「Webデザイナーが佃煮になるくらい多い」と言われる昨今。独学でデザインはしてきたけれど、
いざ仕事となるとどんなデザインを頼まれるか分からないし少し不安。
分厚い参考書はあるけどどこから見たらいいのか分からない。そんな時どうしたらいいのか。
悩まずに済むコツを私事ですが5つにまとめたのでご紹介します。


#1 【参考書はやりたい事を増やしてしまうだけ?何を作りたいかしっかり固めて】
本屋さんで売られているIllustratorの使い方や参考書はどれも魅力的ですこし値段が高くて、
まるで知識の詰まった攻略本のように見えてしまう人も居るかと思いますが、
いざ仕事となると自分の出来る事と+αで手いっぱい&いざ調べ出したら
逆に時間がかかって怒られてしまう・・・ そんな事ありませんか?

新しい知識や技術を取り入れるのは自身を成長させる上でとても重要な事です。
ですが納期は待ってはくれません。
「今何を求められていて自分は何を作ればいいのか?」
というビジョンをしっかり頭にイメージした上で
「文字をこうしたい」「グラデーションをこうしたい」と、
必要とされる部分を身に付けながら技術を磨いていけばあなたの評価も変わっていくでしょう。


#2 【考えに詰まったらネットで検索?良いものはどんどん取り入れて自分のものに】
バナーデザインやwebデザインをしていると、1つのジャンルのみならず
幅広いジャンルで制作を任される事があるかと思います。
デザイナーになって経験が浅い人であれば
どうしたらいいか分からなくなってしまう事があるかと思います。
自分の中の引き出しをフル活用して絞りだしてもイマイチ・・・
そんな時は肩の力を抜いて、ネットで画像検索してみるのも一つの手です。

参考書よりも実際に使われているデザインを参考にしたり、
取り入れる事で自分の未知の才能が発揮されるかもしれません。
できない!やれない!作れない!と叫ぶよりも、
まずは冷静に外からの情報を取り入れるのもデザイナーが成長する上で
必要な要素と言えるでしょう。


#3 【全部覚える必要はない?ショートカットを覚えよう】
Photoshopやillustrator、その他諸々・・
書き出しやアンドゥ、リドゥ、コピー&ペースト機能など。
メニューバーから探し出して一回一回クリックして・・というのも正しい使い方だと思います。
でも仕事は時間が勝負。提示された〆切よりも早く納品したい方にアドバイス!

メニューバーから操作が必要なアクションが
複数のキーを同時に押す事で使う事ができる「ショートカット」。
作業時間を短縮する一つの武器にもなりますので覚えておいて損はありません。
いざ一覧を確認すると・・・膨大な数のショートカットがありますが、
普段使う機能のショートカットキーから覚えるのが習得の近道です。
例えばアンドゥ機能は[Ctrl+z] コピー機能は[Ctrl+c] ペースト機能は[Ctrl+v] などなど。

使い勝手を良くする為に自分で設定する人も居る程、
デキるデザイナーはショートカット機能を駆使しているのです。
個人的に気に入っているショートカットはWeb用に保存機能のショートカット。
[Alt+Ctrl+Shift+S]キーで使えるのですが、
成果物をjpgやgifに保存する際に必要なショートカットなのですが、
キー4つ押しってちょっとかっこいいなって思ったり。。しないですよね。笑 余談でした。


#4 【専門分野を磨くのも大切。でも、マルチな基礎知識は身に付けておこう】
私はこのソフトなら使える・使えないなど、
グラフィックデザインをする上で得手不得手はあるかと思います。
ですが、仕事をする上でこの理屈が通じない場合も時にはあります。
クライアントからもらったデータの形式が苦手なソフトの形式だったら、
苦手でも扱わなければなりません(笑)

そんな事を防ぐためにも最低限の機能や使い方など、
ちょっとした休憩時間に自分が続けられるペースで覚えれば、
スキルとして身に付きますし評価も良くなるかもしれません。

個人的にですが、PhotoshopとIllustratorは使えるようになっておいた方がいいと思います。
というのは、Photoshopは描いたり消したりピクセルだったり文字に効果をかけたり。
そういう面で強い反面、Illustratorはパスを曲げたり消したり、
ベクターだったり整列ツールできっちり動かせたり。
Adobeのソフトで相互性はあるとはいえだいぶ違うように感じています。
初めて就職した会社ではまだPhotoshopがかろうじて使えて、
Illustratorはパスがどうにか引けるくらいのスキルしかありませんでした。

そこではもうデザインの注意をされてはやり直し・作り直しの毎日でした(笑)
今考えると言われていた事全てが自分の為になっていると思っています。
...って話題が逸れましたね。すいません><
要は使えるソフトは多い方が良いという事ですよ奥さん!(雑)


#5 【時には自分を見つめ直す事も必要】
Webデザインに少しずつ慣れてくると、自信も少しずつ身に付いてくるものです。
そんな時に気を付けなければならないのは、
自分の作ったものを客観的な視点で見る事(インサイド・アウト)ができるかどうか、
これが重要になってきます。作るだけで満足するのではなく、
「このデザインならどうだろう」と向き合う事も大切です。
グラフィックデザインをする上で、
「どうしてこのデザインにしたか説明できるデザインをするよう」にと
先輩に教えてもらった事があります。
「ただなんとなく」といった理由ではクライアントを納得させる事はできません。


いかがでしたでしょうか。これらの事は私がWebデザインの道を進んで、
見て感じて学んだ事を書きだしてまとめたものになります。
こうして今もデザインをしながら記事を書けている事を嬉しく思っています。

記事のはじめの部分で佃煮にできるくらい今の世の中デザイナーが居る。と書きましたが、
これは私が専門学校時代の時にお世話になっていた講師の方に言われた言葉です(笑)

趣味で描いたり作ったりする事が好きな人が目指す職業というのが、
webデザイナーやグラフィックデザイナー。
ですが、好きな事を仕事にするという事は決して楽な事ではなく、
もしかしたらふとある事で好きな事が嫌いになってしまう事だってあるのです。
お金をもらって仕事としてデザインをするという事は、そういう事なのです。


編集後記
私はデザイナーの道を進むよりも、ホームヘルパーや介護職になったほうが安定しているよ。
と親や親せきに説得された時期が、高校生の頃にありました。
そんな中、私は親に内緒で気になっていたグラフィックデザインの専門学校の
体験入学へ参加し講座を受けてみて感じました。
“好きな事で仕事にしたい人がこんなにもいるのか”と。
その事を話したら親も参ったらしく、奨学金を借りて勉強する事を許してくれました。
専門学校での事は省略しますが、親の反対を押し切って自分が選んだ道に進んで、
悔する事も何度もありました。でも誰のせいにも出来ません。
今考えてみたらそれが自分にとって良かったんじゃないかと思っています。

これからWebデザインやそういう業界を目指す人も、
親が反対しているのであればもう一度冷静になって考えてみて下さい。
親の方が将来を見据えて助言もしてくれます。毎日ごはんや洗濯もしてくれます。
ですが、自分の意志を貫いて自分の道を突き進むというのはとても難しい事だと思います。
誰のせいにも出来ません。
って、アドバイスする為の記事なのに考えさせてしまってはいけませんよね。(笑)

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews-)