就職活動は大変ですね。実際の行動の大変さもありますが、それ以上にこころが受けるプレッシャーや焦り・不安との戦いといっても過言ではないですよね。どうすればいいのか、どこまでやればいいのか・・・先が見えない中で、一番良い方法を見つけたいと思いながら、一生懸命がんばっていらっしゃると思います。私は「こころの教育専門・メントレサポート」でストレス解消、トラウマ解消をしたい方向けにマインドフルネスの心理カウンセリングやメンタルトレーニングをしているのですが、そういったお悩みを持つ方に出会うことも今まで多くありました。

「自分なりに考えて動く」ことで、自分の人生を選び取るのが就活ですから、これは自立した大人の人生がスタートしたということです。でも中学・高校受験をして“合わない学校から合う学校に入り直す”のと、会社を入り直す“転職”はどちらの経験者が多いでしょう?そのくらい転職は当たり前の時代です。
絶対やり直しがきかないということではないし、就活の体験はうまくいくこともいかないことも、きっと社会に出た後で役立ちます!あなたを人として、豊かな人間に成長させてくれます。どうぞご自分を追い込みすぎることなく、頑張ってくださいね!

さて、ご自分なりにいろいろ考えながら行動して頑張っていらっしゃるのに、「~した方がいいのに!」「~しなさい!」と口出ししてくるご家族や周囲の方に、腹が立ったことはありませんか?ムカッ!ときたり、悲しくなったり・・・もちろん心配してくれているのでしょうが、頼んでもいないアドバイスは、プレッシャーを感じている時ほど、あなたを辛くさせてしまいますね。
私たちがものごとを選択する時には、2つのパターンがあります。「私は~したいから。」(気持ちで選ぶ)という選択と、「きっと~した方がいい。」という考え方(思考で選ぶ)による選択があります。気持ちと思考が一致していればいいのですが、納得していない・一致していないのに、気持ちを抑えて思考だけで選択をしてしまった時ほど、後悔は後からやってきます。親・周囲の口出しや手出しはある程度仕方ないと思えても過度になるとあなたを混乱、反発さたりしてあなたが落ち着いて考える事から遠ざけてしまいます。後悔のない選択をするためにも、これらの困った親や周囲の言動を知り、上手に対処していきましょう!

はじめに、これらの親の言動には、どんな心理が働いているのか見ていきましょう。
これらの心理は、大雑把に分けてしまえば、2つのケースがあります。



◆自分も親に同じことをされてきた
ご両親含め、口出し・手出しをしてしまう方のケースで、一番多いのがこのタイプです。おじいちゃん・おばあちゃんは、どんな方だったでしょう?自分も親として、同じことをしなくてはいけない気になってしまっています。

もちろんあなたを心配してのことなのですが、いつの間にか、自分(親自身)が「やりたい」という気持ちにはまってしまっているのです。自分が「やりたい」ことをしているということは、つまり主語は自分で、あなたではありません。あなたがして欲しいことをしているのではなく、自分がしたいことをしているのだということに気づいてもらいましょう。



◆自分が親に助けてもらえなかった
2番目に多いケースがこれです。ご自分が幼い時・若い時に、困ったり不安だった時、助けてもらえなくて辛かった体験があり、あなたに同じ思いをしてほしくないと思っているケースです。ご本人が忘れているような1度きりの体験がもとになっているケースもありますが、祖父母が忙しくて不在がちだったり、子ども(ご両親)への関心が薄かったりすることもあります。こちらもあなたへの思いやりから口出し・手出しをしはじめるですが、前述のケースと同様に、「やってあげたい」と思っている気持ちが主流になっている時は、主語があなたではありません。ご自分の辛かった体験を、あなたとオーバーラップさせてしまわないように、気づいてもらいましょう。




◆親に向き合うためのスタンスとは
どちらのケースも、自分がしたいことをしてしまっているというのは、お分かり頂けたと思います。では、どんな姿勢で親や周囲に向き合っていったらいいのでしょう?どんな対処法があるのでしょう?一番いいのは、聞き流すということですね。でも実際には、、これは一番難しい!(笑)けれどできるなら、ご自分の気持ちをしっかり持って、【自分がしたいことを選ぶ・自分が考えたことで選ぶ】という事を強い自分になるためのトレーニングとしてチャレンジしてみましょう。あなたに不安や揺らぎが見えれば、周囲は助けたくなります。強い気持ちが見えれば、助けるのを控えようという気持ちも出てきます。うまくいってもいかなくても、“結果は引き受ける・自分で解決する“という強い自分で行きましょう!あなたに一番影響を与えてくるのは親ですから、その親に揺らがない自分になれれば、最強です!




◆自分にも相談先があるのだということをアピールする

自分も親と同じことをされてきたご両親なら、親に代わってあなたをサポートしてくれる人がたくさんいることをアピールします。例えば、先生や先輩・学校の就職担当やエントリー先の担当の方など、「こんないい人がいる」「こんなに相談にのってもらった」という部分を伝えます。これらのプロの方々と自分で決めているから、アドバイスは聞いた時だけにして欲しいと伝えます。ご両親はあなたよりは先輩ですが、プロではありません。プロの方と比較して説明されれば、ご両親の口出し・手出しもトーンダウンしやすくなります。私ごとですが、実は私も去年やっと就活をしている子どもをもつ親 という立場を終えたばかり。
私たち親世代の持っている情報は、なんだかんだいって古い経験であり知識です。「エントリー」という制度ひとつない時代の経験なのですから、現役で経験されているしゅうにはかないません。まずはあなたが、そのことをしっかり認識してくださいね!そうすれば伝える時に自信ある態度で接することができて、伝えやすくなります。



◆あなたと親は違うことに気づいてもらう
自分が助けてもらいたかったご両親は、それはご両親の気持ちであり望みであるということを把握してもらいましょう。真剣さが大切です。長い説明は焦点がぼやけるので、極力短い言葉で伝えます。「お父さん(お母さん)はアドバイスされるのが嬉しいかもしれない。でも私はアドバイスされると混乱するタイプ。少し時間はかかっても、自分で考えて行動するから待っていて欲しい。アドバイスはこちらが聞いた時だけにして欲しい。」それでもだめなら、上記のように自分の相談先をアピールします。




◆「勝手にしろ!」と言われてしまったら
時々「勝手にしろ!」と言ってしまう親御さんがいらっしゃいますが、言われる側にとってこれは「勝手にしないなら知るものか!」「見捨てるぞ!」と言われているのと一緒ですね。脅されている気持ちにすらなってしまいます。脅して言うことを聞かせようとするのは、やはり間違っていると言わざるをえません。どんなに幼い子どもでも、親が差し出したもの(アドバイス)を受け取るかどうかは、その本人が決めることなのですから。言われた時は、悲しく不安な気持ちになるかもしれませんが、威圧的な言い方をしてしまう親御さんほど、すぐに気にしてまた自分から近づいてきます。なぜならこういう言い方をするご両親は、失敗に対する不安が一番強いタイプだからです。ご自分が失敗して傷ついた経験が、一番大きいのです。まずは親御さんの気持ちがおさまるのを待って、改まった雰囲気と落ち着いたことばで伝えましょう。「心配してくれていると思う。でも行動は自分で決めさせてください。自分にとって必要なことだし、自分で決めないと後悔してしまうから。」と・・・。




あなたの本当の自信は、失敗しないことで得るものではなく、失敗した時に自分で立ち直った体験から生まれます。立ち直れる自分を知っていることが、自分への信頼と自信につながります。だから、うまくいくこともいかないことも、みんなあなたの宝物になっていくのです。どうぞご自分を信じて、あなたが出会うべき会社に出会ってくださいね!

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)