レストランに行くとナプキンを使いますよね。目上の人がなかなか使わないとまだ使ってはいけないような気分になったりしませんか?筆者もレストランで働いていた時にナプキンの使い方がスマートな人も見たことありますし、何故かずっと使わない人も見たことあります。また、上司が使わないからかみんな使わないグループも見ました。宴会などでナプキンがお花や動物の形などに折られていると使ってはいけないような気持ちになりますが、そもそもナプキンの正しい使い方を知っていますか?難しいことは何もありません、一回読んで覚えて、堂々とレストランを利用しましょう。



◆ナプキンの使用目的って?
ナプキンの使用目的は大きく分けて2つあります。まず1つは膝の上に置いて、食事中に食べ物をついうっかりフォークやナイフから膝元に落としてしまった場合に衣服を汚すのを防ぐためです。また、もう1つは口元の汚れや指先の汚れを拭くためにナプキンがあります。ハンカチはトイレでも使うため、口元の汚れを落とすのには適さず、また「ナプキンが汚くて使えない」という意味にもなってしまい、ハンカチを使うことは失礼でマナー違反になってしまいます。口元を拭いたティッシュをテーブルの上に置くことはきれいではありません。指を拭くときも、膝元にあるため、さりげなく拭くことができます。また、果物の種や魚や肉の骨を口から出す時にナプキンで隠すこともできます。実はもう1つ、あまり知られていない理由があります。ワインを飲む前に口元をナプキンで押さえて飲んで唇の油分がワイングラスに移るのを防ぐ、という目的もあります。ワイングラスがベトベトになると、きれいではないし、油がワインへ移り、ワインの味が損なわれてしまうのを防ぎます。




◆ナプキンを膝に置くタイミング
ナプキンを膝の上に乗せるタイミングは食事が来る前です。また、全員が着席した後に膝の上に乗せて下さい。ただし、主席が広げてから、女性が広げてから広げるのがマナーです。読んでいる女性の方は上司などとの食事の時以外は自分から広げて下さい。また、サービスの方が料理を持ってきた時にまだナプキンがテーブルの上にあると、「どうぞナプキンをお取り下さい」と言われてしまいます。これを言われる前に必ず自分からとって膝の上に置いて下さいね。



◆ナプキンの広げ方
ナプキンの広げ方にもマナーがあります。少しずらして二つ折りにする、折り目を自分のほうに向けて膝の上に置くの一般的です。ナプキンの折り目が手前に来ていた方が、実際に口などを拭く時に便利です。もちろん、三角に折って使用したり、広げて置いても構いません。また、ナプキンを落としてしまったら自分で拾わずにサービスの方を呼んで拾ってもらいましょう。食事の途中に中座する場合には、テーブルの上ではなく椅子の座っていた部分にナプキンを置いて下さい。その時はナプキンの真ん中を持ち、三角形にして下さい。「まだ食事が続いています」という合図になります。




◆ナプキンを使用する際にやってはいけないこと
簡単なナプキンの使用するマナーですが、いくつかタブーがあります。サラリーマンの男性が夏におしぼりでやるように、額の汗をゴシゴシ拭いたり、鼻をかんだりする事です。そして、飲み物をこぼしてしまった時に、慌ててナプキンで拭く事も実はやってはいけない事です。何かをこぼしてしまったらすぐにサービスの方が対処してくれるので、倒してしまったグラスを立て直すくらいで大丈夫です。決しておしぼりやナプキンで拭かないでください。




◆退席時のナプキンの置き方
食事終了時は、ナプキンを膝から外しテーブルの上で、デザート皿の右上方に置きます。デザート皿が下げられていても右側に置いて下さい。また、実はナプキンをたたんでしまうと、「料理がまずかった!」という意味になってしまいます。ナプキンをたたむのを忘れるくらい料理がおいしかった、いう意味で適当に置いておくのが一番です。でも、くしゃっと置いておくのも気になりますよね。そういう方は、たたんだ時の端と端を少しずらしたり、三角形にして置いても大丈夫です。逆に言えば、食事の後のナプキンの置き方でそのレストランに対する評価を表現することができます。とても素敵なレストランだった場合はナプキンを適当にたたんで置きましょう。




どれも難しい話ではないので、なんとなく頭にいれておくとレストランでスマートになれます。いくつかあるタブー事項も女性ならやる方はいないと思いますし、とても簡単ですよね。退席時のナプキンの置き方に関してはやはりくしゃっと置くのは気が引けてしまいます。最近は高級なレストラン以外では店員さんもそこまで気にしていないと思うので、日本だったら、きれいにたたみすぎない、くらいでサービスの方に「おいしかったです」と伝えてげるのが良いのでは、と思います。これを機にナプキンもスマートに使えるようになって、さらには後輩などに教えてあげて下さい。

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(女子のお悩み解決コラム -WomanNews ウーマンニュース-)