昨今、重要視されている英会話教育。ええ、このご時世、世界に通用するには英語の教育は不可欠でしょう。もちろん私もそう思うので、英語は日常会話に支障がないほどには習得しています。でもそれはもう、世界では当たり前のお話です。

海外の高校生は、大学を選ぶとき世界規模で大学を考えます。なので、高校生でもしっかりと世界中のニュースを見て海外のことを知っています。日本はどうでしょうか、まだその割合はかなり少なく、かなりの少数だけが海外へ出ます。

大きな世界を知るのに、早すぎることはありません。井の中の蛙に成らないためには、少しでも早く世界の大きさと自分の小ささを知り、謙虚に学ぶ姿勢を手に入れることです。

でもまあ、その前に、日本の教育について言いたいのは、日本の「教える」ことの下手さです。中学校、高校と6年間も英語を勉強して「私は、英語は話せません」と、ほとんどの人の口から言わせる理由は何なのでしょう?そこを考えたらいいのに。

そして、一旦海外へ出ると、自分の自国に対する知識の無さに驚きます。たしか、社会科や歴史といった授業があれほどあったはずなのに・・。他の国の若者と比較すると、自分の薄学さに肩を落とします。何というか、それはもう、愛国心とかそういうレベルの話なのですが。他の国の若者は、自国へのプライドと愛をしっかり持って表に出ています。

その中で、自分も含む日本人は、なんだか基本的に、「まるで人のことも自分のことも何も理解せず考えていない」馬鹿な存在、のように目にうつりました。

日本の小学校や中学校、義務教育のうちに、日本の古き良き、食生活や自国の文化を学ばせることも大切でしょう。まず、小学校で着物を一人で着られるようなカリキュラムを入れるべきだと私は思っています。民族衣装である「着物」をほとんどの人が自分の手で着られないというのも、本当におかしな話です。大切にするべきモノを分かっていない証拠です。私は、着物が着たいが為に、22歳の時に音楽の傍ら、料亭さんのお手伝いで働くようになりました。仕事で着物の着方を教わり、一人で着物を着て帯を結べるようになりました。自分から着物に興味を持てて良かった。着物は着るだけで日本人としての誇りが持てる。今でも着物は大好きで、色々持っているのでたまに自分で着ますよ。

古き良き日本の文化には、学ぶべきことが山ほど隠されています。着物もしかり、食文化もしかり。昔の日本人は驚くほど色を上手く使いこなしているしね、とても勉強になるんです。日本が大切にしてきた四季の文化に合わせた四季折々の素晴らしい行事、私は料亭さんで働くことで改めて仕事としてそれらに触れ、しっかりと学びました。

簡単に言えば、お正月、節分、桃の節句、端午の節句、八十八夜、衣替え、お盆、十五夜、重陽の節句、七五三に、大晦日。言えばきりがないほどありますが。その月々、季節折々に、日本特有の素晴らしい行事があります。

普段の生活の中で、みんなはどのくらい知っているのかしら。


例えば、食文化の一例として、お正月7日に食べる、七草粥とかは聞いたことありますか?

七草粥とは何なのか、何が入っていて、何の為に食べるのかわかるかしら?

今の家庭じゃ出てくることも少ないし、こんなこと学校じゃ教えてくれなかったので、わたしは料亭さんで学びました。


「七草粥」とは、人日の節句(17日)の朝に食べられている日本の行事料理です。

春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って食べられる。祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われています。


セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、の七草。


7日の朝に粥を炊き、前夜歌と共に叩いた七草と塩を入れて七草粥にする。そして朝食として食べる。この行事は、平安や室町時代から続く行事なのに、今ではほとんど伝えていない。「お正月」についても、いったいどのくらいの人が正しい知識を持っているのだろう・・。

節分やひな祭りはまだ、一般的に理解されているね。

じゃあ、「十五夜お月さん」は、いつだかわかる?

旧暦の815日を「十五夜」「中秋の名月」というのよ。「中秋の名月」とは"秋の真ん中に出る満月"の意味で、旧暦では1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり、815日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになりました。

現在の新暦では1ヵ月程度のズレがある為、97日から108日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と呼んでいます。


どうでも良い、と思う人にはどうでもいいのかもしれない。でも、そんな風に、日本の古き良き事柄を忘れて知らずに子供を育ててゆくから、どんどん透明な実体のない不思議な人間が育っていくのよ。もっとまず大人が、日本のことを知りましょう。そして、子供にちゃんと日本の素晴らしさを教えて行きましょうよ。そして、誇りをもって世界に羽ばたけるようにしてあげましょうよ、全てはそこからじゃないですか?と、私は日々思っているのです。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)