8020は「80歳になっても歯を20本残そう」というもの。若い時から、正しい歯磨きして頑張らないと難しいのですそして、正しく磨くのは難しいのです。いつ磨くのがいいのでしょうか?どきちんとやるとそのくらい時間がかかるのでしょうか。正しい歯磨きの仕方チェックしてみましょう。


【起きてすぐ磨く?朝食後に磨く?】
人によって、朝起きてから磨く人と、食べ終わってから磨く人がいますね。どちらがいいのでしょうか?朝起きたとき寝起きの口内は、1日のうちで最も汚いそうです。起きているときは、口内細菌は唾液で抑えられています。睡眠中は唾液の分泌が少ないので、口腔内細菌や細菌が作りだす毒素が増加してしまいます。睡眠後3時間で急激に増えだし、約8時間後には飽和状態に!

この菌と毒素で寝起きの口内が、ネバネバとしたり臭いがきつくなるのです。
では、歯磨きは朝ご飯の前と後、どちらがいいでのしょうか。できれば「両方」なのですが、時間的に難しいですよね。どちらか?というならやはり「後」です。口の中で繁殖した菌は膜状にこびりついています。これはバイオフィルムと呼ばれていて、うがいで取れるものではありません。夜間に菌が繁殖しないように夜寝る前の歯磨きを徹底しましょう。


【正しい磨き方は歯ブラシ選びから】
ヘッド(歯ブラシの毛がはえている所)は小さめのものを選びましょう。大きすぎると細かいところまで磨けません。 歯ブラシの柄はいろいろ工夫されたものが市販されていますが、ストレートのものが一番です。毛の硬さは普通かやや硬め。歯ブラシの毛は動物の毛よりナイロン製のもの方がいいですよ。動物製のものは柔らかすぎ。必ずしも「天然」のものの方がいいわけではありません。

本の指で鉛筆を持つように持ちましょう。5本の指で歯ブラシを握るように持つと力がはいりすぎ、すぐに毛先が開いてしまい歯垢を落としにくくなりますので注意しましょう。裏からみて毛がはみ出ていたら取り換えどきです。正しく磨けているかどうかは、歯ブラシがどのくらい持つかが一つの目安になります。だいたい3か月くらいで取り換えるのがよいとされています。


【歯磨き粉は何を使う?】
いろいろな歯磨き粉が売られていますがどれがいいのでしょうか。実は歯磨き粉の効果はあまり期待しないほうがいいのです。選ぶなら「歯に優しい」ことがポイント。白くピカピカ、をうたっているものは、研磨剤が多く歯を傷つけているかもしれません。ほかに、爽快感にだまされてきちんと磨けたかどうか判断できなくなります。歯ブラシを水にぬらすだけで、歯磨き粉をつけないで磨いてみましょう。歯磨き粉をつけないで磨いていると、自分の舌で歯に歯垢が付いてるのがわかるようになります。

歯垢(プラーク)は生きた細菌が集まったもので、むし歯・歯周病の原因です。歯と同じような色ですが、舌で触るとザラザラした感触がわかるでしょう。歯磨き粉を使いたい人は、最後に仕上げで歯磨き粉を少しつけて磨きましょう。量はブラシの幅の1/3くらいで、ぶくぶくになるほどつけるのは多すぎです。たくさんつけても、歯磨き粉の効果は変わりませんし、研磨剤を含んでいるので、つけ過ぎると知覚過敏になる場合もあります。


【きれいになったかみてみよう】
歯ブラシが歯と歯ぐきの境目まで当たっていないときれいになりません。鏡で確認しながら磨きましょう。 軽い力で20回くらい、歯を1~2本ずつ磨いていく感覚で優しく小刻みに動かします。歯ブラシの毛先が広がるのは強すぎです。歯の並び方で、でこぼこしている歯は、1本1本にハブラシを縦にあてて毛先を上下に細かく動かします。奥歯の背の低い歯は、ハブラシを斜め横から入れて、細かく動かしましょう。歯と歯ぐきに対しては45度の角度に毛先をあて、軽く小刻みに動かします。ハブラシの毛先を届かせるように意識して歯磨きしましょう。

歯垢残りやすい場所は

・歯と歯の間
奥歯のかみ合わせ
歯と歯ぐきの境目
歯並びがでこぼこしている所
生えている途中の歯

です。意識して丁寧に歯磨きしましょう。

また磨き終わった後に鏡で見ながら、上の犬歯の付け根を爪でひっかいてみて白いのりのような物がついたら、もう一度磨きなおしてください。丁寧に磨くと最低と3分かかります。10分くらいかかるという人もいます。実際磨いている時間はなんとたったの20秒。毎回3分でなくてもいいのですが、寝る前の歯磨きは時間をはかってやってみましょう。


【歯磨きをしないとどうなる?】
食べたあとは、細菌が糖分を使って酸を作るので、歯の表面は酸性状態となり、歯の成分であるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出してしまいます。睡液の働きで元の中性状態に戻るのですが、40分ほどかかってしまいその間はミネラルが溶けやすい状態になっています。

そのため、1日3回「食べたら歯磨き」の習慣をつけ、細菌と歯垢(プラーク)を取り除くことが大切です。しっかりとらないと、唾液中にあるカルシウムと反応して石灰化します。これは、2日間で硬い歯石となって、歯磨きでも除去できなくなってしまいます。毎日完璧に歯垢をとれるわけではないので、やはり歯石はついてしまいます。半年に一度は歯科でとってもらいましょう。


歯がきれいかどうか、も清潔感のある美人の条件です。また、ずっと健康でいきいき暮らしていくのなら、食べることは大切ですし、そのためのケアをすることは当然ともいえます。夜寝る前、砂時計が落ちるまで丁寧に磨いてくださいね。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)