親の”親子愛”

皆さんは”横紋筋肉腫”という病気をご存知だろうか。この病気は体の骨や筋肉、脂肪などといった柔らかい箇所や関節に出来る悪性腫瘍のことです。塩川利音君は小学2年生の時に横紋筋肉腫と診断され、左の眼球と顔半分を失ってしまいました。この時のことを母は「この子が死んだら、私も生きていけないと思うほど怖かった。」と言っています。

しかし利音くんは手術後の自分の顔を見て「俺の顔、ゾンビみたいだ!」と笑い飛ばしたと言います。とても強い子ですね。母はその言葉を聞いてから「発想の転換が大事だと思う。失ったものを嘆くより、どう這い上がり生きていくかだ。」と話したと言っています。

芸人の今田耕司さんがこの家族に会いに行き、家族愛に触れたようです。24時間テレビ以前にも「Given~いま、ここ、にあるしあわせ~」というドキュメンタリー映画が放映され、利音君の他にも、他の難病と闘う二つの家族が取り上げられていました。この親子を通して、健康でいられることのありがたさ、生きていることのありがたさを再確認できました。


◆さいごに

24時間テレビは放送される度に「障害者ばかりを取り上げていて不謹慎だ。」「同情を誘う涙ばかりだ。」などの批判が多いのも事実です。NHKでも「バリバラ」という24時間テレビの裏番組で”【生放送】 検証!「障害者×感動」の方程式”という皮肉じみたタイトルの番組を放送しているほどです。

しかしその奥には私たちが考えなければならない事、人生においての大切さを伝えている番組ではないでしょうか。少なくとも今回の”愛~これが私の生きる道~”というテーマで考えるべきことがとてもたくさんあったのではないでしょうか。


24htv


(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)