食育と聞くととっても大規模な難しい印象を受ける人もいるのではないでしょうか。農業、漁業、流通、地域者化との連携などと聞くと乳児期から幼児期のこどもがいる家庭とは少し遠いような気もしますが、実はもっと簡単なものなのです。幼稚園に通い始めると給食やお弁当など家庭の外で食事をすることが始まります。その前に家庭でできる食育とはなんでしょうか。実は小さなこどもがいる家庭でもすでに毎日行っていることもあるのです。


<なんで食育が必要なの?>
現在では生活習慣病といわれていますが、つい最近まで成人病といわれていたことを覚えていますでしょうか。加齢等により大人だけがなると考えられていた成人病ですが、生活様式の変化などにより罹るこどもが増えていることがわかり、生活習慣病と呼ばれるようになりました。その原因の1つである食習慣。この食習慣を作る前にこども達が正しい知識を得て、適切な食習慣を身に着けることが食育の目標ともいえます。食育なんて小学校に行ったら学校でやってくれるからまだいいわ、という声も聞こえてきそうですが、小学校に上がる頃には食習慣の基礎となる部分ができています。とは言ってもまだまだ食事も十分にとれているのかどうか…という幼児期のこどもに食育なんかできないでしょ、とも思いがちですが、乳児期だからこその食育もあります。


<さっそく実践編>
幼児期とは言ってもまだまだ食べムラもあり好き嫌いや量が多い、少ないなど食事に関する悩みはつきないものです。そのような食事の中でできる食育。それはお母さんのお話です。孤食を避けるためにもまずは一緒に食事をしましょう。「さーてクイズです。にんじんは何色?」や「おかあさんはにんじんがすきだけど○ちゃんはなにが好き?」「お魚は海の中で泳いでるんだよね?」など食材の話をするだけでも十分食育になります。また食事のマナーも食育の1つです。マナーというととても難しいことのような気がしますが、「歩きながら食べない」「お口にものをいれたままおしゃべりをしない」など、当たり前のことだからこそ、小さい頃から身に着けるべき習慣ではないでしょうか。


<応用編>
一緒にご飯を作ることが食育と思っている方も多いと思いますが、こどもと一緒に作るとこぼされたり、たくさん入れすぎたり・・・と気持ちに余裕がないとなかなか難しいですよね。「よし!今日はやさしい気持ちでいける!」と思った日はぜひ一緒に挑戦してみてください。ただし、一緒に作るときは準備が大切です。たとえばハンバーグを手伝ってもらう、と思った日は混ぜる直前まですべて用意をしておきます。ボールに材料をいれるところからこどもに手伝ってもらい、「たまねぎは茶色いね~あまくなるようにママが焼いておいたよ」と話しながら「おいしくなーれってまぜようね」と声をかければこどもはお砂場遊びのような感覚で作れます。ここでも大切なのはただ混ぜるだけではなく食材の話をしたり、「パパもハンバーグ好きかな?おいしいって食べてくれるかな?」と作ってあげる喜びや作ったものを食べてくれる人がいて「おいしい」と言ってくれることの喜びなどまた作りたいと思う気持ちを育ててあげましょう。また、一緒に料理をする以外におすすめなのは「フルーツ狩り」です。都心に住んでいると簡単に土の中からさつまいもを掘ることはできませんが、イチゴ狩りやぶどう狩りなら休日に家族でお出かけしてできますよね。採ってその場食べられるのは最高の食育です。


食育と聞くと難しそうな印象を受けますが、日々の食事の中でも食材の話をしたり休日のお出かけを有効に使うことにより簡単に実践できます。「生活習慣病」という名前にある通りいい習慣を身に着けていくことがこども達が大人になったときの財産になります。まずはこどもと一緒におうちレストランを開いて家族を招待することから始めませんか?

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)