気がつくともう3月。送別会などで、おいしいものを食べる機会が多くなりますね。結婚式場にも使われているホテルでビュッフェスタイルのごちそうが出たり…。いろいろな料理があっておいしいし。せっかくだから食べちゃお。スイーツは別腹だもの、あと少しくらいいいわよね。ん?友達と飲みにいき、楽しく飲んだら〆はラーメンだよね楽しく飲んだあと、〆でラーメン。たまんないよね。行こう行こう♪あれ?食べ過ぎた…次の日、もうダイエット失敗かな、むくんでるし、自己嫌悪…なんて経験ありませんか?なんであんなに食べられたんだろう?


【いただきますとごちそうさまと感じる仕組み】
私たちが何か食べたいと思うのは、脳から出る満腹中枢と摂食中枢が働いているからです。摂食中枢が「栄養分足りなくなった」という指令をだすと、「お腹がすいたな」と何かを食べたくなります。このときは消化器器官が活発にが働いて、血液中の糖分が増えて脳に戻ってきます。すると、今度は「しっかり栄養分とったよ」と満腹中枢が働き、食べ終わることができます。気分よく食べ終わるには、満腹中枢と摂食中枢両方を満たさなければなりません。お腹いっぱいの時に、嫌いなものをみても「今、お腹いっぱいだから食べられない」と感じますね。ところがクッキーやケーキなど好きなものは食べられる。不思議ですね


【なぜ食べすぎてしまうの?】
おいしいと感じるとき、摂食中枢だけでなく、他の脳内物質が働きだします。それはβエンドルフィンやセロトニンなど気持ちを明るくしたり、脳細胞の活動を沈静化する物質です。セロトニンは「幸せホルモン」といわれるほど、明るい気持ちにさせてくれます。そして、好きなものがあって、たくさん食べてもOKというシチュエーションで、とてもおいしい、と感じるとβエンドルフィンやセロトニンが「もっといい気持ちになりたいな」と摂食中枢を刺激してしまうのです。目でみて「これは私が大好きなケーキだ、食べたい」と判断する

→口に入れる→おいしいもっと欲しいよ~という指令を出してしまう
→消化器官が活発に動きだす
→胃は、小腸に食べ物を送り込むようにせっせと働き出す

これでおいしいものが入るスペースができてしまいました。もっと食べたい♪という気持ちが勝ってしまいます。


【ごちそうさまになるのはなぜ?】
食事終了!にするにはどうすればいいのでしょう。普段は「もうお腹いっぱい」を感じる満腹中枢と「まだ食べたい」という接触中枢はランスをとっています。脳には「この量と栄養分でOKかどうか」という指令を出すGABAという物質があります。これはお腹いっぱいになったら、満腹中枢をブロックして「ごちそうさま」というシグナルを出します。満腹感は、「胃にどのくらい入ったのか」ではなく、「脳の満腹中枢が満足したか」の判断で決まるのです。そして、GABAは通常は正しく指令を出し、きちんと「ごちそうさま」ができるのです。でも、満腹中枢で働きを超える刺激があったとき「もっと食べたい!」という摂食中枢思いと、「ごちそうさま」という思いを比べると、「もっと食べたい」という思いの方が勝ってしまいます。
そして…体重計に乗ってガックリ…


【脳に栄養あげないと!】
おなかいっぱいになったと感じるのは脳。量ではなく、栄養素が必要。ついやってしまいがちな「テレビを見ながらポテチ」は絶対禁止!の食べ方になっていまいます。「ジャンクフード」といわれる食べ物は、カロリーは高いけれども栄養はほとんどない、というもの。つい気が付くと一袋開けてしまう原因の一つが、脳が「たくさん栄養をとったかた終了」という反応ができないのです。いくら食べても脳に必要な栄養素はまったくとれていない。ですから、高カロリーのものをとることでカロリーがオーバーするだけでなく、必要なものがないということでイライラしてしまいます。そのイライラを抑えるために余計に食べてしまいます。もう一つは、何かを見ながら食べるというのは、視覚から「おいしそう」「これだけ食べるんだよね」という情報もないので過食につながってしまいます。


【食べ過ぎないためには?】
栄養のバランスよく食べるのが一番、ということになりますが、それでも少し食べる量も減らしたい場合は「皿にきちんと盛り付けて、おいしそうにみえるように盛り付ける」こと「食べるのはこれだけ」脳に伝えることが大事。このときそれぞれの料理から一口分ずつ減らしていくと、無理なくカロリーダウンさせられます。このくらいの減らし方がもっとも無理なく続けられる食べ方です。疲れているときや、頭を使ったときに甘いものがほしくなるのは、働きからいって自然なこと。このときは氷砂糖や金平糖など「糖分だけをとる」こと。クッキーやケーキで紛らわそうとするとカロリーオーバーしてしまいます。


いかがでしょうか。身体のしくみをしりながら料理は楽しむことで、スリムな体型をキープするだけでなく、健康に過ごせます。できるところから始めてみてください。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)