最近、フッ素入り歯磨き粉などよく見かけます。つい先日もお子様がおられる両親の方から、このような質問を受けました。「まだ子供がうがいや歯磨き粉の吐き出しができない為、フッ素入り歯磨き粉を飲み込んでいるのですが大丈夫でしょうか。」
おそらくフッ素の良い点をなんとなく知っていても、何がどうよいのか?フッ素は万能なのか?など詳しくはわからない事だと思います。毎日歯はケアする事ですので、少し豆知識として改めて覚えておきましょう。



【そもそもフッ素って?】
フッ素(F)は化学的に合成されたものではなく、自然界に広く分布している元素のひとつで、地球上のすべての動物や植物にも、そして、私たちが毎日飲む水や食べる魚介類・肉・野菜・果物・お茶などほとんどの食品に微量ながら含まれています。私たちの歯や骨、血液中や軟組織などにも必ず存在しています。フッ素はむし歯予防に欠かせないだけでなく、歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。そして、海水のフッ素濃度は1.3ppm、よく海外で水道水にむし歯予防でフッ素を混入(フロリデーションという)していますが濃度は0.7〜1.2ppmで、これらは全ての生物が海から生まれた証拠のようでフッ素にも興味がわくと思います。




【欧米では水道水にフッ素を添加!?】
フッ素は便宜上使われていますが、商品などに添加される場合はフッ化物と表記されます。世界で最も信頼出来る健康情報を提供しているWHO(世界保健機関)が奨めるむし歯予防法としてフッ化物の応用が言われており、効果と安全性が科学的証明されています。先に述べた水道水のフロリデーションについて、利点はその利便性にあり、身体に障害のある方、お年寄りの方、子供、大人だれもが小さな努力で平等にむし歯を予防できる点です。


そして、アメリカでは水道水のフロリデーションは20世紀における公衆衛生の10大成功事業の一つと言われています。そのアメリカでは多くの地域で、水道水フッ化物濃度調整によるむし歯予防が行われています。しかし日本では、水道水フッ化物添加について色々議論はされていますが添加には通常使用にまでいたっていない為、歯や骨を強くするためにも歯磨き粉もしくは洗口液などのフッ化物添加の製品を使うことをお勧めします。



【小さなお子さんへ歯磨き粉使用の注意点】
フッ化物も過剰摂取はよくないとも言われていますが、あくまで過剰に摂取ということですので、何でも言えることですが食べ過ぎ飲み過ぎ仕事のしすぎなど、様々な事柄において過剰はよくないというだけですので、あまり神経質にもなる必要はありません。私が質問をうけたお子さんのケースのように、毎日の歯のケアでどのくらいの量の歯磨き粉を使えばよいか、簡単な目安としてまとめました。

koramu

小さいお子様の場合は、うがいや水の吐き出しが上手にできないため、飲み込んでしまうことが多いです。ですので、それまでは、歯磨き粉を使わなくてもいいです。3ヶ月に1度定期的に歯医者さんへ通われて、歯の表面にフッ素塗布で十分です。成人の方も歯磨きをした際に入念にうがいをするのではなく、かるくゆすぐ程度でフッ化物添加の歯磨き粉の効果はあるといえます。



【正しい知識と興味を持って毎日の歯磨きをしましょう】
一生健康で美味しいご飯を食べたりするためにも、人前で素敵な笑顔でいるためにも歯をケアする必要があります。正しい知識で毎日の歯磨きにフッ化物を上手に取り入れることで、実はとても簡単に歯を丈夫にできるものだと感じられると思います。情報が多い昨今、興味を少しだけでも持って普段使われている口腔ケアグッズの成分表を見てみてください。きっと普段から何気なくフッ化物を取りいれていると実感できると思います。そのためにも、まずは歯をちゃんと毎日磨きましょう!


201452619221[1]

(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)