◆日本語の使い方って意外と難しい
知ってると思って使っていたら実は勘違いだった言葉ありますか?ネタとして定着してしまったものも…。いろいろあるのですが、5項目をあげてみます。


1【勘違い】
例えばよく見られるのが
・やむおえない×
⇒バスや電車の「やむを得ず急停車することもありますので…」
という音を聞いて、勘違いしてしまったのでしょう。意外と多い使い間違いです。これは、「止むを」得・ないということで「望ましくはないがしかたがない。他にどうすることもできない」止むやめようとしてもやめることができないさま しかたなく。使い方「だれも引き受けず,やむを得ず私が引き受けた」こういうのはなかなか指摘しづらいものですよね。これは、勘違いですみますが、全く違う意味になってしまうものも。


2【意味が逆!】

・気の置けないは
1 気を許せない人
2 遠慮なく打ち解けられる人

どちらでしょうか正解は2です。
「置けない」というのが否定型なのでマイナスの表現だと思ってしまうのですね。「彼は数年来の親友で気の置けない間柄だ」というように使います。

・情けは人の為ならず
あまりに指摘されすぎて、余計ややこしくなっているようなので復習しておきましょう。お年寄りに=席を譲る⇒相手に「情け」をかけているように見えます。それをみて、「私も次は親切にしないと」と思う。それが巡りめぐって、あなたが年をとったとき席を譲ってもらえるのです。情けは自分のためなのです。

・奇特な人
「彼は最近ではなかなかお目に掛かれない奇特な人だ」
【奇特】とは、特別にすぐれていること。また,行いが感心なこと。近年,「こんなものを買うなんて奇特なやつだ」など,風変わりの意で使われることがありますが、これは間違い。「国語に関する世論調査」では,本来の意味で使っている人は約5怒り割。この字面ではほめ言葉だとは思えないかもしれません。「あなたは奇特な人だ」と言われた場合、はたして誉められたのかけなされたのか?難しいですね。


3【知らずにいると失礼なことに】

・枯れ木も山の賑わい
パーティーの招待状に「枯れ木も山のにぎわいですから,是非来てください。」なんて書いたものをみかけませんか?書いた方は「枯れ木も山のにぎわい」を,参加者が多くいた方がにぎやかになっていい,という意味で使ったようです。
でもこれは大間違いです!意味は「枯れ木でも山に趣を添える。」つまらぬものでも無いよりはましであるという意味。
木が生えていない山は殺風景だから、枯れてしまった木でも,多少の趣を添えることができるから,ないよりもあった方がにぎやかになってよい。という感じですね。これは、お土産を渡すときに「つまらないものですが…」というのと同じで招待した側がいうこと。間違えるととても失礼ですから気をつけましょう。


4【バイト敬語】
ファーストフード、コンビニエンスストア、ファミリーレストランなどでよく聞く、独特の間違い敬語のことをバイト敬語といいます。これを聞くとイライラする、という人も多いので気をつけましょう。

~例~

・よろしかったでしょうか?
「よろしかった」は過去形なので現時点のことには使えない。
(正)よろしいでしょうか?

・~のほう
(誤)お水のほうはいくつお持ちしましょうか
(正)お水はいくつお持ちいたしましょうか?
「名詞」+「の」+「ほう」は
1)方向や方角を指し示す時
2)いくつか選択肢がある中黒ハートの一つ
3)話題のものをぼかす」という3つの用法があります。
「水がいくつ必要か」を聞いているため、方角を聞いているわけではなく、「水」を持ってくるのは決まっているので、この用法は使えません。また、ぼかす必要は全くありません。

・~になります
(誤)1200円になります。
(正)1200円でございます。
「名詞」+「に」+「なります」「何かから何かになる」という意味です。

・~から
(誤)5000円からお預かり致します。
(正)5000円をお預かり致します。
「から」という言葉は「~から~まで」というように「起♪点」を表す場合や「~だから」という意味で用いられるものです。

・○○○の形になります。
(誤)「30分ほどお待ちいただく形になります」
(正)「30分ほどお待ちいただきます。よろしいでしょうか」
お客様を「待たせる」という相手にとって不都合な事情を伝える際に、「お待ちいただくことになります」や「お待ちいただいております」のような直接的な表現ではなく間接的な表現を使ってしまったのです。


5【紛らわしい】

・明るみになった×⇒「明るみに出た」と「明らかになった」が混ざってしまいました。

 ・痛い腹を探られる×⇒痛くもない腹を探られる

・「おざなり」と「なおざり」
「おざなり」は物事をいい加減にするようす「おざなりの計画」「なおざり」はあまり注意を払わないこと「規則をなおざりにする」


いかがでしょうか。知らずに使っていた、勘違いしていた、は誰にでもあることですよね。気になったら調べる習慣をつけてみてくださいね。

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