どんなに大好きな仕事でも、身体が疲れていたり、体調が悪かったりすれば、時には集中力が切れてしまうものです。でも、一生懸命仕事をしたい、という場合は、どうにかして集中力を持続させる必要があります。集中力を切らさず、午後も引き続き仕事をするために、どんなことをすればいいのか、その具体的な方法を紹介していきます。



【シングルタスクを心がけ、優先順位をつける!】
シングルタスクの対義語は、マルチタスクですが、これは、複数の仕事を同時に並行して行うことです。仕事ができるビジネスマンにはこれは、必須の能力だという人もいますが、本来脳というのは、複数の仕事を同時に並行して行うようには出来ていません。そこを無理にマルチタスクを実行させようとすると、オーバーヒートして疲れてしまいます。その結果集中力がなくなり、仕事の質も落ちてしまうのです。ですので、仕事をするときは必ずシングルタスクにすることが、集中力を持続させるためには重要なことです。手持ちの仕事に優先順位をつけ、優先度の高いものからシングルタスクで順番に効率よくこなしていくことで、脳が感じる疲労は、マルチタスクで仕事を行ったときに比べて格段に低くなるのです。




【作業興奮を有効活用する!】
作業興奮とは、いやいや取り組んだ作業も、いったんやり始めると気分が乗ってきたり、だんだん作業スピードが速くなったり正確度が上がったりする現象を言います。これは脳の側坐核に働く物質であるドーパミンが関係しています。この側坐核は作業のいわば、やる気スイッチですが、ある程度の刺激を受けないと発動しない、という性質を持っています。

そのため、いやいやでもかまわないので、取り上げず作業に手をつけましょう。集中してきたらそこで手を止めず、気分のおもむくままに作業を進めましょう。時間の経過とともに、この作業興奮がピークに向かって上昇しはじめます。作業興奮はピークに達すると次第に落ち着き、やがて低下し始めます。これは脳が疲労を感じたサインです。その時はいったん作業の手を止め、一息入れましょう。デスクで出来る簡単なストレッチをしたり、お茶を飲んだり、散歩したりしてリフレッシュしましょう。そうすることで脳が感じた疲労が次第に回復してきます。この、作業をする、集中する、疲れる、休憩するを1セットとしてとらえ、こまめに繰り返すことで脳はそのリズムを学習し、集中できる時間も次第に長くなっていきます。



いかがでしたか?どんなに忙しくても、スケジュールが詰まっていても、ほんの少しでいいので、必ず休憩を取るようにすると、トータルの作業量や作業スピードでみたときに、休憩しなかった場合と比べて歴然とした差が生まれることが分かるはずです。周囲の目が気になるときには、ガムをかんだりするだけでも違いますので、まずは、作業をする、集中する、疲れる、休憩する、という一連のリズムを脳と体に覚えさせるようにしてみてくださいね。

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