自分の能力について折り合いをつけるのが大人になることだとしたら、自分や会社の天井を知ってしまった私たちにとってかっぴーさんの漫画「左ききのエレン」が胸を刺します。誰でも自分の目標や夢に向けて、自分に疑いのなかった時期があるものではないでしょうか。そして、わかっているつもりでも未だにもがき続けているものではないでしょうか。

「左ききのエレン」の主人公である朝倉光一は、大手広告代理店に務める駆け出しのデザイナーです。作中では、美大受験、美大時代、広告代理店入社と、デザインを志す主人公が社会をどう生きているのかがリアルに描かれています。

◆「オレは…オレの事ばっかりだ…」

作品の1話目は、広告デザイナー3年目の光一が仕事でチャンスを掴めると思いきや、現実はそこまで簡単にうまくはいかないところからスタートします。彼は仕事に対して努力していないわけでもありませんし、何にもできないわけでもありません。とはいえ自分の力量にも限界があって、思っている以上にパフォーマンスが出せない場面に、誰もが直面するものではないでしょうか。

まして、周りの評価というのは更に現実的に私たちを刺してきます。自分ではできているつもりというのは、社会ではまったく評価してくれません。人が見ている部分というのは一端ではありますが、そこが大きな部分を形成していたりもします。特にオレが、オレが、オレが、と自分だけしか見えていないことに気づいた時、自分のダサさに愕然としてしまうんですよね。

◆誰もが持っている人間らしくて泥臭い部分

作中ではキレイ事だけではない泥臭い心情がリアルに描かれているため、痛く共感する場面や刺さる場面がたくさん出てきます。実際に大人として冷静を保ってしまいがちなところでも、心の中ではたくさんの葛藤があるものです。それを他人に伝えることはまずありませんし、自分でも知らない間に見過ごしているかもしれません。

特に主人公の光一は自分に対する期待であったり、評価されないことの苦しみであったりを出してきます。彼ほどには熱くなれなくとも、自分の中に少しは根拠のない自己肯定感があるものではないでしょうか。誰もが現実と現実のギャップに苦しむ部分だと思います。

◆「左ききのエレン」は最新作&3話まで無料で読める

現在cakesで連載されている「左ききのエレン」は、最新作を期間限定、1~3話を無料で読むことができ、4話~月額登録をすると読むことができます。他にもたくさんの魅力ある作品があるcakesですから、登録してみても良いかもしれません。ぜひ皆さんも1度試しに読んでみてはいかがでしょうか。



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画像引用元:cakes『左ききのエレン』ページ

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